May the force be with you!台風一過の日曜もフォースが共にあらんことを✨🤩✨
天豆エッセイ詩小説⑩
May the force be with you!
映画のような恋をしたい教授はもれなくキモい。

「あのー、教授に相談があるんですけどいいですか?」
大学のある生徒が
おそるおそる教授に声をかけた。
教授は大教室の黒板の前で
なぜか鼻歌を歌いながら
軽くステップを踏んでいた。
「おお、どうした」
「今、お時間10分ほどいいですか?」
「君のためなら15分とろうか」
(面倒くさ、、)
「実は大学を辞めようか迷ってて、、父の具合があまりよくなくて」
「人はみな死ぬ。だが、ほんとうの意味で生きたと言える者は少ない」
「は、はあ」
「と、『ブレイブハート』でメル・ギブソンが言っていたぞ」
「そ、そうですか、、うち実家が農業やってるんですけど、母だけでは厳しくて」
「自分の強みを活かすんだ。誰にだってそれがせいいっぱいさ」
「強みですか、、まあ小さいことから農業は手伝ってましたけど、、」
「と『ラブ・アゲイン』でライアン・ゴズリングが言っていた。いっぺん観るといい、元気が出るぞ。よく見ると案外俺も似てないか?ゴズリングに」
(キモい、、あんたはハゲリング!)
「でもせっかく農学部に入って先端のバイオテクノロジーを学ぶつもりだったんです」
「でもな、、りっぱな考古学者になりたければ、図書館から出ていけ!」
「は?」
「と、インディ・ジョーンズは言っている。俺もまあインディと同じ大学教授としてやっぱり学びは実地だと思うな」
「は、はあ」
「まあ、どんな自分になるのか。それを選ぶのは自分自身だ」
「それ『スパイダーマン』の台詞ですよね、、でも将来のことを考えると何だか怖くて」
「まあ、おそれることはない。遠いものは大きく、近いものは小さく見えるだけのことだ」
「なんですかそれ、、」
「と『耳をすませば』で猫の人形みたいなのが言ってたぞ、たしかあれは宮崎駿ではないな監督は」
「は、はあ」
「それとな、恐怖に実体はない。先のことをあれこれ考えるおまえの頭の中にしかないんだ。ただし間違えるなよ。危険はまぎれもなく現実のものだ。だがそれを怖れるかどうかは、自分自身で決めることだ」
(長い、、もう帰りたい)
「それは何の映画で誰が言ってたんですか?」
「タイトルは忘れたが、ウィル・スミスが息子と共演して大コケした映画で言ってたな」
「縁起悪いじゃないすか!」
「たしかにな、どうもあれは親としてのエゴがでたな」
「それはどうでもいいんですけど、、やっぱりコロナになってオンラインでしか授業受けてないのに授業料変わらないなんて、、先生はいつから通常講義始めるんですか」
「いや、まあ、それは、、まだな、、まあ一言で言うなら、、やるかやらないかだ。やってみる、ではない」
「ちょっと意味わかんないすけど」
「これはまあ『スターウォーズ 帝国の逆襲』のヨーダの言葉だ。先生、やっぱりヨーダの言うことは聞いておいた方がいいと思ってな」
「もういいです、、聴いた私がバカでした」
「まま、ま、待て!道を知っていることとと、その道を実際に歩くこととはまったく違うんだ!」
「それ『マトリックス』でモーフィアスが言ってましたよね」
「おお!お前も好きか、なんか続編やるらしいぞ、一緒に行くか?」
「結構です!もう自分で考えます。教授の言っていること映画の受け売りでスカスカじゃないすか!じゃ、失礼します!」
「ちょ、ちょっと待て!」
「何ですか」
「思い切ってもう少しでっかい夢みないか!」
「それ『インセプション』!」
「これから行くところに道はないんだ」
「それ『バックトゥザフューチャー』!」
「泳いで泳いで泳いで泳ぐんだ!」
「『ファインディング・ニモ』!」
「なかなかやるじゃないかお前」
「じゃあ、もう二度と来ないんで!」
「ま、ま、待ってくれ!!」
「もう、なんですか!?」
「未来で待ってる、、、」
「きもっ!」
「『時かけ』のあのラストはやっぱりエモいよな。。どうだ今度一緒に、、」
生徒は大学を辞めることを決めた。
May the force be with you!
フォースが共にあらんことを✨🤩✨
皆さま、素敵な連休最終日をお過ごしあれ!

今日の天豆 てんまめは
静かなカフェでぼんやりしながら
思いついた物語はくだらなかった😭
それにしても青汁スムージー濃厚すぎ!笑
前のお話は
だよ😍
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