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kana58kana
【詩】邪心
だれのこころにも
響く詩を書きたいが
そんな邪心を見透かしたかのように
天からは なにも降りてなど来ない
そして わたしの貧弱な語彙では
四季の描写など
もはやし尽くしてしまった
わたしは 蝉の最後の一日のように
全力で 創作に向かう
真夏の暑さで
忘れられかけたあなたの温もりとともに
わたしは 全力で生きてやる
自由の意味を履き違えぬよう
平凡な毎日を過ごす幸せ
そのなかで わたしは書く
あなたのこころをつなぐ魂の文脈を
わたしのこころを詰め込んだ
なみだに洗われたやさしさを
