第30回キャリアコンサルタント試験に合格しました
キャリアコンサルタント試験に合格しました。
この資格を取ろうと思った一番の理由は、
子どもたちが「学校にいる間」だけでなく
その先まで見据えた支援がしたいと感じるようになったからです。
スクールカウンセラーとして、小中学校で子どもや保護者、先生方と関わる中で、
高校進学、大学進学、その先の進路や就労へと、
支援が連続していく必要性を強く感じてきました。
学校の中だけで完結しない支援。
そのために、キャリアの視点をきちんと学び直したいと思いました。
もう一つ大きかったのは、
学校コミュニティへのアプローチには、コンサル的な視点が必要だと感じるようになったことです。
個人への支援だけでなく、
学校という「組織」そのものにどんなふうに関わり
関係性に自分がどう作用するか。
この視点は、今後の実践にも欠かせないものだと感じています。
今回の試験は、実務経験ルートで受験しました。
※キャリアコンサルタントの試験は
実務経験3年以上での受験ルートと
養成講座を受講・修了するルートがあります。
これまで心理学を学んできたこと、そして過去に人事の仕事に携わっていた経験があったこともあり、
学習期間は約3か月ほどで、一発合格することができました。
スクールカウンセラーの仕事では、
保護者同席での面接や、保健室での対話など、
さまざまな場面で臨機応変な対応が求められます。
スーパービジョンでのロールプレイにも慣れていたため、
試験本番でも過度な緊張はありませんでした。
試験を通して強く感じたのは、
求められているのは「テクニック」ではなく「倫理」だということです。
うまく話せるか、きれいにまとめられるか、
そういった小手先の技術以上に
相談者の自己決定を本当に尊重できているか
誘導せず、支配せず、寄り添えているか
そこを見られている試験だと感じました。
キャリア支援は「正解を与える仕事」ではなく、
その人が自分の人生を選び取っていく力を支える仕事なのだと、
あらためて実感しています。
この資格を取ったからといって、
明日から何かが劇的に変わるわけではありません。
でも、これまで現場で大切にしてきた関わり方を、
より長い時間軸で、安心して続けていくための土台がひとつできた。
そんな感覚があります。
これからも、必要な場所で、必要な形で。
学び続けながら、支援を続けていきたいと思います。
