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色の洪水、クアラルンプール。ピンクモスク・鬼仔巷・バトゥ洞窟をめぐるカラフルな1日とマラッカ遠足【アラフォー1人アジア旅】

Hola、テレサです!2024年7月にいった2泊4日のマレーシア旅。


都内出張の予定が入った。もちろん出張だから子なし単独行動。でもそのまま東京から広島に戻るのは、なんだかもったいない。

「どこか中継地に寄れないかな?」
…そうだ、マレーシアに行こう✨️(?)

まったく意味不明な経緯で突然決めた旅。配偶者に単独旅の許可を快く出してもらって、改めて「いい人だなぁ」と思う。笑

出張と飲み会を終えて、そのまま深夜の羽田空港へ直行。今夜の国際線って、なぜか気分が上がる。空港って独特のワクワク感があって、私は昔から「空港で働きたい」と思っていたんだっけ。就活のときも成田空港株式会社を受けたり、ANAの地上職やパイロット試験に進んだりしたのをふと思い出して懐かしくなりました。

ちなみに、羽田のトイレでメイクを落とそうと使い捨てタオルを初めて試してみたんですが、これが大正解。濡らすとぐっと大きくなって使いやすい!通販で買ったんだけど、これはリピート決定。旅の便利小物を買っては試すわたし。無駄な買い物もたくさんありましたが…笑

ちなみにクアラルンプールには10年以上前に1度来たことがあります。そのときも弾丸1人旅だったなぁ。


クアラルンプール到着

寝不足+お酒で体力的にもボロボロだったけど、深夜便で無事にクアラルンプール国際空港に到着。まぶたの謎の腫れもなんとか引いて、ほっと一安心。

「そんなハードスケジュールで身体にムチうってまでして旅がしたいの?」と聞かれそうだが、全力でYESである。理由は単純で、旅はわたしにとって消耗ではなく“別の形の充電”だから。あとは時間の有限さ。行けるときに行っておく。今の自分の足で、今の自分の目で見る価値は、来年や再来年のそれとは同じではない。だから私は、多少の寝不足にも、蒸し暑さにも、段取りの面倒くささにもYESと言う。旅は「余裕ができたら」ではなく、「余白をつくってでも」行くものだと思っている。

さてこの日わたしのためにわざわざ時間を作ってくれ、車を出して空港まで迎えに来てくれたのは、7年前に私のホステルに来てくれた元スタッフのマレーシア人の友人2人。今はどちらもお医者さまになっていて、久しぶりの再会に胸がいっぱい。7年経ってもあまり変わらない姿に安心しました。海をまたいだ再会ほど嬉しいことってなかなかない。

まず向かったのは行政地区プトラジャヤ。道も建物もとにかく大きくてスケール感が桁違い。

どうしてもピンクモスク(プトラモスク)を見たくて途中で寄り道してもらったら、湖面に映る桜色のドームがもう反則級。

7年がたったなんて信じられない 話が尽きません

写真、フィルター要らず。一般入場は時間指定が厳しいので外観だけで満足、という選択も全然あり。私はしばらく腰掛けて、水面のきらめきと淡いピンクをぼんやり眺めながら「マレーシアって、色の記憶が強い国だな」としみじみしてしまった。

首相府(Perdana Putra)

プトラジャヤの中心にある緑のドームの建物で、首相や首相府関係のオフィスが入ってるところ。真正面はダタラン・プトラ広場、すぐ横にピンクモスク(プトラモスク)。


鬼仔巷でノスタ朝ごはん

だんだんお腹もすいてきた。中華街のはじっこ、新スポットの鬼仔巷(Kwai Chai Hong)へ移動。
道路や壁、お店が丁寧にリノベされていて、古い面影を残しながらも今っぽい。路地にはウォールアートが点々とあって、朝の涼しいうちは写真待ちの列も短め。

カヤトーストと、ちまきのような蒸し物、そして大根餅(上にフライドエシャロットとチリソース)をオーダーしてくれた。厚めに焼いたパンに、カヤ(ココナッツ×パンダンのジャム)と分厚いバターをのせると、一気に“マレーの朝”の味になる。蒸し物は香りのいいもち米で、点心のローマイガイ風。甘・塩・辛が静かに寄り添う感じがよくて、路地のノスタルジーと相性ばつぐん。

