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【TABLO X RM】イカロスは何を象徴しているのか【『Stop The Rain』】


【追記:2025/5/8】「27クラブ」のくだりに補足と動画を追加

突然の新曲投下

いきなりタブロさんの予告投下でビックリした4月末。
一週間後に新曲出すよ、ナムジュンとの曲だよ!ってアナタ( ゚Д゚)
まだあるの!? もう大量に出てきたと思ってたのにあといくつ隠し玉があるの!? ってビビリまくりましたね……。

要約:RMは入隊前にレコーディングまで済ませていたが、内容が個人的すぎるしコラボなので公表していいか悩んだ。数カ月前、RMから「曲出さないんですか?」と訊かれたので説明したところ、「出してください!」と言われたので出す。

タブロさん談(baby らんさんの和訳要約)

色んなところから様々なタイミングで出てくるバンタンコンテンツだけど、こういう背景もあったりするんだ、ととても興味深かったです。

リリースと同時にMVも降臨!
アニメーション会社は中国のShockunitだそうですが、めっちゃエヴァ&アンインストール感ありますね。

すみません、タブロさんが「(MVのが)唯一僕が認証した翻訳」っておっしゃってたんですけど、ちょっとだけ、ちょっとだけ意訳と補足させてください!
私が解釈した『Stop The Rain』の世界を語らせて……!!

補足

この記事には虐待や自殺を連想させる要素があります。弱っている人は読まないでください。
歌詞はあくまで創作であり、彼らの過去の経験や感情の一部を切り取ったもので、すべてではありません。また、タブロさんとナムさんによる共作でもあるということを念頭に置いて、読んでいただければと思います。

『Stop The Rain』意訳

"Hello, rainy day"
「さよなら、雨の日」

MV版のここの歌詞は、韓国語では別れでも出会いでも使えるアンニョン、スペイン語と日本語歌詞では別れの挨拶になってる

[TABLO]
"I’m all in with a losing hand"
Teachers called me Rebel
Parents called me Icarus  Lost
Pastors called me Devil Had me kneelin’ at the cross
Since I was a young’un I was called names and bossed around
Back to the wall so long Call me pain’s poster child
Religious home, times were different
They told me I was gifted
But to unwrap my mind was wicked
I was raised by guilt
Raised by shame
Raised by the rod
Bloody calves sacrificed in the name of their God
They claimed it was love
Felt like heartbreak to me
Later they’d say,
“Baby all your scars are to teach and remind you, you can soar higher.”
What good's a bird’s eye view when you're in a hunter’s crossfire?
Sometimes I wished I got crushed in the womb
Turned to dust in the womb
My scent of youth, an ungodly perfume
No wonder I’ve always hated the adults in the room
"負け確の手で、有り金全部賭けたんだ"
先生には「問題児」、親には「迷子」、牧師には「悪魔」と呼ばれ、十字架の前でひざまずかされた。蔑称で呼ばれ、命令され、壁に背をつけて立たされ続けた。あらゆる痛みを経験した。
信心深いけど時代遅れの家。「才能がある」と褒められても、それを伸ばすのは悪だった。罪悪感と恥と鞭が俺を育てた。打たれて血まみれの足は、まるで生贄だ。
彼らが「愛」だと言うものは、俺には「傷」でしかなかった。お前に飛び方を思い出させるためだと言うけれど、照準に捉えられた鳥に飛ぶ意味があるか?
いっそ母さんの胎の中で砕けて塵になりたかった。俺の若さは、神を汚すものとしか見られなかった。"大人"を憎み続けて何がおかしい。

[RM]
The rain The rain will fall
And tomorrow may not come
But maybe the tears will fall
To wash the pain away
I’m tryna stop the rain
I know what it feel like
雨は降り続ける。もう日は昇らないのだろうか。
でももし涙が流れれば、それが痛みを消し去るかもしれない。
この雨を止めたいんだ。わかるよ、その気持ちはわかるんだ。

