【うつ病・繊細さん】「もっと自分を褒める」という生き方—心のリハビリとしての自己肯定
「自分を褒めてくださいね」
そう言われても、心が沈んでいるときほど、その言葉は遠くに感じられるものです。
褒めようとしても、心の奥から別の声が聞こえてくる。
「大したことしていない」
「褒める価値なんてない」
「むしろ今日は何もできなかった」
「他の人は普通にできていることなのに」
うつ病の人や、刺激に敏感な“繊細さん(HSP)”は、本来持っている優しさの深さゆえに、自分にだけは残酷なほど厳しくなってしまうことがあります。
でも、そんなあなたにこそ、「自分を褒める」という行為は、心の回復に必要な“処方箋” なのです。
これは甘やかしではありません。
精神論でもありません。
そして、ただのポジティブ思考でもありません。
自分を肯定するという行為には、科学的にも、心理的にも確かな意味があるのです。
この記事では、そこを丁寧に紐解きながら、「どうすれば自分を褒められるようになるのか」を深く掘り下げていきます。
❇️なぜ、うつ病や繊細さんは自分を褒めるのが苦手なのか
まず理解していただきたいことがあります。
それは、“自分を褒められないのはあなたの性格の問題ではない”ということ。
心理学的には、うつ病や繊細な気質を持つ人は、“内省の力”が人より強いことがわかっています。
内省というのは、自分の行動や感情を深く観察する力。
本来は長所です。
でも、この能力は方向が少しでもズレると、内省は「自己攻撃」へ変わってしまいます。
・できなかったところだけを拾う
・欠点だけにフォーカスする
・過去の失敗だけを反芻する
・「どうしてこんなにダメなんだ」と締めつける
これはあなたが怠けているからではなく、脳が“危険を避けるため”にネガティブに偏ってしまう性質によるものです。
脳科学では、これを“ネガティビティバイアス”と呼びます。
うつ病のとき、そして繊細さんの脳は特にこの傾向が強くなります。
つまり、褒められないのは、
生存本能 × 心の疲労 × 過敏さ
が合わさった結果なのです。
だからこそ、自分を褒めるという行為は、ただの自己愛ではなく“回復のためのリハビリ”なのです。
❇️褒めることが「心の薬」になる理由
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