ナシレマも外せない!ココナッツミルクとパンダンで炊いた香り高いごはんに、甘辛いサンバル、カリカリのイカンビリス(小魚)とピーナッツ、ゆで卵、きゅうり、アチャール。そこにチキンのカレーやレンダンを添えると、一皿で甘・辛・香・塩・酸がそろう完成形。バナナリーフの上で全部を少しずつ混ぜながら食べるのが幸せで、気づけば手が止まらない。朝から元気が満タンになった。相当な量を食べてしまった…w


食後はそのまま路地散歩——古い煉瓦、新しいアート、乾いた朝の光。KLはやっぱり“色の記憶”で残る街だ。

手加減なしのごちそう攻撃

朝ごはんを食べたばかりなのに、チャイナタウンでついおやつに手が伸びる。鉄板に生地を流してジュッと焼き、砕いたピーナッツと砂糖、バター、時々コーンをのせて半月に折るマレーシア名物のアパン・バリック(バンチャンクエ)。端っこは薄くてパリッ、真ん中はふわもち。熱々を紙に包んでもらい、湯気と香ばしさで指先が幸せになる。朝ごはんはさっき食べたはずなのに、旅の胃は別腹。

えええ!さらにまたなにか買ってくれた…と思ったら黒芝麻糊(ブラックセサミ・スープ)!中華圏の定番デザートで、黒ごまをすり潰して甘く伸ばした“飲むごま餡”みたいな一杯。トロッと超濃厚で、香ばしさ→ほの甘さ→ごまの余韻の順に波が来る。熱々で出てくることが多いから一口目はやけど注意。これはもっとお腹すいたときにガッツリ全部食べ切りたいぐらいおいしかったなぁ…なんでこんなに多様な美味しいものが待ってるんだ!おそるべし。

正直もうお腹い~~~っぱい😿w
なのに「これも食べて」「あれも名物だよ」と、次から次へと買ってきてくれる。手加減なしのごちそう攻撃に笑ってしまうけど、その気持ちが何より嬉しい。友達2人はマレーシア人だけど中華系の出身だから、やっぱりそのコミュニティには「食でもてなす=愛情表現」「多ければ多いほど礼儀」という感覚が強めなんじゃないかな?と思う。屋台の街と奥にそびえる高層ビル、そのギャップが面白いのもクアラルンプールらしさ。


カラフルな街、バトゥ洞窟へ

クアラルンプールといえば外せないのが「バトゥ洞窟」。中心部からは思ったより距離があって、車で連れていってくれて大助かり。
ヒンドゥー教の聖地で、入口に立つ黄金の巨大な神像とカラフルな階段は圧巻。

ただし階段は想像以上に急で、一歩踏み外したらアウトな角度。あまりの高さと角度に友達のうちの1人は高所恐怖症でギブ。

汗だくになりながら登りきると、洞窟の中は意外と涼しくなくてびっくりw
しかも猿があちこちにいて、スマホや食べ物を狙ってくるので要注意。

像の手にちょこんとサルが…w

小猿がゴミを漁っている姿を見て「ちょっと可愛い、でも怖い」と複雑な気持ちになりました。

ここもとにかくカラフル。階段も壁も祈りの衣も、目に入るもの全部が色で主張してくる。繰り返しになるけど、クアラルンプールは本当に“色の都”。
鬼仔巷の壁画の赤や黄、バティックの藍や緑、ピンクモスクの淡い桜色、夜になればツインタワーの銀色の光。市場の果物、屋台のサンバル、ナシレマのバナナリーフまで、日常の細部がそのままパレットになっている。


すべてが写真映え。色に囲まれて歩いているだけで気分が上がる街。だから歩くのが暑くてもしんどくても、ついもう一枚、もう一歩、を重ねてしまう。


カフェ文化と新しい発見

最近人気が出ているのが「ZUS Coffee」というチェーン。

スターバックスの不買運動の影響で一気に伸びたらしい。特徴はなんとストローがパスタ的な食品素材!

アイコンがギリシャ神話の神さまっぽいのでZus=Zeus?