[TABLO]
Can’t run away from the pain
I feel like I'm goin insane
Bad thoughts fillin’ up my brain
Demons swimmin’ inside my veins
痛みから逃れられない。気が狂いそうだ。
悪い考えが脳内を埋め尽くし、悪魔が俺の血管を巡ってる。

[RM]
Two seconds from fallin’ into nothing
あと2秒で奈落に飲まれる。

[TABLO]
Can’t run away from the pain
I'm tryna stop the rain
痛みから逃れられない。この雨を止めたいんだ。

[RM]
When I was a kid
I was convinced that I was destined for the 27 club
I’m 29 sinkin’ in the bathtub
Sippin' gin, lookin’ for another club
All the lost was a lust
Dust into dust
Stray after stable 다시 덫 뒤에 덫(One trap after another)
And every night, I put my shadows on but you know how much I hate my status quo
子供の頃は、本気で早死にする運命だと思ってた。でも30を前にした今、僕は浴槽に浸りジンを飲んでクラブに通ってる。
欲望を失い、塵は塵に還り、安定は不安定に変わる。終わらない悪循環。
自らの幻影をまとい毎晩うろつくけど、これが続くなんて死ぬほど嫌だ。

[TABLO]
“Be positive.”
「前向きに行こうぜ」

[RM]
I know
But you gotta know my life is out of blood, sw love
All the lessons learned already, comin’ out of trust
そうだな。
でも、もう血も汗も涙も、愛さえも枯れ果てたって知ってるだろ。人生の勉強をするには、信頼は高い代償だったよ。

[TABLO]
Keep my mind steady but it’s hard to readjust
Nothing stops time but the clock will turn to rust
自分を支えたいけど、上手く立て直せない。
時間は止まらないけど、時計はいつか錆びつく。

[RM]
Pain and rain, they still stay the same
痛みと雨は、いつも変わらずそこにいる。

[TABLO]
Got me lookin for the exit just to entertain
Pain and rain, think I’m goin’ insane
出口を探してしまう自分がいる。
降り続ける痛みと雨――気が狂いそうだ。

[RM]
Gotta turn off my phone tonight
Can’t run away from the pain
I feel like I'm goin insane
Bad thoughts fillin’ up my brain
Demons swimmin’ inside my veins
今夜はスマホを切ろう。
痛みから逃れられない。気が狂いそうだ。
悪い考えが脳内を埋め尽くし、悪魔が僕の血管を巡ってる。

[TABLO]
Two seconds from fallin’ into nothin’
あと2秒で奈落に飲まれる。

[RM]
Can’t run away from the pain
痛みから逃れられない。

[TABLO]
I'm tryna stop the rain
この雨を止めたいんだ。

[TABLOxRM]
I'm tryna stop the rain
I'm tryna stop the forever rain
雨を止めたい。
この雨を止めたいんだ。

原詩は「TABLO X RM - Stop The Rain (Official MV)」より

言語によってちょっと意味が違う部分があるので、そこは好きなとこ取りしました。

出だしの一言(負け確の手で~)は、人生の例えだと思います。例え不利な手だろうと、人生のカードに配り直しはないから、手持ちで勝負するしかない。

タブロさんパート

タブロさんパートからは、彼の育った背景が窺えます。
歌詞にプロテスタント色が強いことから、キリスト教の土壌が影響していることがわかります。

タブロさんに関するミニ知識(デビューまで)
・1988年8月に家族とともにカナダに移民(当時8歳)
・1992年11月にカナダ国籍を取得
・1994年8月に帰国してソウル国際学校を卒業
・1998年9月にアメリカ・スタンフォード大学に入学→卒業
・2001年「EPIK HIGH」結成→2003年デビュー
2010年5月頃から学歴詐称の濡れ衣を着せられ、検察が動き政界でも取り上げられる規模の事態に至った。事実証明や中心人物らとの裁判などの戦いが続く中、心労で父親を亡くしている。
過去プロテスタントで、現在は無宗教。

