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ビジネスでやりがちな差別化の危険な罠

どうも、タイガー軍師です。

今回は、個人ビジネスや中小企業が陥りがちな「差別化の危険な罠」についてお話しします。

👦「うちは小さな会社だから、大手の真似をしても勝てるわけがない!大手がやらないユニークなことをやらなきゃ!」

……もしあなた自身や、あなたの周りの経営者・個人事業主がこう意気込んでいるとしたら、かなり危険な兆候です。

今回は、「大手と違うことをする」という言葉の裏に隠された、恐ろしい勘違いの正体をお伝えします。

🐯 大手と違うことをしないと勝てない錯覚

「大手企業には資金力も知名度もあるから、真向勝負しても絶対に勝てない。だから誰もやっていない独自のやり方で勝負するんだ!」

よく聞くフレーズですし、一見するとすごくカッコよく聞こえますよね。

ですが、ちょっと待ってください。

「大手と違うことをする」ということだけにこだわった結果、「誰も求めていない、ズレたおかしなやり方」になってしまったら、待っているのはただの失敗(赤字)だけです。

逆に、一見すると地味で面白みがないように見えても、「大手の良いところ、お客様に支持されている仕組みを徹底的に真似する」方が、圧倒的に成功する確率は高くなります。

例えば、あなたがこれからゴルフを始めるとします。

上手くなりたいなら、最初に何をしますか?

きっとYouTubeでプロのスイング動画や解説を見て、まずはそのフォームを真似(型を模倣)しようとしますよね。

間違っても「俺はプロとは全く違う、誰もやっていない打ち方をゼロから開発するぜ!」とはならないはずです。

しかし、ビジネスの世界になると、なぜか「プロ(大手)の真似」を嫌がり、完全な自己流で頑張ろうとする経営者が後を絶ちません。

大手企業が採用しているビジネスの仕組みは、膨大な時間とお金をかけて「これがお客さんに一番喜ばれ、一番コストがかからない」と証明された「完成された正解ルート」なのです。

🐯 プライドを捨てて激変した「ある小さな印刷会社」の事例

ここで、私の知っているある小さな印刷会社の事例をお話しします。

その会社は長年売上が上がらず、経営に悩んでいました。

そこで社長は、「社内の作業をすべて書き出して、徹底的に無駄を洗い出そう」と考えたのです。

社内の全工程を書き出し、「誰が、どれだけの時間をかけてその作業をやっているのか」をすべて見える化しました。

すると、誰も予想していなかった驚愕の事実が判明したのです。

なんと、自分たちが一番情熱を注ぎ、一生懸命汗を流していた「自社工場で印刷する工程」こそが、会社の中で一番利益を削っている(赤字の原因になっている)ということが分かりました。

自分たちで古い機械を動かして印刷機を回すと、人件費や維持費で毎月50万円もかかってしまい、働けば働くほど赤字になっていたのです。

現実を知った社長は、職人としてのプライドを綺麗に捨てました。

そして自社で印刷するのを一切やめ、圧倒的にコストの安い「大手の巨大印刷会社」にそのまま丸投げ(外注)することにしたのです。

大手は巨大な設備で大量生産をしているため、自社で50万円かかっていたクオリティ以上の仕上げを、たったの「40万円」でやってくれました。

その結果どうなったか?

自社では何の作業もせず、手を一切汚していないにもかかわらず、「差額の10万円」がそのまま毎月会社の利益として手元に残るようになったのです。

🐯 大手を「下請け」として使い倒せ

これこそが、「大手の真似をする」の本質です。

大手企業というのは、自社よりコストの安い下請け会社やシステムを上手に活用して、大きな利益を出しています。

それなら、私たち中小企業や個人事業主も、その構造をそのまま真似すればいいのです。


「自分たちより安くて品質が良い大手企業」を、逆に自分たちの強力なパートナー(下請け)として使わせてもらう。

これ以上に効率的で、リスクのない経営戦略はありません。

ビジネスは、自分のこだわりやプライドを披露する見栄の張り合いの場所ではありません。


最終的な数値と、手元に残る金銭の結果がすべてです。

🐯 自己流の「迷宮」から抜け出すために

変なプライドや「無駄な差別化」にこだわり、自己流のやり方で自滅していく経営者・個人事業主は本当に多いです。

本当に重要なことから目を逸らし、痛い目を見てきた失敗体験談も含めて、下記の記事で詳しく話していますのでぜひご確認ください。

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