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テレビスターと利益相反

昭和の時代には、国民が触れることのできるメディアで、最も影響力を持つものはテレビだった。

テレビは、たくさんのいわゆる"スター"を生み出した。
それ自体は、悪いことではないと思う。
国民はスターを見て感動したり、勇気づけられたりしただろうからだ。

だが、テレビはスターを称える。素晴らしい人だ。
価値のある人だと。そしてスターは自分を称えるテレビ局から、お金をもらう。

テレビ局は、スターをテレビに映すことによって、
視聴率を稼ぎ、スポンサーからお金をもらう。

スターの国民人気が上がれば上がるほど、視聴率が上がり、テレビ局の収入が増える。

最初に国民がどう思っていたかに関わらず、テレビは
スターを作り出し、自らそれを称えて、国民に素晴らしい人物だと強く認識させる。それによって、自分たちテレビ局の収入が増えていく。スターの収入も増える。

この現象は、「そもそもテレビは国民のためにある」
と考えると、一種の利益相反にあたるのではないだろうか。

「利益相反(Conflict of Interest)」とは、ある人や組織が、本来果たすべき責任(顧客や会社への忠実義務など)と、自分自身の私的な利益や別の利害関係が対立し、公正な判断が損なわれる、または疑われる状態を指します。

wikipedia



テレビ局もいち企業だから、企業としての利益追求が必要なことは当然だ。だから、このテレビスターを作り出すこと、つまりエンタメの範囲については、悪だとは言えないだろう。

だが、国民の公共の財産である電波を独占しているテレビには、たとえ民放であっても、公共性の担保という明確な使命があるはずだ。

したがって、ニュースや政治の報道について、自分たちがこのような利益相反に陥ってないか、テレビは今こそ自問してみてはどうだろうか。


100ワニなんかは、その利益相反が国民にバレた最も大きな事件だと思いますよ。電通さん。




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