助け合えなかったから、悔しかった【8/12 対ジャイアンツ戦●】
1点差で負けたのが悔しいわけじゃない。
ジャイアンツにやり返されたのが悔しいわけじゃない。
仲間同士で助け合えなかったのが、悔しかった。
1回裏、2アウト2塁で佐藤輝明の送球が後ろに逸れた。ボールが転がる間に2塁ランナーが先制のホームを踏んだ(記録は佐藤輝の失策)。
守備が乱れる間に入った1点が、結果的にこの試合の勝敗を決した。
敗戦の原因を誰か1人に押し付けるのは簡単だ。深く考えずに済むし、そうやってスカッとできるときもあるだろう。
けど僕は、誰かのミスをカバーできるタイガースであってほしいと思う。今回の1点を取られないようにすることも当然大事だけれど、今回みたいな失点したときは反対に2点を取り返してくれるチームであってほしいと思うのだ。
野手陣だって初回いきなり先頭打者の出塁を許した西勇輝のことを助けようと守っていたはず。西もまた、初回の失点が尾を引かないよう、点を失った初回以降はスコアボードに0を並べた。
終盤に代打で登場した島田海吏は2ベースヒットを放ち、一打同点のチャンスを作った。
グラウンドに立っている選手たちは、誰かひとりに敗戦の責任を押し付けようとはしていなかった。
だからこそ、結果的に互いを助け合えなかったことが悔しいのだ。

応援している僕がもどかしく感じているのだから、きっとグラウンドで戦っている選手たちだってもどかしい思いを持っているはず。きっと持っていると思いたい。
ペナントレース残りの試合、お互いを助け合えるシーンが1つでも多く見られることを願っている。そうした場面が増えていけば、おのずとチームも良い結果が出ているはずだから。
