店舗の閉店を考えるときに知っておきたい、スムーズな手続きのための基本を説明!

店舗の閉店を決めたら最初に確認したいこと

 店舗の閉店を考え始めたとき、まず整理しておきたいのが「どのような手続きが必要になるのか」という全体像です。
 閉店は営業をやめれば終わりというものではなく、契約関係や届出、関係者への対応など、さまざまな作業が発生します。後回しにしてしまうと、余計な費用やトラブルにつながることもあるため、早い段階で流れを把握しておくことが大切です。

賃貸借契約の内容を確認する

 賃貸店舗の場合、最初に確認すべきなのが賃貸借契約書です。多くの契約では、解約の意思を伝える期限が定められており、一般的には数か月前までに書面で通知する必要があります。この解約予告期間を過ぎてしまうと、実際には使っていない期間の賃料を支払うことになる場合もあります。
 解約の連絡方法や提出書類の形式が指定されているケースもあるため、契約書を読み返し、決められた手順に沿って進めるようにしましょう。

原状回復の範囲を把握しておく

 閉店時には、物件をどの状態で返却するのかも重要なポイントになります。契約内容によっては、内装や設備をすべて撤去し、借りた当初の状態に戻す必要がある場合があります。いわゆる「スケルトン返し」と呼ばれる状態です。
 どこまで原状回復が必要なのかは契約ごとに異なるため、自己判断せず、貸主や管理会社と事前に確認しておくことでトラブル回避につながります。

行政への届出や許可の整理

 店舗を閉める際には、行政に対する各種届出も必要になります。業種によっては営業許可や届出を提出しているケースがあり、閉店時には廃業の手続きを行わなければなりません。提出先や必要書類は内容によって異なるため、事前に確認し、漏れなく対応することが求められます。
 もし提出を忘れてしまうと、後から連絡が来たり、手続きが長引いたりすることもあります。

ライフラインや契約関係の解約

 電気・ガス・水道といったライフラインの解約手続きも、閉店にあわせて進めていきます。解約日を誤ると、使用していない期間の料金が発生してしまうこともあるため、退去日や引き渡し日を意識して手配することが大切です。また、インターネット回線やリース契約、保守契約など、店舗運営に関連する契約が残っていないかも確認しておくと安心です。

従業員や取引先への対応

 従業員がいる場合は、雇用に関する手続きも避けて通れません。雇用契約の内容や労働関係のルールに沿って、適切に対応することが求められます。また、仕入先や業務委託先など、日頃から取引のある関係者にも閉店の連絡を行い、契約の終了や精算について整理しておくことが必要です。早めに伝えることで、不要な混乱を防ぐことができます。

閉店手続きは計画的に進めることが大切

 閉店に関わる手続きは、一つひとつは小さく見えても、全体としては多岐にわたります。どこから手を付ければよいか分からなくなる前に、必要な項目を整理し、スケジュールを立てて進めることが重要です。
 事前に流れを把握しておくことで、無駄な出費や手戻りを防ぎ、落ち着いて閉店を迎えることができます。

◯会社概要
㈱店舗高値買取センター

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