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DMMバヌーシーには「解約」はなく、「放棄」しかない。

DMMバヌーシーの解約ルール、ちゃんと読んだことがなかった。

自分の中で一番ぼんやり残ってたのが「月額負担があるなか辞めたくなったらどうするの?」という疑問だった。自分ごとなのに答えが曖昧だったから、公式FAQから調べて該当箇所を読んでみた。

※公式FAQ:ファンドを中途解約したいのですが、どのようにすればよいですか?

そしたら、そこに書いてあった単語に震えた。

「放棄」。

解約じゃなくて放棄だった。

具体的には、ファンドを中途解約したい場合、希望月の20日までにメールで依頼する。ここまではまあ普通か。問題はそのあとの一文で、特定の競走馬だけでなく、持分をすべて放棄することになる、と書いてある。つまり3頭出資してる自分がもし辞めたくなっても、特定の1頭だけ手放す選択肢はなくて、3頭まとめて放棄するしかない。

しかも中途解約後は、取引ツールにログインできない。新規出資申込もできない。要するに、一度辞めたら二度と戻ってこれない。

返金についての説明は、このFAQでは出てこない。「解約」じゃなくて「放棄」だから、そもそも戻ってくるものとして扱われていない、という整理になるでしょう。

株とか投信の感覚とは、一口馬主は違うのね。株は1銘柄だけ売って他は残せる。投信も部分解約できる。でも、DMMバヌーシーはそれができない。

他クラブのルールはまた別途調べるとして、今回はDMMの話に絞る。DMMバヌーシーは、全放棄か継続か、の2択。

この不可逆さを、出資する前に知っていた方が良いね。

ただ、これは別にDMMが悪いという話じゃなくて、スキームがそういう設計、というだけだと思う。出資時点で持分価値を「ここまで」と決めて、売買も分解もしない。途中退場はあるけど、退場の扱いは厳しい。

シンプルと言えばシンプルだ。

バヌーシー3頭で出資している自分にとって、「損切り」という言葉は事実上存在しない。3頭のうち1頭がダメでも、残り2頭のために3頭まとめて放棄する選択は取らない。合理的な撤退ラインが設計されていない商品を買った、ということになります。

正直、出資する前は意識できていなかった。汗

じゃあ自分は今後については、全放棄の選択肢は使わない前提で、買う時に納得して買う、しかないのだと思う。

この1年、買う時は募集動画の熱にあてられてたし、直感とか血統のロマンで申し込んでた部分もある。オディオペルデレなんかまさに「ラヴズオンリーユーの子だから」で申し込んだし、スウィッチインラヴも血統でシビれてたし。

でも、「買ったら途中で逃げられない」を前提に置くと、募集時点の判断がもっと重くなる。4頭目以降は熟慮して判断したいと思う。

というわけで、今回わかったのは、DMMバヌーシーは辞め方じゃなくて、始め方で勝負が決まるクラブだということ。

出資する前にこれを知ってる状態で入るのと、知らずに入るのとでは、天と地ほど違う。なので、これから始める人は、買う前にまずこのFAQを読むべき、と言いたい。


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