普通の生活ができない ― 罪悪感に潰されそうな日々に
誰にも言えない「できなさ」との苦しみ
「今日は、ちゃんとできた?」
自分にそう問いかけるたびに、胸の奥に重く沈む答え。
✔ 朝、起き上がれなかった
✔ ご飯を食べられなかった
✔ 誰とも話したくなかった
✔ スマホの通知が怖くて見られなかった
✔ 家から一歩も出られなかった
「みんなできていることなのに、なんで自分はできないんだろう」
そんなふうに、自分を責めてしまう日が、何度もあったかもしれません。
うつ病を抱えていると、かつては“普通”だったことが、どうしてもできなくなってしまう。
でも、そんな「できなさ」に罪悪感を抱き続けてしまうのは、あまりにも苦しすぎます。
このブログでは、「普通の生活ができないこと」を責めるのではなく、
それを「ちゃんと生きている証」として捉え直す視点を、一緒に見つけていきたいと思います。
1. 「普通」の呪い――みんなと同じじゃないといけないのか?
そもそも「普通の生活」とは、何を意味しているのでしょうか。
・朝7時に起きて
・会社や学校に行って
・人と会話して
・帰ってきて夕飯を作り
・お風呂に入り
・夜12時に眠る
──多くの人が「これが普通」と思っているかもしれません。
でもこの“普通”は、健康で、心も身体もエネルギーがあるときの話です。
うつ病の状態にある人にとっては、どれも「登山より難しいこと」に感じられることもあります。
それなのに、「普通にできない=自分はおかしい・ダメだ」と思い込んでしまう。
これは、社会が無意識のうちに私たちに植えつけた「普通の呪い」なのかもしれません。
あなたが今、感じている苦しさは、怠けや気の持ちようではありません。
「今のあなたの状態では、それができない」──ただそれだけなのです。
2. うつ病の“できなさ”は、れっきとした症状です
うつ病は、精神疾患のひとつです。
けれど、「心の風邪」などと言われるせいか、軽く見られがちで、本人も「本当に病気なのかな」と疑ってしまいがちです。
しかし実際には、脳の神経伝達物質(セロトニンやノルアドレナリンなど)のバランスが乱れ、
思考・感情・行動すべてに影響を与えてしまう状態です。
たとえば…
ベッドから起き上がれない
食事の味がしない、食欲がわかない
頭がぼんやりして考えがまとまらない
何を見ても、何をしても楽しくない
人と話すのが怖い、疲れる
無意識に涙が出てくる
これは甘えや怠けではありません。
高熱が出たときに「動けない」のと同じように、心が深く傷ついている状態です。
「何もできない日」があったとしても、それは「あなたの心が休養を必要としている」というサイン。
その声を、どうか無視しないであげてください。
3. 比べることの罠──過去の自分や他人は、今のあなたとは違う
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