東京から種子島まで40時間。引越し費用・ルート・荷物公開します【vol.5:山村留学のはなし】
西之表港が近づいて温かい潮風を感じたとき、「あ、本当に来たんだな」とじわっと実感しました。
東京を出発してから、およそ40時間が経っていました。

今回は、東京から種子島まで家族5人+車で移動した話です。
全ルート・費用・荷物などの情報をすべて公開します!
引越しについては留学の公式案内でもSNSでも情報がない。。。
わが家も悩みました。
今回はかなりニッチな情報で長めの記事です。
しかし、「東京から種子島への引越し」というテーマではかなり貴重な情報と自負しています笑
(もう遅いかもしれませんが)4月から種子島に留学する予定の方に、少しでも役に立てればと!
種子島に限らず離島留学などをこれから考えている方にも。
まず全体像を:ルート・時間・費用の一覧
最初に、移動の全体像をまとめておきます。
飛行機で5人分の航空券を手配しつつ、荷物は別途輸送は高い。。。
ということで、車ごとフェリーで運ぶ方法で行きました。
コスパが良く、結果正解だったと思います!
▼ 移動ルート(合計 約40時間)
区間 / 手段 / 時間
東京 20:30発 → 横須賀22:00 / 自家用車 / 1.5時間
横須賀 23:45発 → 新門司港 21:00着 / フェリー「はまゆう」 / 21時間
新門司港 21:00発 → 鹿児島港周辺 3:00着 / 自家用車 / 6時間
鹿児島港 8:40発 → 西之表港 12:10着 / フェリー「わかさ」3.5時間
西之表港 12:50発 → 南種子町(新居) 13:40着 / 自家用車 / 50分
▼ 費用内訳(家族5人+車1台)
項目 / 金額
フェリー「はまゆう」(車+5名+ステート個室) / 102,000円
フェリー「わかさ」(車+5名) / 37,800円
高速代+ガソリン代 / 約14,000円
合計 / 約153,800円

1.夜の出発:友人の見送りと、荷物満載の車
20:30、東京を出発しました。
夜の出発にもかかわらず、子どもの友だちがわざわざ見送りに来てくれました。
荷物で埋め尽くされた車の前で少しおしゃべり。
「じゃあ、行ってきます!」と別れる瞬間は、少しだけ胸がこみ上げるものがありました。
ルーフキャリアには寝具をひとまとめに詰め込みました。
車の後部にはサイクルキャリアで子どもたちの自転車を2台固定。
車内はもうぎっしりで、「本当に全部乗ったな…!」という達成感がありました。笑

2.フェリー「はまゆう」乗船:家族は先に部屋へ
横須賀港に到着し、乗船手続きへ。
利用した「はまゆう」は東京九州フェリーの大型船。
東京〜九州の引越し・帰省に使う人も多い船です。
フェリーへの車の積み込みは、運転手である私しか車に乗れません。
車で寝ていた子どもを起こして家族は乗船口から先に船内へ。
予約した部屋で待機してもらいました。
一人で車をガレージに停めてデッキへ上がり、部屋で待つ家族と合流です。
夜の港を出港していく感覚は、眠気もありつつ「いよいよ始まるぞ」という気持ちと相まって、なんとも言えない高揚感がありました!
3.はまゆうの21時間:星空の露天風呂と映画
今回はステート個室(プライベートな客室)を予約しました。
家族5人で21時間の長旅、個室は本当にあってよかったです!
船内では子ども向けの映画上映もありました(マリオの映画でした!)。
ステージスペースではジャグリングショーもやっていました。

この船で子どもたちが一番気に入ったのは大浴場でした。
見渡す限り水平線が広がる展望風呂は、インフィニティプールのような眺め。
子どもたちが気に入って、3回も入りました笑
夜には真っ暗な露天風呂から満天の星を眺めながら入浴することもできました。
宇宙留学に向かう船の中で、早くも宇宙を感じるような、不思議な感覚でした。
フェリーは長旅でも、子連れで十分楽しく過ごせたのでオススメです!
▼ 予約のポイント
ステート個室は早めに! 春休みシーズンは埋まりやすいです
車のサイズによって料金が変わるので事前に確認を
船酔いが心配な方は酔い止めを持参しておくと安心です
4.深夜の九州縦断:子どもたちは朝まで爆睡
新門司港に21:00着。ここから、旅の第二章です!
鹿児島から乗船予定のわかさフェリーの出発が翌朝8:40なので、鹿児島港まで夜のうちに一気に走る作戦にしました。
途中宿泊するとそれだけコストもかかりますし、日中の子連れ長距離移動は騒いで大変なので避けたい、、、
ということで妻と交代で運転しながら頑張りました。
作戦は成功して、九州を縦断している間、子どもたちはずっと寝ていました笑

