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エンジニアは欧米の代わりにタイでグローバルキャリアを築ける

こんにちは、バンコクで現地採用として働くソフトウェアエンジニアです🇹🇭

エンジニアが「海外でグローバルなキャリアを積む」と聞くと、アメリカやヨーロッパを思い浮かべる人がほとんどだと思います。私も最初はそうでした。でも実際にタイで数年働いてみて、欧米だけがグローバルキャリアの正解ではないなと感じています。今回は欧米と比較しながら、タイで働くリアルを紹介します。

メリット1: 日本や欧米より生活費が安い

タイの現地採用は日本の会社員と比べて給料が高いとは限りません(会社によります)が、生活費は日本より安いです。

参考までに、生活費比較サイトnumbeoのデータでは、バンコクの生活費指数を44とすると、東京は55、ロンドンは90、サンフランシスコは95、ニューヨークは100(基準都市)となっています。つまり日本より安いのはもちろん、シリコンバレーやニューヨークと比べると倍以上生活費が違うということです。欧米で働くと給料は高くても家賃や物価も跳ね上がるので、可処分所得ベースで考えるとタイはかなり魅力的な選択肢だと思っています。

メリット2: 多国籍企業でのグローバルな経験

タイの外資系企業は本当に多国籍です。私の同僚だけでも、欧米系はアメリカ・フランス・オランダ・ウクライナ・ドイツ・ベルギー・スペイン・アイルランド・ポーランドなど、アジア系はバングラデシュ・ミャンマー・タイ・フィリピン・ブータンなど、アフリカ系の同僚もいます。

英語ネイティブや長年英語圏で働いてきた人ばかりなので、英語力に関しては私がぶっちぎりで一番下手です😅 でもその分、否応なく英語でのコミュニケーション力が鍛えられます。

メリット3: 就労のハードルが欧米より低い

アメリカで働くにはH-1Bビザの抽選を突破する必要があり、年々当選が厳しくなっていると言われています。ヨーロッパも国によっては学歴や給与水準の条件が厳しい制度があります。一方タイの現地採用は抽選のような運要素はなく、オファーさえ取れれば労働許可証の手続きに進めます。海外キャリアの「最初の一歩」としてはハードルが低いと感じています。

メリット4: 日本へのアクセスの良さ

フライトで5〜6時間、時差も2時間なので、一時帰国のしやすさや日本のチームとのやり取りのしやすさは欧米にはない強みです。10時間以上のフライトや半日近い時差がある欧米と比べると、心理的な距離もかなり近く感じます。

メリット5: 暮らしやすさ

これは完全に好みですが、タイは料理がおいしくて住みやすいです。日本食もたくさんあるので、恋しくなってもすぐ食べられます🍜

懸念1: 行政手続きが地味に面倒

日本で会社員として生活するより、自分で考えて動かなきゃいけないことが多いです。住民票をどうするか、年金、保険(タイは基本10割負担なので民間保険がほぼ必須)、健康診断も自分で受ける必要があります。加えてビザは毎年更新、労働許可証の手続き、入国のたびにTM30の提出、90日ごとのTM47の居住地報告など、正直まあまあ鬱陶しい手続きが続きます。

懸念2: 孤独感

英語もタイ語もビジネス・日常会話レベルなので、言いたいことを全部言い切れないもどかしさは常にあります。ただ日本人コミュニティも多いので、そこで話せる居場所を作れると気持ちはだいぶ楽になりますし、助け合いもできます。

懸念3: 誘惑が多い(笑)

これは説明不要かもしれません。捉え方によってメリットにもなります。

懸念4: 給与の天井とキャリアブランド

購買力調整後で考えても、GAFAMのような本社クラスのポジションと比べると、タイの外資系オファーは絶対額では見劣りするケースが多いです。また「シリコンバレーやロンドンで働いた」という経歴に比べると、「バンコクで働いた」という経歴はまだ認知度が低い場面もあります。加えてタイの拠点は本社機能(コア開発・R&D)ではなく地域拠点であることが多く、最先端の技術に触れる機会は本社がある欧米に比べると限定的になりがちです。

まとめ

欧米だけがグローバルキャリアの正解ではありません。生活のしやすさや挑戦のしやすさを重視するなら、タイも十分魅力的な選択肢だと思います。

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