【FIREという旅路】 #1 人生の転機をくれた3つの出会い
こんにちは。隠居人の桂です。
今日も記事を読んでいただきありがとうございます。
自己紹介記事に「いいね」してくださる方に投資や金融について書いておられる方が多いので、ちょっと経路を変えて私のFIREについて書いてみたいと思います。
今日はFIREするにあたって人生の転機をくれた3つの出会いについてお話しします。
はじめに:大きな転機となった3つの出会い
早くもFIREして7年の月日が経とうとしています。
自由の身になったとうかれていた日々が過ぎ
株価が気になる日々も過ぎ
ようやくライフスタイル迷走の日々も過ぎました(また迷走するかもしれませんが)
FIRE - Financial Independence and Retire Early(経済的自立と早期退職)
私がFIREを目指した15年前にはまだこの言葉は一般的ではありませんでした。
当然FIREに至る道などもしる由もなく、ただいろんな出会いに導かれるままに進んだ結果こうなりました。
本当に多くの人々に支えてもらって今があるんだなと強く感じています。
振り返ってみると、その中で大きな転換点となった出会いが3つありました。それは、お取引先様のマネージャー、デパートの外商担当、バンカー(銀行員)でした。
その3つの出会いと、そこで何を学んだかについて書き進めていきます。
① 金融リテラシーの大切さを教えてくれたお取引先様
私の話には度々この方が登場します。この方との出会いがFIREするに至った原点だからです。
この方とは仕事を通して出会いました。当時、仕事することにしか興味がなかった私に「金持ち父さん、貧乏父さん」の本を読むように促してくださいました。
次回お会いしたときに話が出るだろうとすぐ買って読み始めたのですが、目からウロコ。私が知っていた常識が金融の観点では非常識であることを初めて知りました。
真面目に会社員として働き、真面目に貯金をしても、自分で事業をしたり、投資をしないと、世の中のお金の流れの半分にも参加できていないこと。
資本を持っている人は、どんどんと資本を増やせる仕組みになっているのが資本主義の仕組みであること。
逆に、自分の生活のためにお金を借りると、どんどん自分の資本が減っていくと言うこと。
「私は金融の知識が全くないんだ」と初めて気づきました。
収入を得ることと同じくらい、得た収入をどう自分の将来に生かすのかが重要で、それを考えるためには金融リテラシーが必須であることを知りました。
金融リテラシーを学ぶことも、自分の家計やライフプランを見直すことも、FIREできることに気づいたことも、全てここが出発点となりました。
② お金の使い方を教えてくれたデパートの外商担当
これはあるハプニングから始まりました。
その日、私は母と貯金の使い方で大喧嘩となリました。
「だったら、身だしなみにお金をかければいいんでしょ!」
そして貯めてきた車の代金を持って老舗のデパートの本店に行き、全部一日で使いました。(短気です!笑)
驚いたのは母だけでなかったようで、後日そのデパートより外商のお誘いが届きました。最初の外商担当が2つ目の転機をくださった方です。
超ベテランの外商マン。ご本人もかなり生活にゆとりのある方のようでした。私は身の丈にあってない外商顧客になってしまったので、ここで何を買えばいいのかと焦っていたのですが「まずは良いものを見る目を養ってください」と私が買えないような金額の商品を売るイベントに「買わなくていいから」と次々と招いてくださいました。
そして、ある時その方が私に勧めたのがピカソの版画でした。私の好きな色合いでお部屋にぴったりの絵でした。
でも、あの「ピカソ」の版画ですよ。桁が違います。当時の私は細々(コマゴマ)としたものは買うものの、大きなものを「はい」と即決する勇気がありませんでした。今となっては買いたいと思ってももう手に入りませんし、買えません。
誰が見ても素晴らしい唯一無二のものは、時とともに価値も増す。
細々とした「買えるもの」にお金を使うのではなく、本当に「人生を豊かにする」大きなものにこそお金を使うことが大切だ
と言うことをご一緒した数年で学びました。
今も、手に入れ損ねたピカソの版画の記憶とともに、この教訓が心に刻まれています。
③運用するとはどういうことか教えてくれたバンカー(銀行員)
これは、退職した後の話でした。すでに退職金を運用に載せたものの、コロナ禍で移動できなくなり遠方の実家を長期にわたって管理・売却するために予定外の出費を賄うため痛い勉強をいっぱいした後でした。
実家の売却益を銀行に振り込んだところ、銀行のウェルスマネジメント部門の方から電話をいただきました。
誘われるままにお邪魔したところ雑談をして終わりました。毎度そうでした。
「何かありましたら何でもご相談ください」
全く凡人の私には付き合い方がわかりません。
ある時「この資金、運用しませんか?」とののお声掛けをいただきました。
銀行にお邪魔してみると、どれくらいの資金を将来のためにとっておき、どれくらいの資金を取り崩して生活したいのかを聞かれました。
では、次回提案させてくださいと言われ、後日、毎月配当の投資信託とファンドラップのコンビを勧められました。
これらの商品は手数料が高いし、毎月配当の投資信託は下手すると元本が減ると聞いていたのですが、私が知らないことを知っているかもしれないので、流されてみることにしました。
後から振り返ってみると、自分で頻繁に株価を見ながら運用している証券会社の口座と違って、銀行に置いている分は全く気にせず、触らず、定期的に報告を受けて何か変えるかチェックするだけ。それ以外は毎月自動的に運用益の一部が口座に振り込まれます。株価が乱高下しても順調に増えています。
その方には、(儲けを狙う投資と違って)長期で老後資金を運用すると言う事は、最大限に自分らしく「生きる」ことに集中できるようにするために
自分の必要な資金が必要なタイミングで得られる枠組み作りをしておくこと。
長期で安定的に運用するためには、逆に手数料をかけて専門家に運用してもらう方がいい場合もあること。
(運用の状況は毎日見ると触りたくなるので)定期的に計画に対して大枠で順調かを見ておくに留めたほうが良いこと。
を教えていただきました。
「わからない時は流されてみろ」
流されてみるものです。結果的にはそういう人生の教訓も得ました。
まとめ
金融リテラシーを身につけ、貯金を運用に回し、それを元手に老後を生きる。王道であるこのプロセスも、私の場合はこの3名との出会いがなければ「他人事」で終わっていたと思います。
こうやって振り返ってみると、知識やデータも大切ですが、誰に相談するか。つまり「人」ももう一つ大切なのかなと感じています。
凡人がFIREに至った一例として読んでいただければ幸いです。
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