深夜3時すぎ、無事鹿児島港近くに到着し車を停めて仮眠。
そして朝5:30に鹿児島港の市場近くで海鮮丼の朝食をとりました。
魚介の旨みが疲れた体に染みて、気力が戻ってきました。

▼ 深夜ドライブのコツ
SAごとに10分の休憩や短い仮眠を入れるだけで眠気がかなり違います
助手席が起きていてドライバーに話しかけてくれるだけで全然違う!
途中のガソリン確認も忘れずに
5.フェリー「わかさ」:3時間半でいよいよ種子島へ!
朝8:40、鹿児島港から「プリンセスわかさ」に乗船しました。
はまゆうと比べるとコンパクトな船ですが、乗船時間は3時間半ほど。
「もうすぐだ!」という実感が一気に高まりました。
外洋に出ると、海の色が変わっていきます。
内湾のグレーがかった色から、深い青へ。

種子島が近づくにつれて、水の色がどんどん濃くなっていく感覚があり、テンションが上がりました!
しかし、波で揺れて、寝不足もあり、思いっきり船酔いしました。
どうにか耐え抜きましたが、朝食に海鮮丼をガッツリ食べた自分を恨みました。。。
12:10、西之表港に到着。
港では平日の日中にも関わらずPTAの方が出迎えてくださいました。
島内の各小学校の横断幕や旗がたくさん並ぶ歓迎ムード!!
長時間かけてたどり着いた疲れがほどけていきました。
(しかし船酔いが辛くて写真を撮る余裕なし・・・)
▼ 予約のポイント
予約は乗船1カ月前から電話で。こちらも予約は早めに。
揺れることが多いです。船酔い対策はしっかりしておきましょう。
悪天候で欠航になることもあります。車だけを別のフェリー↓に載せて、人は別手段(高速船トッピーや飛行機)で移動するという選択肢も知っておくと安心です
6.到着・入居・宇宙留学家族との挨拶
西之表港でPTAの方たちと挨拶と写真撮影を終えて解散。
いよいよ新居へ移動です。
綺麗な海岸線やさとうきび畑・さつまいも畑の中を走るのは本当に快適!
種子島に来た実感が湧いてきました。
港から南種子の宇宙留学生用アパート「セトル」まで、車で約50分。
※「セトル」の情報は、このページ↓が参考になります。
細かな間取り図も、内観外観の写真も!
新しく通う小学校で鍵を受け取って、新居へ到着したのが午後2時ごろ。
夕方には役場で転入手続きも完了。
ようやく、本当に40時間の旅が終わりました。
「セトル」には、既に到着済みの宇宙留学の家族の方がいて、子ども同士はあっという間に打ち解けて遊んでいました。
荷物:車に積めるだけ積んで、あとは送る
私たちの荷物の運び方は、「車に積めるものは積んで、残りはゆうパックで送る」という方法です。
※ゆうパックは離島料金が無く、鹿児島県への配送料で扱われるので、他の宅配便よりもお得です。
▼ 車に積んだもの
寝具・子ども用椅子(ルーフキャリアに)
子ども用自転車2台(バイクキャリアで後部に固定)
衣類・日用品・炊飯器など小物家電(車内に)
▼ 後から送ったもの・現地調達したもの
本・おもちゃ類
季節外れの衣類
細々した消耗品
種子島もAmazonなどは普通に届きます!(Amazonプライムなら翌日〜翌々日が多かったです)
メルカリで現地に届くように購入するなど、うまくコストを抑えながら必要なものを揃えられます。
▼ これは絶対に持っていくべき!
ライフジャケットとマリンシューズは必須です。
種子島でも手に入りますが、4月でも到着してすぐ海で遊びたくなる気持ちになること間違いなしです。
事前に準備しておくことをおすすめします。笑
逆に、持っていったけど不要なものは「自転車」です。
普段はほぼ全て車移動で過ごし、自転車で行ける距離には何もありません笑
でも、子どもたちは家の前で友だちと自転車を乗り回して楽しそうに遊んでいるので、持っていったかいはありました。
車について
車の選択肢は主に4つあります。
自分の車をフェリーで持っていく
前年度の宇宙留学家庭から購入する(割安なことも!)
現地または鹿児島で中古車を購入する
現地で長期レンタカーを借りる
迷っている方は、前年度の宇宙留学参加家族や町・小学校に相談するのが一番早いと思います。
おわりに
夜中に友人たちに見送られて東京を出て、2つのフェリーと深夜の九州縦断を経て、種子島にたどり着いたのが翌々日の昼。
長い移動でしたが、それ自体が家族にとって忘れられない体験になりました。
来年度から宇宙留学を始める方の、移動計画の参考になれば嬉しいです!
気になることや「もっと詳しく知りたい」ことがあれば、気軽にコメントください。
できる範囲でお答えします!
4月頭に移動する方、どうぞ(船酔いに)お気をつけて!
次回は宇宙留学中の出費のことや、現地での仕事のことなどについて書く予定です。
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