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新創刊への道その二十。事務所での寝袋暮らしは何連チャンまで耐えられる!?

さあて寝るかと、事務所に完備しているコイツが活躍する。いよいよ泊まり込みモードになってきた。本格的に校正(誤字脱字や表記の統一)作業が始まった。一方、編集作業もまだまだ山積している。スリリングなる締め切り真っ只中だ。

このタイミングですっ飛んだ6ページ

一昨日は大変な1日になった。昨日も綴った、天赦日(てんしゃび・天が万物を赦す→許す日)、一粒万倍日、寅の日、大安が重なった、68年に一度の奇跡の日のはずだった。♪なのに~な~ぜ〜♪な気分の大事件があったのだ。6ページの企画がすっ飛んだ。いや、厳密に言えばすっ飛ばしたのは何を隠そう、ワタクシのわがままである。

ともかく代案を考えなければならぬ。飛ばされた企画担当は副編集長の小林で、押し問答が始まった。ほとんど仕上がっていた6ページをイチからやり直せという暴君に対し、腹わたは煮えくりかえっていたことだろう。温厚な紳士の彼はそれを出さないが、気持ちはわかる。逆の暴挙をされたらちゃぶ台をひっくり返す。

練り直そうと決定したのが、11時30分から始まった緊急リモートだった。基本路線として、還暦を過ぎても活躍した偉人を取り上げるページにしようとコンセンサスを得て、お互いにテーマを練ろうとなった。

すぐさま、一昨年のローリング・ストーンズのツアーを目撃した友人に連絡を入れた。『還暦維新』にとって、ストーンズは崇拝すべき男たちだ。偉人だ。しかも2024年のツアー時の貴重な証拠写真が手に入る。さらに、今のところ最後の来日となった、2014年の東京ドームはしっかりと目撃した。強く記憶に残っている。大好きなストーンズだし、2ページはラクに書ける。

この代案ならむしろいい

嬉々として構えていたが、小林よりいい企画メモがメールで届いた。ふむ、ならばこれでいこうとなった。しかも、この企画であれば天才ライターがいる。金子直樹だ。連絡を取り3ページを託すことにして、残り3ページを副編がライティングすることになった。

とまあ、68年に一度のめでたい日とは思えぬ騒動で、傍でもう1人の副編、景山が校正作業を延々としてくれている。さらには、マーケティング担当者が来社してくれ企画のすり合わせがあったりと、全てが締め切りと発売に向かっててんやわんやである。そんな一昨日の深夜、日付は昨日に変わっていた時刻に寝袋に収まったのだった。

雑誌をひとつ生み出すのは、いとおかしの連続なのだ。まだまだこんなもんじゃねえやと、余裕ぶっていられるのは経験のおかげだろう。パニックにはならない。ただし、この寝袋暮らしは少々の久しぶりで、昨日は家のベッドに収まった。この後、何連チャンまで身体が耐えるか。これまた一興也!!

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