【JIN】「長男」であるということ【BTS】
長男扱いが好きじゃない
K-POP界に来て、「ヒョンとマンネ」の概念を知り、すっかり気に入った私。イケメン7人による疑似家族ものが嫌いなオタクなど、存在しませんからね。のっけから言い切った。
K-POPで初めて出会った「年齢による役割」の存在。
韓国には儒教精神に基づいた「年上は年下を可愛がり、年少者は年長者を慕う」という縦ラインの社会的構造があるんですね。
当然ながら、ジン君のこともめちゃめちゃ「ウリ長男」扱いです。
「長兄」って言葉も好きなんですよね。「創竜伝(著・田中芳樹)」の始さん思い出すわ( *´艸`)
今回のお題
ところで、世の中には色んな意見やモノの見方がありますが、読んでビックリしたものの一つに「ジン君を長男扱いするのが好きじゃない」というものがありました。おっ、この発想はありませんでしたね!
この意見のベースは、ジン君を「長男」という役割で縛らないでほしい、背負わせすぎないで欲しいという、個人としての彼に寄り添った感情だと思います。なるほど、それはそれで理解できますね。
ただ、私が驚いたということは、自分の中にはその発想がなかった、ということになります。私にとって「長男」って何なんでしょうか。
というわけで、今回は「長男としてのジン君」を考えてみました。
長男としてのジン君を考えよう
ジン君は長男(物理)
とりあえず事実ベースで言うと、BTSメンバーの中ではジン君が一番先に生まれてます。知ってる。まあツカミとして言わせてくれ。

ジン君は長男でグクはマンネ、というお約束の役回りは韓国の儒教文化から来た役割であり、年齢で決まります。
この役割は「集団の中での年齢順」という相対的なものであり、社会的に認知されてるロールのようです。
BTSでは長男のジン君も実生活ではお兄さんがいるマンネですし、「ソジンの家」のナ・ヨンソクPDが「Vがマンネの役割をやってくれて感謝してる」って言ったりしてて、変幻自在感がありますね。

余談ですが、テテは「僕みたいに可愛がられるのが好きだけど長男に生まれた人は、年上の友達を作ればいい(=マンネになれる)」というものすごいポジティブな発言もしてました。
なるほど、日本人にはない発想で目から鱗です……!( ゚Д゚)
ちなみに、練習生時代を考えに入れると、ジン君が入所するまではSUGAが長男でした。
SINには約9カ月の同い年期間がありますが、それでもSUGAはジン君をヒョンと呼び、敬愛しています。
これ韓国の「同い年」感覚が「同年生まれ」に由来するという理由以外にも、「僕は次男でいいです」という気持ちを感じなくもないです。SUGAが長男背負わされたら、Agust Dが毎週出動すると思うなw

