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ちょっとポンコツな毎日も悪くない


最近、ポンコツ話には事欠かない。

まずはアルバイト先での出来事から。

会社では熱中症対策として塩飴と飲み物
が支給されている、ありがたいことだと思う。

でも担当者の前で、家から持ってきた
自分の塩飴をなめていると、なんとなく異様な空気を感じた。

「会社で用意した塩飴美味しくない?」

もちろん、実際にそう言われたわけではない。

でも、なんとなくそんな空気を感じてしまう。

あー、めんどくさい。

二つ目の支給品は空調服。

服にファンがついていて、涼しい風が出てくる上着だ。

林の中の仕事の日、涼しいから
今日はいいかと思って着ていかなかった。

すると担当者が言う。

「空調服、着なくていいの?」

「今は林の中で涼しいので、いらないと思いまして」

そう答えた。

本音を言えば、先輩が着ていないので、なんとなく着づらい。

そんな空気を気にしてしまう自分がまだいます。

こんな自分も「あー、めんどくさい」。

別の日には、もっとポンコツなことがあった。

おかあちゃんから、年金が入ったので小遣い1万円と
スマホ代6000円をもらった。

合計16000円。

ところが翌日、財布を見るとそれがないのです。

16000円がない。

どこへ行った。

少し焦って、おかあちゃんに聞いた。

「昨日、お金もらったよな?」

「渡したよ、スマホ代と一緒に」

それがないんだ
うーん、困った。

おかあちゃんに聞く。

俺お金もらったとき何着てた。


「作業服のままだった」

その瞬間、ピンときた。

慌てて外に置いていたバックの中を探る。

あった。

入ってた。

16000円、無事発見。

あー、よかった。

また無くさないうちに、近くのコンビニで
入金してきた。

ちょっとポンコツ。

今日のアルバイトでは、とくだん面白いことはなかった。

でも、
家に帰ってから、うれしいことがあった。

畑のトマトを食べてくれた、おかあちゃんと息子が言った。

「このトマト、めちゃくちゃうまい」

僕は、この『美味い』の言葉が大好きだ。


自分の畑で育てたトマトを食べて、

「うまい」

と言ってもらえる。

それだけで、なんだか報われる自分。

外では、気を使ったり、忘れたり、ポンコツだったりする。

それでも家に帰れば、

うまいトマトがあって、
おかあちゃんがいて、
息子がいる。

そう思うと、

ポンコツな人生も悪くない。


もし、

「ちょっとポンコツでも悪くない」

そう思ってもらえたら。

僕がうつから少しずつ生き直してきた記録も、
のぞいてもらえるとうれしいです。

アンリミテッドでも読めます。



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