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春の軽井沢1泊2日家族旅レポ|白糸の滝、星野温泉、ハルニレテラス、旧三笠ホテル…美しい景色と美味しい時間に満たされて

おはようございます。
天豆(てんまめ)です。

先週末、家族4人で軽井沢へ行ってきました。

たった1泊2日。
でもこの旅には、思っていた以上にたくさんの「満たされる瞬間」が詰まっていました。

上野から新幹線で、わずか約1時間。
それだけで、空気の温度も、光のやわらかさも、歩く速度も変わる。

少しひんやりした春の風。
透き通るような青空。
白糸の滝の水音。
露天風呂とサウナの心地よさ。
人気店で食べる蕎麦と、軽井沢らしいローストチキン。
森を歩く静かな朝。
歴史をまとった美しい洋館。
肉厚ハンバーガーと、旅の終わりの甘いソフトクリーム。

そして何より、家族4人で
「ここ気持ちいいね」
「これ美味しいね」
と語り合いながら過ごせたこと。

今回の旅は、景色も食も最高だったのですが、
それ以上に、大人になった息子たちとまだこうして一緒に旅ができることの幸せを、何度も感じる時間になりました。

今日はそんな、
3月14日・15日の春の軽井沢1泊2日家族旅を、
写真とともにたっぷり綴ってみたいと思います。

これから軽井沢へ行く方にも、
「こんな回り方いいな」
「ここ行ってみたいな」
と思ってもらえるように。

そして読んでくださる方が、
まるで一緒に軽井沢を旅しているような気分になってもらえたら嬉しいです。


上野から1時間で、空気が変わる。気軽に行ける軽井沢の近さ


この日の朝は、早朝起きて、シャワーを浴びて、洗濯して、ベッドメイクをして、少しだけ仕事もして。

旅の前に家を整えておくと、帰ってきたときの安心感が違うんですよね。

瞑想もして気持ちを整えたあと、家族で上野駅へ向かいました。

そして北陸新幹線で軽井沢へ。

あらためて驚いたのは、その近さです。
上野から、たった約1時間。

「え、もう着いたの?」
というくらい、あっという間でした。

でも到着してホームに降りた瞬間、東京とはもう空気が違う。
少し冷たいけれど、澄んでいて、春の入口らしい清らかな空気。

空は高く、青く、光が透明で、駅に着いただけなのにもう気分が上がります。

軽井沢って、ただ“おしゃれな場所”というだけじゃないんですよね。
都心から近いのに、ちゃんと気分が切り替わる。
その絶妙さが、本当にすごいなと思います。

駅から徒歩数分の場所でカーシェアの車を借り、
ここから軽井沢ドライブがスタート。

今回は長男が運転してくれました。

こういうところにも、時間の流れを感じます。

少し前までは助手席や後部座席にいた息子が、
今は家族を乗せて軽井沢の道を走っている。

その姿を見ているだけでも、なんだか胸がじんわり温かくなりました。


軽井沢に着いたらまずここ。人気蕎麦店「川上庵」で最高のブランチ


最初に向かったのは、軽井沢でも大人気のお蕎麦屋さん、川上庵

着いたのは朝10時台後半。
「少し早いかな?」くらいの時間だったのですが、これが大正解でした。

ちょうどいいタイミングで入れて、
「よかったね」
なんて話していたら、
11時を過ぎたあたりから一気に人が増え、あっという間に行列に。

食べている頃には、店の前にずらりと人が並んでいて、
「やっぱりここ、すごい人気なんだな」
と実感しました。

私は天ぷらそばを注文。

温かい蕎麦
長男は冷たい蕎麦

まず、運ばれてきた瞬間の香りがいい。
鰹と醤油の香りがふわっと立って、もうその時点で美味しい。

蕎麦はつるりと喉越しがよく、つゆはきりっとしていて、でも尖りすぎない。
天ぷらは、海老も野菜も衣が軽くてさくさく。
重たさがなくて、素材の甘みがちゃんと感じられる揚がり方でした。