OhmyNews「最高裁判所「タジンヨ」刑量確定…タブロ事件終了」を参照(その後はWikiをどうぞ)

「Bloody calves sacrificed in the name of their God」はMVの日本語歌詞に「真っ赤な血の色のふくらはぎ」とあったので、木の枝で足を打つ体罰を指していると思います。イギリスの寄宿制の学校のイメージが強かったのですが、韓国でも「회초리(フェチョリ)」があるそうです。
壁に背中をつけて立つ、も体罰ですね。韓国で体罰が禁止されたのは2008年以降で、全面禁止は2011年からだそうです。

親、教師、大人(社会)、神に絶望した少年が、生まれる前に塵になりたかったと言う。歯を食いしばり、体内に渦巻く「悪い考え(希死念慮)」と戦っている彼にかけられる言葉が、「涙が痛みを洗い流してくれるかもしれない」しかないとしたらと思うと、無力さに胸が苦しくなります。

ナムさんパート

ナムさんパートの「27クラブ」は、1969〜1971年にかけて、複数の有名アーティストが連続して27歳で亡くなったことから、天才の夭折説などと相まって有名になった言葉だそうです。

小さい頃は自分もその中に入ると思っていた、というのは何を指すんでしょう。若くして燃え尽きたアーティスト達に自分を重ねる、一種の憧れだったのでしょうか。
彼らが時を止めた年齢を超えて、自分は今なお生きている。そこにはどんな感慨があるのだろうと思います。「生き延びてしまった」という戸惑いに近いのか……。

この部分は、タブロさんが昔別番組で歌った歌詞(「子供の頃は30まで生きないと思ってた」)を、ナムさんが改稿したものなのだそうです。

RMさんのヴァースの最初のラインは、僕がとある番組で歌ったものにRMさんが少し捻りを加えて書いたものです。元々デモの僕のパートにも似たようなフレーズがあったんですが、RMさんの歌詞を読んだら今では彼の話のように思えました。

Weverse Magazine「TABLO「どうなるか正確にはわかりませんが、ずっと何かを作っていると思います」」より

「“Be positive.”」が超浮いてますね。答える「I know」が速すぎて、勝手に「うっせーわ黙れ」感を受け取りましたw

ナムさんパートは、MVの日本語歌詞に謎の作文があるんですよね。

But you gotta know my life is out of blood, sw love
All the lessons learned already, comin’ out of trust
でも俺の人生はいつも愛の光と影の中で咲いて
俺が得たすべての教訓は信頼が崩れた場所で咲き始めた

光と影とか咲くとかどこから来たんだ

何でこんなにリリカルなんだろうと思って他の言語と見比べたら、この「咲く」表現がないのは逆に英語くらいでした。どういうことなんだぜ。

この曲、TABLOさんが最初韓国語で書いてたんだけど、ナムさんの提案で英語にしたらしいです。
英語ペラペラなタッグらしいなと思ってたんですが、その場合どの言語が一番真意に近いのかが微妙にわからないですね。どれだろ。

ちなみに何で英語に変えたんだろうという点については、多言語話者の場合、使う言語によって考え方が影響を受けるという話を思い出しました。自分の場合は、母語じゃない方が生々しくなくて出しやすいと感じたこともあるのですが、2人はどう受け止めてたのか興味深いです。

日本語だとダイレクトすぎる感情も、英語にすることで少し距離を置ける

「【音楽生成AI】私たちの愛しい猫のための歌【SUNO】」より

他にもこの曲には、明らかに『Blood Sweat & Tears(血、汗、涙)』『Forever Rain』を意識したと思われる部分がありますので、次で語らせてください。
私がEPIK HIGHペンを兼任していれば、もっとTABLOさんパートも深掘りできたかもしれないのに……くっ( ゚Д゚)

