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ひぐらし鳴く

なんだか一気に暑さが和らいで朝晩は涼しいくらい。日中はまだまだ蝉時雨ながら、ツクツクボウシの声が聞こえたり、蝉の選手交代に季節の変化を感じる。ヒグラシは日本にしかいないのかな。日本以外の国では彼らの声を聞いたことが無い。ヒグラシの声は、夏の終わりの象徴のようで、どこか切なさともの悲しさを含んでいる。

春に半年の科目履修生として入学した放送大学も単位認定試験が終了し、在籍期間もあとわずかとなった。様々な科目を学べて楽しいので来期も学びたいと思ったけど、海外在住者はやはり半年単位でしか在籍できない。そうすると半年ごとに入学金を(多少割引があるとはいえ)払わなければいけないので、長い目で見ると全科履修生より2倍も3倍も学費がかかってしまうのが痛い。ひとまず来期はお休みして、日本に帰った時にいつでも出願できるように書類を準備しといて、来年全科履修生として入学しようかな。

この前、堀辰雄の『晩夏』を読んでいたら、木目菓子バウム・クウヘンとか、雀斑そばかすとか麺麭パンとか、さまざまなフリガナ表現が出てきて、日本語って、意味と音を分けて考えるからおもしろいなって思った。音声で「そばかす」って言われたら、肌の茶色の点々しか頭に思い浮かばないけど、文字で雀斑そばかすって見ると、雀が散らばったような可愛らしい印象になる。音声と文字で抱く印象が変わるのがおもしろい。

さて、お盆だね。夏が終わっていく。

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谷川マリ 最後までお読みいただき、ありがとうございます!