軽井沢の少し冷たい空気の中で食べる温かい蕎麦って、
どうしてこんなに美味しいんでしょう。

旅の最初の一食が美味しいと、その旅はもうかなり成功したも同然。
この時点で、この1泊2日はかなりいい旅になる予感がしていました。


水の音だけで心がほどける。白糸の滝の美しさに癒される


お腹が満たされたあとは、山の方へ車を走らせて白糸の滝へ。

ここは本当に、よかったです。

大きく落ちるダイナミックな滝とは違って、
横に長く、岩肌から無数の糸のように水が流れ落ちる。
まさに“白糸”という名前がぴったりの景色。

豪快というより、静謐。
華やかというより、透明。
見ているだけで、心の内側にたまっていたものがすっと洗われていくような感覚がありました。

水の音も、激しく主張する感じではなくて、耳にやさしい。
春のはじまりで木々はまだ裸に近いのに、そのぶん滝の白さや周囲の苔の緑が際立って見えて、とてもきれいでした。

ところどころにまだ雪がだいぶ残っていたのも、良かったです。

こういう場所に来ると、人って自然に声が小さくなりますよね。
家族4人で並んでしばらく眺めながら、ただ水の流れを見ていました。

軽井沢には素敵な場所がたくさんありますが、
白糸の滝はその中でも、“気持ちを静かに整えてくれる場所”だと思います。


星野エリアへ。露天風呂、サウナ、牛乳、ソフトクリーム…もう優勝だった


白糸の滝のあとは、中軽井沢方面へ移動して星野エリアへ。

ここでまず向かったのが、星野温泉 トンボの湯

露天風呂に入った瞬間、
「ああ、来てよかった」
と思いました。

外の空気は少しひんやりしているのに、
お湯はやわらかくてしっかり温かい。

あの温度差って、本当にたまらないですね。

そのあと、長男と次男と一緒にサウナへ。
これが思っていた以上に熱い。

しっかり汗をかいてから水風呂に入ると、もう一気に身体が目覚める。
出たあとは、なんともいえない“整う”感覚が来て、私はちょっとぐらぐらするくらいでした。

長男はかなり慣れているので平然としていたのですが、
私は「これは効く……!」という感じ。
でもその分、すごく気持ちよかったです。

温泉とサウナって、身体を温めるだけじゃなくて、
頭の中の余分なものまで一回きれいに流してくれる感じがありますよね。

そして湯上がりには、やっぱり牛乳とソフトクリーム。

これはもう、ほぼ反射です。
温泉のあとの牛乳とソフトって、どうしてあんなに魅力的なんでしょう。

旅先って、こういう“王道の幸せ”がちゃんと待っていてくれるのがいいです。


ハルニレテラスを歩くだけで気持ちいい。軽井沢の“おしゃれ”は自然に溶けている


温泉のあとは、同じ星野エリア内のハルニレテラスを散策。

ハルニレテラスでは写真を撮りそびれたのですが、とっても心地よかったです(公式写真掲載)

ここ、すごく気持ちよかったです。

川のせせらぎのそばに、木の温もりを感じる建物が並んでいて、
いわゆる“映えるおしゃれ”というより、
森や空気とちゃんと調和しているおしゃれさなんですよね。

お店を一軒ずつのぞきながら歩いているだけで楽しい。
特別に何かを買わなくても、ただ歩いて、見て、話しているだけで満たされる場所でした。

軽井沢の魅力って、こういうところにもあると思います。
“観光名所をこなす”感じじゃなくて、
ただ歩くだけで気持ちよくて、
ちょっと立ち止まるだけで満たされる。

家族でこういう場所を歩いていると、自然に会話も増えてきます。
何でもないような時間なのに、あとから振り返ると、こういう場面が案外いちばん記憶に残っていたりするんですよね。


森の宿「漂鳥庵」へ。静かな夜の始まり


この日の宿は、千ヶ滝エリアにある漂鳥庵(ひょうちょうあん)