消された歌詞

MVでは、打ち消し線で消されている歌詞があります。

Parents called me Icarus  Lost

ギリシャ神話の「イカロス」

イカロスは、ロウで繋いだ翼を背負い、父と閉じ込められた塔から逃げたものの、飛ぶことに夢中になって父の忠告を忘れ、太陽に近づきすぎて熱でロウが溶け、海に落ちて死んだ少年です。
歌詞の文脈の中だと、「夢を見て身を滅ぼす子」を意味しているのかもしれません。

Teaser画像もイカロスでしたし、MVの中にも落下する少年の背に翼が生え、すぐ崩壊するシーンがありますので、タブロさんにとってはこの曲の1つの象徴なのだと思います。

日本人がこの瞬間だけ見ると、白い彼岸花や線香花火のようにも映る

ナムさんパートの打ち消し線部分は、『Blood Sweat & Tears(血、汗、涙)』を踏まえていると思われます。

I know But you gotta know my life is out of blood, sw love

消えているのは「blood, sw」

そう思うと、MV内で落ちていく少年の姿勢はグクのポーズと同じですし、少年の目は閉じられ、口はつぐまれ、耳はヘッドホンで塞がれているため、目・耳・口を押さえる振付けが印象的な『血、汗、涙』と被ります。
これは彼の無力さを表しているのでしょうか。

重力に引かれ、羽が生えてもすぐ失い、雲間からこぼれた雨粒のようにひたすら落ちていく少年の姿はとても印象的です。雨に打たれ続けているため、光る飛沫のおかげで発光しているようにも見えますね。

目・耳・口が封じられている
『Stop The Rain』と同じフォルムのグク(「BTS (방탄소년단) '피 땀 눈물 (Blood Sweat & Tears)' Official MV」より)
目隠し少年団が好きな人大興奮のダンプラ

最後に消されているのが「forever」で、ここではナムさんのソロ曲『Forever Rain』が示唆されていると思われます。

I'm tryna stop the forever rain

消されたのは「forever」

『Forever Rain』で描かれる雨は、歌い手を世界から隔てると同時に、守っています。
永遠に振り続ければいいのにと天を見上げながら立ち尽くし、無数の雨粒を受け止め抱き締めようとしているような、絶望と愛着の入り混じった不思議な歌だと思います。

今回、「forever」が消されたことは、どういう意味を持つんでしょう。

もう雨は『Forever Rain』で見せた優しさを失い苦痛の象徴になった、と取ることもできますし、『Forever Rain』は過去になり「雨」は新しい意味を持った、と言い換えることもできます。
かつて自分を守った盾と決別し、降りそそぐ痛みを自ら引き受ける強さを得た、という見方もできるかもしれません。

「I'm tryna stop the rain」

この曲は「I'm tryna stop the rain」で終わります。
繰り返されるこのフレーズには、「何とか雨を止めようとしている(がまだ果たされない)」という、あがきが感じられます。
しかし「雨を止める」というのは、何を指すのでしょうか。

曲の中で「雨」は絶えまない苦痛の象徴であるように見えます。しかも天から降り注ぐ、自分の手の届かないところから来るもの。それは世間であり世界であり運命だと取れます。
それを止めたいと感じた時、人は何をするのでしょう。

ここで導き出される答えは受け取り手によると思われ、それがこの曲に多重的な構造をもたらしているように感じられます。
奈落の中へ沈むのか、世界を破壊しようと思うのか、それとも「誰にも止めてもらえなかったこの雨を、今度こそ自分で止めたい」と望むのか。

いずれにせよ、この曲はまだ戦っています。
雨は降り続けているし、彼にはまだ2秒が残されている。そして、あがき続けている。
まだ終わりではないし、何も決定されていない。その中で、彼は願うのです。雨を止めたい、と。

イカロスの翼が語るもの

私は、この曲は単に自殺願望や苦痛を描いたものではないと思います。
様々な苦しみの中にあって、それでもあがき続ける人。生と死の狭間にあって、どちらも選べないまま伸ばす手。天を動かせないと知っていても、雨を止めたいと願い続ける意思。
それは人生が終わる瞬間まで続く生きるための戦いであり、太陽と海の狭間で飛び続けるイカロスはその象徴ではないかと感じました。

