本業が忙しくても、夢は追える。「二足のわらじ」
「本当は、やってみたいことがある」
でも、朝から仕事に行き、帰ってきたらもうクタクタ。
家のことをして、気づけば一日が終わっている。
休日くらいはゆっくりしたい。
そうやって毎日を過ごしているうちに、
「夢を追うのは、時間に余裕がある人だけなのかもしれない」
と思ってしまうことがあります。
私も、そうでした。
本業がある。
生活がある。
守らなければならないものもある。
それでも心のどこかには、
「このまま会社員だけで人生を終えていいのだろうか」
という思いがありました。
夢を追うには、何かを捨てなければいけないと思っていた
以前の私は、
夢を追うなら会社を辞める。
副業をするなら、寝る時間を削って努力する。
何かを手に入れるなら、何かを犠牲にしなければならない。
そんなふうに考えていました。
だから、なかなか動けませんでした。
会社を辞める勇気なんてない。
収入がなくなったら困る。
そもそも、自分のやりたいことが本当に仕事になるのかも分からない。
考えれば考えるほど、
「今はまだタイミングじゃない」
という結論になります。
でも、この「今はまだ」が厄介でした。
半年経っても、
一年経っても、
生活はそれほど変わりません。
待っているだけでは、夢のための時間が突然現れることはなかったのです。
8年前、小さく始めてみた
そこで私は考え方を変えました。
会社を辞めなくてもいい。
いきなり結果を出さなくてもいい。
まずは、
「本業を続けながら、できることをやってみよう」
と。
最初に確保したのは、週にほんのわずかな時間でした。
夢のための時間を予定に入れて、その時間だけは未来のために使ってみる。
本を読む。
勉強する。
興味のある人に会う。
セミナーやワークショップに参加する。
最初は、
「こんなことをして、本当に何か変わるのかな」
と思うこともありました。
それでも続けました。
たった一つの出会いから、未来が動き始めた
ある週末、たまたま参加したワークショップで、新しい人たちと出会いました。
普段の会社生活だけでは、おそらく出会わなかった人たちです。
違う仕事をしている人。
副業をしている人。
自分の好きなことを仕事にしようとしている人。
その人たちと話しているうちに、
自分の中に新しいアイデアが生まれました。
「もしかしたら、自分にもできることがあるかもしれない」
そう思えるようになったのです。
その小さなアイデアが、行動につながり、
行動が経験になり、
少しずつ副業という形になっていきました。
振り返ってみれば、人生を変えたのは大きな決断ではありません。
「ちょっと行ってみようかな」
と思って参加した、一つの場所でした。
二足のわらじだからこそ、得られるものがある
以前は、
本業が夢を邪魔していると思っていました。
でも実際に副業を始めてみると、違うことに気づきました。
本業で身につけた経験が、副業で役に立つ。
副業で学んだことが、本業にも活かされる。
人との接し方。
仕事の進め方。
時間管理。
伝える力。
新しいことへ挑戦する力。
二つの世界を行き来するからこそ、成長できることがたくさんありました。
本業か、夢か。
どちらか一つを選ばなくてもいい。
本業を続けながら夢を追うという生き方だってあります。
夢を追うことは、結果だけが目的ではない
もちろん、副業を始めたからといって、すぐに結果が出たわけではありません。
思ったように進まないこともあります。
時間がなくて何もできない週もあります。
「自分には向いていないのかな」
と思うことだってあります。
それでも続けていると、一つ大きな変化が起こりました。
自分自身が変わっていったのです。
新しいことを学ぶ。
知らない人と出会う。
小さく挑戦する。
失敗する。
また考える。
もう一度やってみる。
夢を追いかける過程そのものが、自分を成長させてくれました。
だから私は、
夢は叶った瞬間だけに価値があるのではないと思っています。
夢に向かっている時間そのものが、人生を豊かにしてくれる。
それも、夢を持つ大きな意味ではないでしょうか。
「時間ができたら」ではなく、時間を先に作る
忙しい人ほど、
「時間ができたら始めよう」
と思います。
でも、なかなか時間はできません。
だから私は、
夢のための時間を先に予定へ入れる
ことが大切だと思っています。
いきなり週5時間確保できなくても構いません。
まずは30分でもいい。
一時間でもいい。
毎週日曜日の朝、一時間だけ未来のために使う。
それだけでも十分です。
大切なのは時間の長さより、
「夢を後回しにしない時間」を持つこと。
その一時間が一年続けば、50時間以上になります。
何もしなかった一年とは、少し違う場所にいるはずです。
夢は、突然近づいてくることがある
人生は不思議なものです。
一冊の本。
一つの発信。
一人との出会い。
たまたま参加したイベント。
そんな小さな出来事から、急に道がつながることがあります。
でも、その場所に行かなければ出会えません。
だからこそ、
未来のすべてが見えていなくてもいい。
まずは今見えているところまで歩いてみる。
その先に行ったとき、初めて見える景色があります。
あなたの夢に、毎週一時間だけ渡してみる
もし今、
本業が忙しくて夢を諦めかけているなら、会社を辞める必要はありません。
人生を大きく変える決断もしなくていい。
まずは手帳を開いて、
「今週、夢のために使う一時間」
を決めてみてください。
勉強する。
発信する。
誰かに会う。
作品を作る。
副業について調べる。
何でも構いません。
その一時間を、未来の自分への投資にするのです。
本業を続けながらでも、人生は変えられる
一人で進んでいると、
「この方向で合っているのかな」
と迷うこともあります。
そんなとき、コーチングを使って自分の考えを整理するのも一つの方法です。
何をしたいのか。
なぜそれを叶えたいのか。
今の生活の中で、何から始められるのか。
対話しながら一つずつ整理していくことで、漠然としていた夢が具体的な行動に変わっていくことがあります。
でも、最初から大きく変わる必要はありません。
本業を大切にしながら、夢も大切にする。
そんな生き方があってもいい。
夢のために、すべてを捨てなくてもいいのです。
二足のわらじは、決して中途半端ではありません。
むしろ二つの世界を歩くからこそ、見える景色があります。
今日、夢を叶える必要はありません。
ただ、
夢を諦めないための一時間を作る。
そこから始めてみてください。
その小さな時間の積み重ねが、数年後、
「あのとき始めてよかった」
と思える未来につながっているかもしれません。
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