太くて最初はプラスチックかと思ったけど、環境に配慮しているんだなと感心しました。こういう小さなカルチャーの違いを見つけるのが旅の楽しさです。

コーヒーで一息ついて、友達とはここでお別れ。忙しいお医者さんライフの合間をぬって時間を作ってくれたことに、もう胸がいっぱい。私のためだけじゃなくて、2人にとっても久しぶりの再会だったみたいで、横で聞いているだけで嬉しくなるほど話が止まらない。別れ際の「またね」は社交辞令じゃなくて、ちゃんと次へ続く合言葉。


クアラルンプールで“地元ライフ”体験

旅先でまさかのトラブル。人差し指のネイルが根元からパキッと折れてしまい、気分が下がりすぎたので、地元ショッピングセンターに入っていたビューティーサロンへ駆け込みました。
「この1本だけ直してください」と頼んだら、固めのジェルでカバーしてくれて20リンギット(約700円)。即決。旅行先でネイル?と思われるかもしれないけど、こういう地元の生活感を味わうのも好きなんです。

その後ナイトマーケットをふらっと見つけたのはフレッシュザクロジュースの屋台。贅沢だ。。。お値段は忘れたけど結構高かった。

目の前でザクロ3つをぎゅーっと絞ってくれて、鮮烈な赤色。うっかり髪にこぼして「これ絶対色落ちないじゃん!」と青ざめつつも、甘酸っぱさに感動しました。

夜はやっぱりカレー

夕食はインド系レストランへ。ナイトマーケットは騒がしくて暑くてなんだかそこに腰掛ける気になれず、ちょっと外れたレストランに入った。そういえば1回目にマレーシアにきたときもとにかくカレーにはまりすぎて毎日いっぱい食べていたっけ。

焼き立てナンとマトンカレー、チキンカレーをオーダー。日本のインドカレー店だと甘いだけの味も多いけれど、ここではしっかり塩気とスパイスが効いていて本当に美味しい。「東南アジアに来たらセブンアップ!」と自分の中での謎の定番ドリンクで乾杯。旅先でしか飲まない炭酸飲料もまた楽しい。


日帰りマラッカ観光ツアー

翌日は、英語ガイド付きのマラッカ日帰りツアーへ。集合はベルジャヤ・タイムズスクエア前。果たしてちゃんと会えるのか…と不安でしたが、無事にピンク色の大型バスを発見。

参加者は27人ほどで、日本人も複数人いて驚きました。

移動中のバスではマラッカの歴史についてガイドが英語で詳しく説明。

イスラム勢力、オランダ統治、イギリス統治…と盛りだくさん。説明は理解できるけれど、覚えきれないほど濃密。とはいえ「教科書で習ったフランシスコ・ザビエルの話を現地で聞いている」という状況にテンションが上がりました。

観光ではカトリック教会、オランダ広場、可愛いカフェが並ぶ旧市街を歩き回り、ランチは大皿料理をシェア。デザートには「ハロハロ」風のかき氷を堪能しました。

英語ガイドはわかりやすいけど、あまりに歴史の説明が長めで、子連れの日本人家族が疲れ切っていたのはちょっと気の毒だったな…。笑

マラッカは“世界史が現在形になる”一日だった。たとえばガイドさんの小ネタ、「フランシスコ・ザビエルは死後もしばらく遺体が腐らなかった、キリスト教では“聖人のしるし”とされる——だから聖人に列せられた」という話。真偽の検証はさておき、こういう逸話が遺跡や教会の風景一緒に体に入ってくる感覚が面白い。英語ツアーなのでところどころ取りこぼしはあるけれど、それでも十分学べるし、何より「教科書の行間」を現地で埋めていく感触がたまらない!

そしてもう一つの発見。各地にチャイナタウンを形成し、食や商いを通じて強く文化に浸透してきた“中国”という大きな潮流。その源流を、いつか自分の目で見に行かねばと思うようになった(といっても広すぎて、見る場所やタイミングでまったく顔が違うのだろうけど)。旅は目的地を消化して終わりではなく、むしろ“次の希望地”を生む装置。マラッカで一日歩いて、また行きたい場所が芋づる式に増えていく。。

歴史的建築を活かしたおしゃれなカフェやショップは、東南アジアならではの多文化感。

中華・マレー・インドが混ざり合い、街自体が「多民族国家マレーシアの縮図」だと感じました。普段は興味がなかった中国文化にも「いつかちゃんと見に行きたい」と思わせる力がある街でした。

ただしハプニングも。街歩きの途中で右手に違和感を覚えたら、大きな赤っぽいアリに噛まれていました。見た目以上にズキズキ痛くて「これは病院案件か!?」と不安に。旅はやっぱり予想外がつきものです。※しばらく放置したら全然大丈夫でしたw

~2に続く~

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