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【第212回:ハイサイ防災(高齢者・要配慮者)】荷物は「背負う」より「預ける」。足腰を守る【避難バッグ】の軽量化作戦

ハイサイ防災編集部です。 「避難リュックを準備したけど、重くて持ち上げられないさー」という声をよく聞きます。 せっかくの備えも、それで転んで怪我をしては元も子もありません。今日は、体力の負担を減らすための**【賢い荷物の分散術】**をお話しします。


【1. リュックの「重さ」は体重の10%まで】

一般的に、無理なく歩ける重さは体重の10%(体重50kgの人なら5kg)と言われています。

  • 詰め込みすぎに注意: あれもこれもと入れると、後ろにひっくり返りやすくなって大変危険です。

  • 中身を厳選(げんせん): 最初の1日分を生き抜く「お水・お薬・メガネ・小銭・携帯充電器」など、本当に必要なものだけに絞りましょう。

【2. シルバーカーや車椅子を「運搬車」にする】

普段からシルバーカーや車椅子を使っている方は、無理に背負う必要はありません。

  • バッグを「取り付ける」: シルバーカーの荷物入れや、車椅子の背もたれ・座面下にバッグを固定しましょう。重心が下がるので、安定して歩きやすくなります。

  • 分散させる: 重い飲み水は下のカゴへ、すぐに使うお薬や身分証は手元のポーチへ、と分けるのがコツです。

  • 【ポイント:マジックテープやS字フックを準備しておくと、パッと取り付けられて便利さーね!】

【3. 「おんぶ」や「抱っこ」の邪魔にならないように】

もし誰かに助けてもらう(おんぶしてもらう)ことになった場合、背中に大きなリュックがあると、助ける人も大変です。

  • 前抱えスタイル: 小さなバッグなら、体の前に抱えるように持つと、おんぶしてもらう時も邪魔にならず、中身もすぐに取り出せます。

  • ウエストポーチの活用: 大事なお薬や連絡先カードだけは、常に腰につけておくと、万が一荷物を手放すことになっても安心です。


【結びに:身軽さは、逃げる勇気につながる】

「荷物が重いから、動くのが億劫(おっくう)だね」となってしまうのが一番怖いです。 一度、避難バッグを実際に持って、家の中を少し歩いてみてください。

「あ、これなら歩ける!」 そう思える軽さに調整することが、素早い避難への第一歩。自分にちょうどいい重さを、家族と一緒に見つけてみてくださいね。

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