MVのラストシーン

TABLOさんとナムさんが差し出してくれた『Stop The Rain』は、私たちに「雨を止めたい」と繰り返し伝え続けます。
その言葉が、私たちに「雨は止められるのかもしれない」と思わせてくれます。例え土砂降りの中にいたとしても、雨を止め、厚い雨雲の向こうにある明日の太陽を見たい。そう願っている自分に気づかせてくれるのです。

雨が止んだ時、そこにはどんな光景が広がっているのでしょうか。
彼らは雨上がりの空にかかる虹を見上げるのでしょうか。それとも、水たまりを眺めながら歩き出すのでしょうか。その時、同じ空の下に私たちもいられればいいなと、願わずにはいられません。

良い曲に出会えてよかったと思いました。
バンタンと出会ってから、私の中では新しい扉がいくつも開いてきましたが、今回も同じ感動を覚えます。好きな曲が増えました。


「雨」に関するタブロさんの発言

Epik Highの名曲『Umbrella』、そして『雨の日に聴きたい歌』、それから『Let It Rain』とかね……。雨に関する曲が本当に多いんです、Epik Highは。
今回も雨の曲です。でも今回は「雨を止めよう」って。
RMさんもまた、歌詞の中に雨がよく登場します。それにこの人は『Forever Rain』という曲もあるし、『Umbrella』も大好きですし。
だから今回も僕たちの共通点を探していて、この「雨」というテーマが
僕たちを繋げてくれるぴったりの題材だと思ったので、そういうタイトルになったんです。

EPIK HIGH「TABLO X RMのインタビュー(でもRMいなくて、ただのカオス) [JPN CC]」より

子どもの頃から、何が一番好きかと聞かれると、いつも『雨の日』と答えていた」と彼は話す。「みんなはそれが雨そのものだと思い込んでいたけど、実は違う。雨が降ると、屋根のある場所で過ごせることがどれだけ幸運か、誰かと、あるいは誰かのために傘を持てることがどれほどありがたいことか、強く実感するんだ。晴れの日がどれほど貴重で素晴らしいものかにも敏感になるし、虹が見られたらそれはおまけみたいなものさ。僕が雨について書くのは、雰囲気があってカッコいいからじゃなくて、ずっとこの二面性の象徴だったからなんだ。

Rollingstones誌「Tablo on His Revealing New Collaboration With BTS’ RM: ‘It Felt Like a Diary’(タブロ、BTSのRMとの新たなコラボレーションについて語る「まるで日記のようだった」)」より

「雨の日」のイメージが若き日の逆境をうまく表現してくれるように思います。雨が降っては止み、日が出てくると、乗り切ったと感じたりします。しかし、雨は必ずまたやってきます。希望もあるけれど、苦しみにも慣れる必要があるという話です。「この前は手ぶらで出かけてびしょ濡れになったから、今度はもっとちゃんと備えよう。傘を持つなり、カッパを着るなりして」というのが若さを表してくれるものだと思います。皮肉なのは、今回の曲名が「Stop The Rain」なんですよね。「雨を止ませようとする」。雨に打たれる人生に飽きたということです。

Weverse Magazine「TABLO「どうなるか正確にはわかりませんが、ずっと何かを作っていると思います」」より

関連動画

ナムさんがYUIKOさんと歌った「Umbrella」。

ボーカルがダブリングからハモリへと移り変わる様子は、樹にまとわりついてすり抜けていく風のようでもあり、2人の間で歌の主軸が自由に入れ替わる様が非常に印象的です。

どこか懐かしさのあるYUIKOさんの歌声が、切ない思いを叩きつけるナムさんの言葉を包み込むようで、二人の若さがこの曲を輝かせていました。美しかった!

「【BTS】私の知らない世界【ヒップホップとラップ】」より

おまけ

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