いわゆる大きなホテルというより、
森の中に静かに佇むロッジのような宿。

こういう宿、好きなんです。
軽井沢の華やかさを楽しみつつ、泊まる場所は少し落ち着いた静かな空間。
そのバランスがとても心地よかったです。

チェックインして少しゆっくりしたあと、オーナーさんが夕食のお店まで送ってくださり、向かったのがローストチキンの名店、カスターニエ


カスターニエのローストチキンが、本気で美味しかった

軽井沢でローストチキンといえば、やっぱりここ。
実際に食べてみて、「これは人気なのも分かる」と思いました。

まず、皮が香ばしい。
ぱりっと焼かれているのに、噛むと中はしっとり。
ナイフを入れた瞬間から、ちゃんと美味しいのが分かる。

シンプルな料理って誤魔化しがきかないと思うのですが、
ここのローストチキンは、まさに王道をしっかり突き詰めた美味しさでした。

家族で
「美味しいね」
「これいいね」
と何度も言いながら食べる時間は、本当に幸せです。

美味しいものって、それだけで会話が増えるんですよね。
しかも家族での旅だと、その美味しさを共有できるのがまた嬉しい。

景色の記憶ももちろん残るけれど、
家族で笑いながら食べた一皿って、やっぱりすごく印象に残ります。


夜の軽井沢アウトレットへ。イルミネーションとジェラートで締める幸せ


夕食後は軽井沢駅前を少し歩いて、
そのまま軽井沢・プリンスショッピングプラザへ。


夜のアウトレットは、昼とはまた雰囲気が違ってきれいでした。
イルミネーションが灯っていて、広い敷地をゆっくり歩くだけでも楽しい。

旅先の夜って、ちょっと特別ですよね。
日中たくさん動いたあとに、少し冷たい空気の中で灯りを見ると、
「ああ、旅に来てるなあ」
という実感が湧いてきます。

そして、歩いたあとはジェラート。

私は、3種のベリー系コーヒー系を食べました。
ベリーのほうは甘酸っぱくて華やか。
コーヒーはほろ苦くて香ばしい。
この組み合わせが最高でした。

旅先で食べる冷たい甘いものって、どうしてあんなに幸福感があるんでしょう。
もうお腹は満たされているはずなのに、別腹はちゃんと存在する。
あれは本当に不思議です。


翌朝4時半起床。宿の朝ごはんが、しみじみ美味しい


翌朝は、早寝したこともあって4時半ごろ起床。
旅先でも早起きなのは、もう習慣ですね。

少し記事を書いたり、荷物を整えたりしてから朝食へ。

これがまた、とても良かったです。

焼き魚、茶碗蒸し、小鉢、ごはん、味噌汁。
こういう朝食を見ると、「日本の朝って本当にいいな」と思います。

特に魚(カレイ)が美味しかった。
しっかり旨みがあって、でも朝にちょうどいいやさしさもある。
旅館や宿の朝食って、その土地の空気まで一緒に食べている感じがして好きです。

それから、軽井沢名物の花豆も印象に残りました。
ふっくらしていて、ほんのり甘くて、素朴だけれどちゃんと美味しい。

派手ではないけれど、こういう一品って旅の記憶に残るんですよね。
「ああ、軽井沢で花豆食べたなあ」
って、後からふと思い出すタイプの味。


朝の軽井沢野鳥の森を歩く。何もないようで、すごく豊かな時間


朝食のあとは、家族で軽井沢野鳥の森へ。

この時間がまた、すごくよかったです。

朝はまだ寒い。
でもその寒さが嫌ではなくて、むしろ気持ちいい。
空気がぴんとしていて、歩くたびに身体が目覚めていく感じがありました。

最初は「鳥の声、あまりしないな」と思ったのですが、
歩いていくうちに少しずつさえずりが聞こえてきて、
姿は見えなくても「ちゃんとここに命がいる」と感じられるのがよかったです。

大人4人で1時間近く森を歩く。
考えてみると、かなり贅沢なことですよね。

急ぐ理由もなく、
何かを競う必要もなく、
ただ歩いて、時々立ち止まって、鳥の声に耳を澄ませる。

旅って、ぎっしり予定を詰め込むのも楽しいけれど、
こういう何も起きていないようで、心は深く満たされている時間があると、一気に旅の質が上がる気がします。


旧三笠ホテルへ。100年以上前の美しさに圧倒される


野鳥の森を歩いたあとはチェックアウトし、向かったのは旧三笠ホテル

ここは本当に良かったです。
建物好きな方には、かなり刺さると思います。

まず外観が美しい。
黒と白のコントラスト、赤い屋根、繊細な装飾。
明治の時代に、軽井沢にこんな本格的な洋館ホテルが建てられていたんだと思うと、それだけで胸が高鳴ります。

中に入ると、時代を超えた静けさがある。
ただ古いのではなく、“気品をまとった時間”がそこに残っている感じ。

当時ここに泊まった人たちは、どんな服を着て、どんな会話をし、どんな気持ちでこの窓から景色を見ていたんだろう。
そんなことを想像しながら歩くのが、とても楽しかったです。