自負と葛藤
年上を立てる文化もあって、K-POPグループでは最年長メンバーがリーダーを兼ねる例が多いようですが、BTSは四男のナムさんがリーダーです。
この2人、仲がいいなと思いますね。親まで仲がいいと知った時はさすがにビックリしましたけどw
ジン君はいつもナムさんを褒め、尊重していますし、ナムさんにはヒョンという頼り先があります。長男&リーダーという役割を分担することで、BTSとしてのバランスが安定しているように見えます。
ジン君「(RMは)最も賢くて話も上手く、考えも深く、音楽的な部分でも彼の方向性から大きなインスピレーションを受けました。彼がリーダーになるのは、自然なことでした」
韓国人である彼が「長男」「年長者」として抱く責任感や自負は、日本人が想像するより少し強いだろうと思います。
ジン君も、才長けた弟たちを前に、長男としてのプライドを捨てきれず苦しんだことがあるかもしれないし、真ん中っ子にリーダーの重荷を負わせたことに、忸怩たる思いを抱いたことがあるかもしれません。
そういう部分は普段ほとんど語られませんが、テテと意見が食い違ったWINGSツアーのシーンでは、ジン君の中にも葛藤があるのが垣間見えます。
솔직히 그래도 형이니까 자존심 상하지
근데 나는 최대한 너희에게 자존심을 안 세우려 한단 말이야
난 세상 사는데 자존심이 제일 쓸데없다고 생각하거든
正直言って、それでも僕はヒョンだからプライドが傷つくこともある。
でもできるだけお前たちに対して、プライドを見せないようにしてるんだ。
だって、生きていく上でプライドが一番無駄なものだと思ってるから。
でも内側に何があろうと、彼は淡々と努力して課題を乗り越え、自分を受け入れていきます。
ダンスが苦手なら、練習すればいい。歌詞が覚えられないなら、繰り返せばいい。いい記憶だけを残し、いらないものは捨てて、人を喜ばせ笑わせることで自分を幸せにしたい。
シンプルな哲学とも言える生き方を貫き、美しさやカッコよさを進化させていくジン君の姿には、胸を打たれずにいられません。
ダンス覚えるのに、昔は一週間くらいかかっていたけど、最近は3~4時間で覚えられるようになった、というジン君。めちゃめちゃ短縮されてる( ゚Д゚)
バンタンを形作るもの
役割は集団内の年齢で決まるので、逆に言うと、BTSの中で長男という役割ができるのはジン君しかいません。
グループは最年長で決まるという話も読んだことがありますが、それが本当なら、自由な弟たちに規律を与えると同時に、風通しの良い関係を作り笑い声を響かせた彼の存在が、今のバンタンを生んだとも言えるでしょう。
彼はいつも、自分のできることをきちんと遂行している、という印象です。
唯一成人してから入所したジン君の持つ「大人力」は、パンPDも買っており、昔から変わらない美質であることが以下のインタビューからも窺えます。
みんな、性格が変化したが、JIN(24)は変わっていない。とてもとても常識のある子だ。メンバーが基準線の外に出て行かないよう、面倒をみてくれる。

正月にはお雑煮を用意し、マンネを学校に送り、メンバーに時間を守らせるジン君。
「ヒョンが先に行って教えてあげる」と真っ先に兵役へ旅立ち、「苦労してもいいし、こき使ってくれてもいいので、インパクトのあることをしましょう」と弟たちが帰るまでの季節を全力で埋め、「ARMYは幸せにならなきゃ」とHAPPYをくれる、私たちの素敵な長男。
ヒョン権を振りかざすことを良しとしないジン君が、あえてそのカードを切ってくるのは、大抵場の秩序が乱れた時。
一番の年長者としてバンタンメンバーに入り、まだ幼さを残す弟たちの面倒を見、時には自腹を切って食べさせ、学校への送り迎えまで手伝っていたジン君。
多くを注いだ者の方が、より強い愛着を覚えるもの。メンバーと過ごした10年以上の月日を、一番深く記憶しているのは彼なのかもしれません。
JINさんは「転役する最初のメンバーでありチームの長男として、これまでのブランクを埋めなければ」という思いが強くありました。「苦労してもいいし、こき使ってくれてもいいので、インパクトのあることをしましょう」と言って、大変なアイデアでも快く引き受けてくれました。
それは、ある面から見れば重荷なのかもしれません。
でも、自分にできることがあり、役割を全うできるというのは、同時に幸運なことでもあると、私は感じます。
Bloom where God has planted you
私はまだARMY一年生で、現世のジン君を半年しか見ていませんが、それでもジン君が毎回「BTSのジンです」と名乗り、弟たちに「僕が一生懸命活動していくから」と宣言し、ARMYのためならどこまでも走っていくと明言している姿を目にしてきました。
バンタンの長男でいることは彼の枷ではなく、喜びなのだろうと思っています。

だから、心配しなくても大丈夫だと思います。
いつも与えられた場で、全力を尽くして咲くジン君。私たちは彼が見せてくれる姿と愛を受け取り、応援し、日々を楽しく過ごしましょう。
ARMYの幸せが、彼を幸せにするのだから。
いいなと思ったら応援しよう!
もしこの記事が気に入ったり、役に立ったりしたら、コーヒー1杯奢ってください。やる気が出ます!( *´艸`)