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【公式解説】ミュージックビデオ審議の内容説明が面白い【K-POP】


K-POP界には歌謡審議がある

韓国には楽曲が放送に適しているかをKBSが事前審査する、「歌謡審議」というシステムがあります。簡単に言うと、NHKが地上波放送していい曲かどうか、事前にチェックしてる状態です。
「事前審査」の性質上、結果が先に公表されるため、リリース前に楽曲情報を知ることができるので、カムバ期間にはよく目にしますね。

申請内容は、後日KOMCA(韓国音楽著作権協会)に登録されるものとは若干違うケースがあります。
歌謡審議は仮情報で、KOMCAが正式情報と受け取って良いと思います。
登録前の調整に時間がかかるのか、KOMCAの登録→データベース反映(公表)時期はわりとまちまちで、一定しません。

K-POP界にはミュージックビデオ審議もある

事前審査されるのは楽曲だけでなく、ミュージックビデオ(MV)も対象です。これは、楽曲とは実施タイミングが分かれてます。

基本的にはOfficial MVが対象で、TeaserやVisualizerは含まれないようです。地上波放映しないからなんでしょうか。

内容把握のため、歌謡審議の場合は「外国語歌詞には翻訳をつけて提出する」ルールがあるのですが、MVの場合は「内容の短い要約をつけて提出する」ルールがあるようで、ファイル内に記載されてます。
公式からのMV説明はあまり目にしないので、毎回興味深く読んでいます。いくつかご紹介してみますね!( *´艸`)

『Don't Say You Love Me』MV内容説明

熱く愛し合った二人が、別れを経て再び向き合う過程を、繊細かつ抑制された演技で表現。
互いに残した傷と絡み合った感情の糸をたどりながら、愛の終わり際にこみ上げる切なさを淡々と映し出す、ドラマ仕立ての構成。

「뮤직비디오심의위원회 2025년 5월 3주차 심의결과(ミュージックビデオ2025年5月3週目の審議結果)」より

『MONA LISA』MV内容説明

魅力的な相手への賛歌を、人々の心をとらえた名作になぞらえて表現したJ-HOPE。
R&Bジャンルのグルーヴ感あふれるリズムを、自由で洗練された雰囲気で描き出した、ビジュアルパフォーマンス中心のミュージックビデオ。

「뮤직비디오심의위원회 2025년 3월 3주차 심의결과(ミュージックビデオ2025年3月3週目の審議結果)」より

『Sweet Dreams』MV内容説明

夢と現実、二つの空間が交差しながら、温かな愛の感情がふくらんでいく過程を幻想的に描いた空間に、自然に溶け込むJ-HOPE。
甘い夢のような恋に落ちたJ-HOPEのセレナーデを堪能できる映像。

「뮤직비디오심의위원회 2025년 3월 1주차 심의결과(ミュージックビデオ2025年5月1週目の審議結果)」より

『Winter Ahead (with PARK HYO SHIN)』MV内容説明

パク・ヒョシンとVが、ひとつのレストランで共にディナーを楽しむ様子を収めたワンテイクのミュージックビデオ。
二人のアーティストの感情と共鳴を繊細に捉え、音楽の雰囲気を自然に伝えることに重点を置いた映像。

「뮤직비디오심의위원회 2024년 11월 4주차 심의결과(ミュージックビデオ2024年11月4週目の審議結果)」より

ギリシャ神話の登場人物・ピグマリオンをモチーフに、自らの手で作り上げた作品たちが人間として生まれ変わり、幸せな時間を過ごすも、突然現れた招かれざる客によって不可解な状況に直面する主人公の心理を描いた作品。

「뮤직비디오심의위원회 2024년 11월 4주차 심의결과(ミュージックビデオ2024年11月4週目の審議結果)」より

MV審議に提出されてない曲もある

基本、MV公開日の2日前くらいに審議結果が出ていますが、たまに載ってないものもあります。TABLOさん×ナムさんの『Stop The Rain』とか、ナムさんの『Around the world in a day』もないですね。

ただ『Around the world in a day』の場合は歌謡審議の方で不適格が出てるので、出す意味ないがなってことで、最初から提出してない可能性もあります。ちなみに、不適格理由は「悪口、卑劣な言葉、下品な表現が使われた歌詞」でしたw
『Stop The Rain』も、内容的にセンシティブ案件で不適格→MVは提出なしか、最初から提出してないか、の可能性があります。

まあ、地上波放送に適してるかの審査なので、ネットで出す分には影響ないですし、いいかな!

楽曲に関しては、アルバムの場合丸ごと提出されるようで、「この曲だけ提出されてない」というケースは今のところ見たことありません。

全方位的に楽しんでいきたい

K-POP界で初めて出会った審議システム。少しだけ早く新曲の内容を知ることができるという点で、おまけっぽい感じで毎回楽しみにしています。

著作権情報に関しては、KOMCAが来るまで確定じゃないので、とりあえずバンタンが作詞作曲に関与してるのはどれか、音楽PDは誰が参加してるのか、などをチェックしてます。

最初バンタンしか興味がなかったんですが(キャパが少なくて……)、少しずつ音楽PDについても学んでいったので、妄想、いや色々背景を想像できる幅が広がって楽しいです( *´艸`)

MVも、こうやって事務所側の説明を覗き見できるのは面白いですね。
勝手に妄想するのもファンの楽しみですが、送り手側が何を思って出しているのかも興味があります! ああファンって欲張りだなwww

推しの新曲は私たちの宝物。出てくる情報を隅々までゲットして、多方面から楽しみたいものですね!
ちょっと睡眠時間が足りてませんが、まあ死んだ後ならいくらでも眠れるわけだから。いや、あの世からコンサート観てるかもしれないな……。


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この審議に関しては問題が多く、改善要請が出ていました。
制度自体は残っているものの、オンライン受付システムへの移行や手続きの簡素化・デジタル化が順次進められたようです。
それまでは物理的に各社へCDを持参しなければならずソウル詣でが必須とか、恐ろしい状態だった様子。

記事要約:
2022年7月に主要放送局が大手事務所以外のMV審議受け付けを打ち切ったことで、手続きが「映像物等級委員会(英等委)」に殺到。事業者登録がない個人や小規模レーベルは審議すら申請できず、数ヶ月間も公開が遅延する事態となり、抗議の声が拡大して新法案設立に至った。

Kstyle「韓国音楽レーベル産業協会、音源とMVに関する審議廃止を要請…芸能事務所やアーティストの悩みを解消?」より

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