飼い主って大きいんだよ、背が
はーい。どうも、どうも、こんにちは。
僕は、いぬうた市の、きゅんだよ。
皆さんはいかがお過ごしですか。
僕ですか?
僕はどうでしょう?
皆さんから見れば、たぶんご機嫌に見えるんでしょうね。
でもこれはかなり無理をしてるんです。
実は今、相当ムカついてる僕なんです。
皆さん、聞いてくれますか?
またもや僕のグチを。
しかもまたもやそのグチの中身が飼い主のことなんですけどね。
その何がムカつくって、飼い主って、めちゃくちゃデカいんです。
いやいや、心の話ではないでしよ。
心はめちゃくちゃ小さいんですか、
その心に反して、背がめちゃくちゃデカいんですよ。
いつもはあんまり気がつかないんですがね。
たぶん心が小さいから、その存在まで小さく感じるからだと思うのですが、
改めて飼い主が立っていると、それがめちゃくちゃデカいんです。
えっ、それは当たり前じゃないか、って?
僕ら犬よりも人間はだいたい大きいじゃないか、って?
それはそうなんですが、例えばママも大きいですが、
ママは僕の隣に来ても、すぐにしゃがんで撫で撫でしてくれるから、
そんなにその大きさを感じないんですよ。
でもね、飼い主って、普段ぬぼーっとしてるから、
存在感もないくせに、いきなり現れたりするんです。
なので気がつくと隣にいたりするから、
これがビックリするんですよ。
僕からしてみれば突然、横に高い壁が出来た感じがして、
ギョッとしてしまう訳なんです。
で、飼い主のその顔を見上げると、
家の中では大抵照明が点いてるからそのせいで、
飼い主の顔が逆光になって表情がまるで分からないんです。
これがまあ不気味なこと。不気味なこと。
これを見るたびに僕はまた飼い主にギョッとされたー!
って思って、このあとしばらくはムカついてたまらない。
っと、こうなってしまうのです。
さっきもまたこの目にあったから、
今、僕は最高にムカついているのです。
こうやってグチを吐き出したから、
ちょっとはスッキリしましたけどね。
っと、あっ!知らぬ間に隣に飼い主がそびえ立っていて、
もうまたビックリしたー!
ふざけんじゃねえよー!飼い主のヤツー!
