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英語に敬語がないという嘘。

先日書いた引き戸。
ここで少し紹介したけれど、観念的障壁って目に見えないけれどものすごく重要。
そんな話の延長線のお話。

英語に敬語がない。
これは嘘だ。
まあ確かに一個上とかの先輩に対しての接し方はすごくフランクだ。
多分これって部活動がないからってのも一個ある。
部活はあるっちゃあるし学外のクラブもあるけど、基本的に学年別で練習する。(少なくともイギリスでは。)
顔合わせるのは同級生だけで他の学年との絡みは一切と言っていいほどない。
校庭であったりするけど、普通に同級生と話すように喋るからそういう意味では敬語がない。

だけど先生に対しては全く別物。
そこには敬語がある。
例えば先生を呼ぶ時。
日本だと「先生、トイレ!」とか言うときの先生ってとこ。
男性はSirで、女性はMsかMumだった。
ここは明確な敬意がある。

敬称だってあるわけで、未婚の女性にはMsを、
結婚されている方にはMrsをつける。
一度どっちかわからずMrsをつける賭けに出たら、
I’m not married yet.
って笑われたことがある。
まあどっちかわからなきゃMsって言っておけば失礼にはならない。

「先生、トイレ!」のイギリスでの言い方はこうだ。
May I go to the toilet, please?
ここで一番僕が忘れたのはpleaseだ。
先生に基本何かお願いするときは please必須。
Can I go top the toilet?
っていうと決まって
You have to add something.
と返されて友達に
say “PLEASE”
って言われる。
そんくらいこの敬語は大事。
Canでもいいけどpleaseはつけなきゃいけない。

そうやって考えてくと結構敬語はある。
イギリスは特にそうなのかな。
恐縮ですが、ってのも英語だと I’m afraid〜ってなるし、
拝啓/敬具も“Dear”と“best regards”である。
(恐縮ですがは言語が違うのにどっちも“恐れ”が入ってるのが個人的に好き)

っていうふうに敬語は結構ある。
日本みたいに手紙のマナーはあるし、メールの書き方もある。
一個二個の年齢の差にはないけど、先生には観念的障壁がある。
こういう差に敏感じゃないと相手を激怒させることになる。
あまり外国の文化と接することのない日本人だけれども、文化の違いには気をつけたい。

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