客室やお風呂、トイレの造りを見ても、
「100年以上前に、もうここまで美しく整っていたんだ」
と驚かされます。

軽井沢は自然や食だけでなく、
こういう歴史的建築に触れられるのも本当に魅力的ですね。

売店では、ここでしか買えない限定のプレミアムカレーも購入。
旅先って、こういう“その場限定”に弱くなります。


旧軽井沢銀座を歩いて、最後はバーガーマニアへ


その後は旧軽井沢銀座を散策。

やっぱりここは賑わっていますね。
人も多くて、活気があって、“軽井沢らしさ”を感じるエリア。

歩くだけでも楽しいのですが、お昼に向かったのは、Burger Mania Karuizawa


ここで私が食べたのが、アボカドわさびバーガー
これが、かなり美味しかったです。

まず見た目からして強い。
肉厚のパティに、たっぷりのアボカド。
そこへ、わさびの効いたソース。

一口かぶりつくと、肉の旨みがどんと来て、
そのあとにわさびの爽やかな刺激が抜けていく。

しっかりジャンク感はあるのに、
和のニュアンスが入ることで重くなりすぎない。
すごく絶妙でした。

軽井沢で蕎麦も食べて、ローストチキンも食べて、最後はハンバーガー。
この振れ幅もまた、旅の楽しさですよね。

美味しいものがいくつもある場所って、やっぱり強いです。


妻と長男は買い物、僕と次男は珈琲とモカソフト。こういう時間がいちばん愛しい


カーシェアを返却したあとは、再び駅近くへ。
長男と妻は買い物へ行き、僕と次男はミカドカフェでひと休み。

アイスカフェオレとモカソフトゼリーを前に、
次男とゆっくり話す時間がありました。

こういう時間、いいですよね。
観光名所を回るのも楽しい。
美味しいものを食べるのも楽しい。
でも、旅の中でふと訪れる、こういう“余白の時間”が、実はすごく贅沢だと思います。

何か特別な話をしたわけではなくても、
一緒に座って、甘いものを食べて、ゆっくり過ごす。
その時間そのものが、もう大事なんですよね。

子どもが小さい頃の旅は、
小さい頃でしか味わえない可愛さと賑やかさがある。

でも大人になった今は今で、また別の豊かさがある。
会話の質も変わるし、同じ景色を見ても、それぞれの感じ方を言葉にできる。

そういう家族旅も、本当にいいなと思いました。


大人になった息子たちと、まだこうして旅ができる幸せ


帰りの新幹線では、WBCの日本対ベネズエラの速報を見たり、実写版ワンピースを見たりしながら、あっという間に上野へ。

本当に、1泊2日って短いです。
でも短いからこそ、濃い。

今回の軽井沢旅であらためて思ったのは、
景色や食事が素晴らしいのはもちろんだけれど、
いちばん幸せだったのは、それを家族で一緒に味わえたことだということです。

長男はもう社会人。
次男も大学生。
一般的には、子どもが大人になると、
家族旅行の回数は自然と減っていくのかもしれません。

それでもこうして、
家族4人で笑って、食べて、歩いて、語り合って、一緒に旅ができる。

これは当たり前ではなくて、本当にありがたいことだなと思います。

白糸の滝の前で並んだ時間。
温泉のあとに「熱かったね」と笑ったこと。
ローストチキンを食べながら「うまいね」と顔を見合わせたこと。
野鳥の森を歩いて、鳥の声に耳を澄ませたこと。
旧三笠ホテルで、100年前の美しさに見惚れたこと。
バーガーを頬張って、ソフトクリームを食べて、
コーヒーを飲みながら語ったこと。

旅の本当の贅沢って、
高級であることでも、遠くへ行くことでもなくて、
大切な人たちと一緒に、いい時間を味わえることなのかもしれません。

軽井沢は、景色もきれいで、食事も美味しくて、空気も気持ちいい。
でも今回の旅でいちばん心に残ったのは、その場所の美しさを通して、家族の時間がいっそう愛おしく感じられたことでした。

また行きたいです。
今度は新緑の季節もいいし、夏の軽井沢もきっと気持ちいいでしょうね。

もし今、
「どこかへ行きたいな」
「家族で少しだけ日常を離れたいな」
「美味しいものを食べて、きれいな景色を見て、心を整えたいな」
そう思っている方がいたら、軽井沢は本当におすすめです。

上野から、たった1時間。
でもそこには、ちゃんと日常の外側がありました。

春の軽井沢。
とても、いい旅でした。

天豆(てんまめ)


PS.
今年書いた旅レポがどちらも、
note編集部さんの「今日の注目記事」に選ばれました!
良かったらご覧ください。


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