【人生の栞】偏食な娘が心から安らげる、日曜日の「うどん時間」。――家は、頑張らなくていい場所でいい。
こんにちは、てるてるです。
わが家には、ミニゴジラ(小2)と、よちゴジラ(1歳)の6歳差の姉妹がいます。
「これなら食べる」という安心感
わが家の小学2年生の長女ミニゴジラは、なかなかの「偏食さん」です。
彼女の食卓に並ぶのは、いつも決まった固定メンバー。
食べられる食材も調理法もはっきりしているので、献立を考えるのは、そう難しくはありません。
けれど、母としての心は、いつも静かに波立っていました。
栄養は足りているだろうか。
あごの力は育っているかな。
このまま大人になったら困るんじゃないかな。
「大丈夫」と言い聞かせても、ふとした瞬間に不安の影が忍び寄ります。
外の世界で、娘が広げている「扉」
そんな私を驚かせたのは、三者面談での先生の一言でした。
「給食、がんばって食べていますよ。完食する日もあります。」
耳を疑いました。
あの子が、完食……?
家では見たこともないその姿に、戸惑いと、それ以上の愛おしさが込み上げました。
先生の目があるからか、お友達と一緒だからか。
理由は分からないけれど、娘は娘なりに、外の世界で一生懸命に「挑戦」という名の新しい扉を叩いていたのです。
日曜日の「うどん時間」
その話を聞いてから、私は心に、1枚の栞を挟みました。
「家では、食事のことでうるさく言わない」という、私自身への約束です。
外でそれだけ頑張っているのなら、家は、心から安心して箸を進めることができる場所でありたい。
「食べられるものを、おいしく楽しく食べる。」
――それだけで十分じゃないか、と思えるようになったのです。
わが家には日曜日の「うどん時間」という、ゆるやかな習慣があります。
娘が確実に食べられて、家族みんなも笑顔になれるメニュー。
「今日はあそこのお店にする?」
「お持ち帰りにしようか。」
そんな会話を交わす時間は、いつしか、わが家の小さくて温かなイベントになりました。
完璧じゃない食卓を、愛していく
もちろん、今でも「もっと、色々な食材を食べてくれたら」と思う日はあります。
離乳食の時にもっと工夫していれば、味の幅を広げてあげられていれば……と、ひとりで反省会を開く夜もゼロではありません。
でも、あの頃の私は、あの時の精一杯で娘と向き合っていました。
そして娘もまた、自分が今食べられるものを一生懸命に食べて、ここまで大きくなってくれました。
だから今は、「できなかったこと」を数えてため息をつくよりも、「今できていること」を数えて笑っていたい。
完璧じゃなくてもいい。
笑って「おいしいね」と言い合える時間が、いつか娘が大人になったとき、彼女の心を支える温かな記憶の栞になりますように。
今日も元気な娘。
そして、今度の日曜日も、わが家はうどんを食べています。
不揃いでも、ゆっくりでも。
それもまた、わが家らしい成長のかたちなのです。
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最後まで読んで頂きありがとうございます💐頂いたチップは、祖母へのお花のプレゼントに変えて、そっと想いを届けたいと思います🌼温かなお気持ち、本当にありがとうございます。