疑問力
姜尚中の「悩む力」や渡辺淳一の「鈍感力」みたいな、
通常「力」を要しないと思われる事項で、
最近特に力の必要性を感じる事が「疑問力」です。
自然に浮かぶものが「疑問」だと思われるでしょうが、
これまでの経験や学習が下地となって
「疑問」を産んでいると思いませんか?
「疑問さえ浮かびません」というセリフには、
「全く勉強していない」からとか
「無知だから」という枕言葉が潜んでいませんか?
現在の会社は、銀行を退職して2社目の勤め先になるのですが、
前社を含め、銀行時代と圧倒的に相違する点が、
職員の「疑問力」だと感じているのです。
事務処理にしろ、現場作業にしろ、
何故?がいっぱいなはずです。
何故?を解決することが理論化で、
何故と聞かれた時のために準備する事が理論武装です。
銀行の場合は、
管理当局にしつこく追求される宿命がありますので、
過剰反応もありますが、
それでも、当社の「疑問力」はまだまだ足りないと感じております。
「疑問」を持つと「解決」しなければいけないので「面倒」です。
その「面倒」を避ける職員の多い会社は衰退すると思っています。
逆に「面倒」を喜ぶ職員が多い会社は、
活力に満ちた元気企業に違いありません。
「疑問力」は「考える力」の源泉なのです。
人材育成は、
そのような力を備えさせることを前提に
仕組んで行きたいと思っております。
