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ワンダーランド☆家庭裁判所へ行こう

うにです。

ヒカキンがわくわくする麦茶を発売するってさ。
息子速報。

朝ドラで大ヒットした「虎に翼」が放送されていた2024年9月某日。
私は一人、家庭裁判所5階の廊下を歩いていました。
いよいよ財産分与にかかる離婚調停は大詰めとなり、それまで調停委員さんとだけのやり取りだった1年半におよぶ調停も、最後の回には、裁判官が登場(とらちゃんだ!おじさんだったけど)。
「あなたたちは以下のお約束のもと離婚します」というような内容の調書の文章をさっと読み上げ、終わりを迎えました。

でね。
こっからがフシギ☆ワンダーランドの始まりだったのです。

裁判官が去ったあと、私の横でしおらしくしていた元夫は、調停の場にいた事務員の方に「あなたはもう帰ってください」と言われ、すぐ帰ったんです。
ふむ。
お前は帰るんだな。
じゃあ私は?
私も帰りたいのだけど、帰っていいのかな。

テストの点が悪くて居残り勉強を言い渡される直前のような不吉な予感を感じながら、事務の女性を見つめたらば、彼女はこう言いました。

「市役所に行って離婚届を出してください。離婚届けを出したら、新しい戸籍の手続きを行なってください。そして子供の氏の変更の手続きをしてください。10日以内に。あ、マンションに関しては、法務局で不動産の登記事項証明書ももらってきてください。年金分割は、日本年金機構で情報提供の請求手続きをしてくださいね」

思った以上に居残り勉強多すぎ!
裁判所の事務の方がね。
元夫を含めた二人ともにではなく、どうして私だけに居残りをさせたのか。
理由は、離婚にともない、戸籍の手続き、不動産の手続き、年金分割の手続きなどが必要だからです。

だけどさ。
一方への負担、大きすぎない?
ということで、私は思いました。
結婚は二人でするもの。
でも離婚はもうすでに手続きからして「一人でするもの」なんだと。
主に女性側が。。
そりゃ有給休暇の減り具合に差がつくはずだぜ。

憲法第二十四条
① 婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。
② 配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。

日本国憲法より

両性の本質的平等…。
そんなモヤっとしたナゾを残したまま。
こうして私の、弁護士を雇わず己れの身ひとつで乗り越えた、えらくまったりとしか進まない離婚調停という闘いは、なんとか幕を閉じたのでした。

最初は死ぬほど緊張したけど、通い慣れていった家庭裁判所。
偶然にも「虎に翼」放送時期とかぶって、急に身近に感じられた家庭裁判所。
待合室で待つ間、ほかの弁護士さんと依頼人との会話から、いろんな調停を妄想したり、調停委員さんにくってかかったり、かかられたりした家庭裁判所。

もう当分ここにくることもないんだな。
たぶん。
未来は知らんけども。

<おまけ:シングルマザーの知恵袋>
いろんな手続きをするために「市役所に行く」のは、平日の日中限定なので、あーまた有休をとらねば(;´Д`)となり、実に億劫なのですが、
シングルマザーとして生きねばならぬ上で、行政とつながるのはとっても大事だと思います。
このときも、基本ちんぷんかんぷんな頭のままで、言われた通りに市役所にいったものの、窓口の方にがっぷり相談&質問をしてなんとか乗り切り、おまけに児童扶養手当の申請もできました。
児童扶養手当はひとり親がもらえる大事な手当です。
私は結局、年収の対象外でもらえなかったんですが(決して高収入ではないにもかかわらず)、離婚しても、隠されたいろんな手当やサポートがあるので、市役所とは仲良くやっといたほうがいいかもしれません。
でももう少し、分かりやすくてカンタンだったらいいのにね。


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