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#読書感想文

基本的に、

既に映画化やドラマ化で話題となった原作を読むことは少ないのですが、

長女が受験旅行中に手に入れた文庫で「面白いよ」と言う勧めもあって

読んだミステリーが本日の記事です。

貴志祐介は

「硝子のハンマー」「黒い家」「青の炎」「ISOLA」あたりの

有名ドコロは全部読んでいて、

映画化された

「黒い家」「青い炎」「ISOLA」はDVDも持っているほどなんですが、

この「悪の教典」は、

平積みから手にして裏表紙の解説やパラパラと中を覗きながら、

ついぞ購入する機会を失っていた文庫です。

帯付の「伊藤英明」の写真が、どうも購入意欲を削ぐのです。

「そんなミーハーじゃないからね」と、

密かに見栄を張っていたんでしょう。

娘の勧めで読み始めると止まらなくなってしまって、

3連休の2日間を費やして上下巻を一気読みしてしまいました。

上巻で、

サイコパスのサイコパスらしからぬ爽やか行動と、

垣間見えるサイコパス的思考を絡ませて、

静かに何かが進行しているような緊張感を醸成した後、

下巻で一気に爆発させるのですが、

「バトルロワイヤル」を思わせる激しさと残酷さに、

「これは子供が読む本じゃないだろう」と思うほどでした。

読者の少ないブログであっても、

ミステリー・サスペンス系のネタバレ記事はご法度ですので

中身についてはこれくらいにしておきます。

どんな映画を作ったのだろう?と気になって調べてみると、

やはり「R-15」指定でした。

原作にしろ映画にしろ、「#悪の教典」にカタルシスを感じる人間は、

サイコパスに共感していることになるのでしょうか?

ちょっと心配になる読後感です。

付録の文章が、妙な味付けになっています。

ラーメンに胡椒じゃなくて、唐辛子を入れたような、

そばツユに山葵ではなくて、辛子を入れたような、

微妙な洒落が利いていました。


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