このまま会社員で終わっていいのか。52歳、私は自分を探し始めた
ある朝、会社に向かいながらふと思った。
「私、このまま定年まで同じことを繰り返すのかな」って。
仕事はある。
家族もいる。
生活に困ってるわけじゃない。
ずっと「お母さん」として動いてきた。
ご飯作って、
送り迎えして、
受験も一緒に乗り越えて。
それが普通だったし、
それが私だと思ってた。
なのに急に、
その役割がなくなった。
子供は成長して私がいなくても自立してくれたのに
私の方が
「これからどうするんだろう」って、
ぼんやり思うようになって
なぜか心だけ置いていかれたような感覚があった。
嬉しいはずなのに・・・
そんな時、
なんとなく見てたYouTubeで、
ある心理カウンセラーの方を見つけた。
小林正観さんや斎藤一人さんの話を
わかりやすく伝えてくれる方で、
なんか言葉がするっと入ってきた。
「自分を見つめる」とか「潜在意識」とか、
それまで正直ピンとこなかったんだけど、
その方の話を聞いてたら、
じわじわ響いてきた。
「あ、私、自分のこと全然見てなかったんだな」って。
そしてその方がやっている講座に参加してみた。
何もやる気が起きなかった私にとって、
それは小さな、
でも確かな最初の一歩だった。
これで、今ある虚無感が取れるのか
正直、
本当に変われるのかはわからなかった。
でも、その方の声を聞いている時間だけは、
少し呼吸ができる気がした。
そして、通話サービスもあったので
正直な自分の気持ちが言えたことで
少しずつ「変わりたいな」って気持ちが出てきた。
不思議と、
少しずつ行動できるようになっていった。
いろんな本を読んだり、
講演会に行ったり、
気になる方のYouTubeを片っ端から見たり。
気づいたら行動出来ている自分になっていた。
そして、横のつながりが欲しいと思って(仲間)
気になる方のサブスクに加入してみたり
オンラインサロンに入ってみたり
自分に合うところが見つかるまで色々試してみた。
今は、
3年以上続けている場所がある。
「ここにいていい」
と思える居場所に、
やっと出会えた気がしている。
気づいたら、自分の中で何かが変わり始めてた。
あの頃の私は、「何かを変えたい」のに、
何を変えればいいのかわからなかった。
でも今思う。
あの日感じた“空っぽ”は、
終わりじゃなくて、
自分を探し始める入口だったのかもしれない。
そしてその頃の私は、まだ知らなかった。
ずっと避けていた「ある感情」と向き合うことになるなんて。
