【詩】銀宵封夢
月光は玻璃の器に満ちて
零れた光が白き頬を濡らす
花弁のように閉ざされた瞳は
まだ夢の底で微睡んでいる
絡み合う蔓薔薇の檻の中
時は音もなく凍りつき
吐息さえも銀の霧となって
少女の胸に降り積もる
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