⑱抵当権③(優先順位)
今回はーー~♫
「”同じ不動産に抵当権がいくつも付いていたら”
誰から先にお金を回収できるの?」
というお話です☆☆
例えばーー、
A銀行から2,000万円借りて抵当権を設定。
その後、
B銀行からさらに1,000万円借りて、
同じ土地にもう一つ抵当権を設定。
もし返済できなくなったら…
「A銀行とB銀行、
どっちが先にお金を受け取れるの??」
答えはーー、
登記した順番です☆☆
これを
「抵当権の優先順位」といいます♪♪
まずは演習からいきますーー~~~
ー・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
①ミニ演習(5問:事例中心)
【問題1】
A銀行は1番抵当権、
B銀行は2番抵当権を設定した。
競売の結果、
代金はA銀行の債権額だけで全てなくなった。
B銀行は弁済を受けられるか。
【問題2】
A銀行が先に抵当権登記をし、
B銀行は後から登記した。
貸した金額は
B銀行の方が多かった。
優先順位は
B銀行が先になる。○か×か。
【問題3】
A銀行(第1順位)
B銀行(第2順位)
競売代金は3,000万円。
A銀行の債権額は2,000万円、
B銀行の債権額は1,500万円だった。
B銀行はいくら配当を受けられるか。
【問題4】
第1順位抵当権者が
債務を全額回収し終えた。
残額がある場合、
第2順位抵当権者にも配当される。
○か×か。
【問題5】
A銀行は先に抵当権設定契約をしたが、
登記は後から行った。
B銀行は契約は後だったが、
先に登記を済ませた。
優先順位はA銀行が先になる。
○か×か。
②正解+根拠(条文・一言理解)
【問題1】
正解:×
競売代金を第1順位で全て使い切れば、
第2順位には配当されない。
【一言理解】
先順位が全部もらって残りがあれば次。
【問題2】
正解:×
優先順位は貸した金額ではなく、
登記の先後で決まる。
【一言理解】金額より登記が勝負。
【問題3】
正解:1,000万円
まずA銀行が2,000万円を回収。
残り1,000万円がB銀行へ配当される。
債権額は1,500万円でも、
残金までしか受け取れない。
【一言理解】前順位の残りを受け取る。
【問題4】
正解:〇
第1順位へ配当した後、
残額があれば第2順位へ配当される。
【一言理解】順番に配当される。
【問題5】
正解:×
抵当権の優先順位は契約日ではなく、
登記の順番で決まる。
【一言理解】契約より登記。
③ひっかけポイント
① 「契約日」と「登記日」を混同
試験では、「先に契約した」がよく出ます。
しかし重要なのは登記の順番☆
契約日は関係ありません。
② 「貸した金額」が多い方が優先と思う
2,000万円より
5,000万円貸した銀行が後順位なら、
先順位にはなれません。
優先順位は登記のみで決まります。
③ 配当は順位ごと
競売代金は、まず第1順位
↓
残れば第2順位
↓
さらに残れば第3順位、という順番。
途中でお金がなくなれば、
後順位には配当されません。
④ 「抵当権が複数付く」ことを知らない
一つの土地や建物に
抵当権は複数設定できます。
そのため、
優先順位という考え方が必要になります。
⑤ 「順位は変更できない」と思い込む
原則は登記順ですが、
利害関係人の承諾など一定の要件を満たせば、
順位を変更できる場合があります。
行政書士試験では、
まずは「基本は登記順」を押さえる☆
④一行まとめ
抵当権の優先順位とは、
同じ不動産に複数の抵当権がある場合、
「登記の順番」に従って
競売代金から優先的に弁済を受ける仕組み。
貸した金額や契約日でなく「登記」が勝負☆☆
次回は~~、
『⑲債務不履行①(履行遅滞)』
"行政書士資格"をワシは取るんじゃー~ぃ♫
ー・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
『加納光メソッド実践』
今日も、
師匠と仲間と共に ♪♪
#行政書士
#行政書士試験
#行政書士試験勉強
#民法
#抵当権
#抵当権の優先順位
#担保物権
#資格勉強
#法律学習
#ワシは取るんじゃー
