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【木野内Pearls】2度目の為替介入は効果ある可能性あり。日経底打ちは8月SQより後ろ倒しかも。今後はバリュー株優位か(特に銀行、自動車)

さて、今週も相場が大きく動きました。為替介入もありました。
来週以降はどうなるのでしょうか?

()は筆者の感想です


熊本自身の影響 10年前との比較

熊本にはTSMC、ソニー、東京エレクトロンの工場などがあります

10年前の地震の時にはどうだったのかをみてみると、地震の影響で特に大きく動いたわけではないようですし、1ヶ月程度で生産状況は改善していたようです。
前回と今回とで同じとは限らないですが、株価上は大きく動くことはあまりないだろうと予想されます。

地震の後は円高?

東日本大震災の時には、地震保険会社が海外で運用している資産を円に替えて支払いをした影響で円高になったようです。

(最近あった大きな地震は能登半島地震でしょうか2024年1月1日

その時は特に円高になったわけではないうようです
2023年12月にすでに円高傾向になっており、その影響もあったのか不明です)

今回の為替介入の効果は大きい可能性

7月30日、31日に今回為替介入があったようです。結果として157円まで戻しています。

今回の為替介入は先ほどの地震保険の影響と相まって結構効果があるのではないかと予想されます。

2024年の為替介入も4月、7月にやっており、その時は2回目の為替介入でトレンド変換が起きました。(この時は140円前後まで下落したんですね!)

これにつられて令和のブラックマンデーが発生しました

日経平均週足

この時は高値42426円→安値31156円まで下落したようです
約22%の下落です。

いまだったら、金曜の終わり値64,362から20%安だとすると51489円です
流石に無いだろうと思いつつも、52000円が一つの節目と木野内さんも指摘しているのであり得ない数字では無いでしょう。

これには外国人の日本株為替ヘッジによる悪循環が影響したのではないかと予想されています(これも以前から繰り返し述べられていますね)

来週の米国雇用統計も弱そう→これも円高トレンドを支持

・米国では若年層の雇用が夏場に悪化する

要因としては、AIの普及が挙げられるようです

Chat GTPが普及してから情報関係(エンジニアなど)の雇用がどんどん減っています。

コロナ以降、テレワークが増えていますが、テレワークでできる仕事というのは真っ先にAIに取って代わられる可能性があります。また、テレワークが主体だと新人教育が難しくなるという側面もあります。

そういった背景から、教育が必要な新人を採用するより、すでに経験のある即戦力の中途採用者を雇った方が効率的だと考える企業が増えているようです。

米国は夏場が大学卒業生の就活クライマックスですが、受け皿となる企業が採用に消極的なので雇用が悪化するようです。

これはつまり、首にしないけど採用もしないという話です。

採用しないので非農業部門雇用者数は減少トレンド
首にはしないので失業保険継続受給者数はそんなに増えない
一方で若年者は採用されないので失業率はじわじわ上昇

となります。

実際ADP雇用統計も弱含んでいるので、おそらく来週の雇用統計も弱い数字が出ると予想できます

これも円高要因になりますね

再来週は米国CPI

これは以前と同様なので省略ですが
家賃の先行指標である住宅価格の下落
ガソリン価格も低め
なので、おそらくCPIも弱いだろうと予想される

となると、これも円高要因です

まとめると

地震
為替介入
米国CPI
雇用統計

を考えると円高にトレンド変換の可能性も十分あるだろうということです

そうなると内需、陸運、食品株に注目ですね

イラン情勢は引き続き心配

米国防衛株は原油価格の先行指標になっている

その防衛株はアウトパフォーム継続しているため、注目に値します

イランが米国に奇襲を仕掛けたというニュースが日経であったようです。

さらに、今週になって米国が大規模攻撃を検討しているというニュースも出てきています。

万が一、イラン情勢が悪化するとブラックマンデーの可能性が出てきます。

注目はNASDAQのチャートです(動画ではNASDAQ100と言っていますが、提示されているチャートはNASDAQです)

ミニデッドクロスが発生して下落基調になっていましたが、放送時点ではチャートが反発していたので木野内さんはちょっと安心していました

デッドクロスが発生した26000を上回ってくるとトレンド転換と言えるという分析です。

31日の終わり値が25,122.17なので、もう一息というところでしょうか

来週以降の注目ポイントですね

決算発表は売りイベントに

ここ数ヶ月でメモリ株含めてAI半導体関連銘柄の株価は急上昇しました
しかし、1クオーターでその株価を正当化するほど業績が良くなることはまずないので、決算発表を契機に売られるという展開になるのはまあ当然ということのようです。

Open AI出身者のヘッジファンドのニュースに注目

OpenAI元研究者アッシェンブレナー氏のファンド「シチュエーショナル・アウェアネス」は、AI株急落による損失を受け保有株の大半をシタデルに売却しました。運用資産は5月の200億ドル超から半減の約100億ドルとなりましたが、迅速な売却でレバレッジ返済を終え破綻を回避しました。アンソロピックなど約50億ドル相当の未公開企業株は継続保有しています。

本文要約

[ステップ1] 相場下落に伴うマージンコール(追証)の発生 
[ステップ2] 現金確保のため、大量の保有株式の「引き取り打診」が市場を回る
[ステップ3] 打診を受けた投資家・金融機関が「先回りの空売り」を仕掛ける 
[ステップ4] 売りが売りを呼ぶセリングクライマックス

31日になってこれらの保有株の引き取り手が見つかったとのことで、ショートカバーで株価上昇という流れだったようです(こんなん知らんわ笑)

なので、今回の反発はこれまでの下げを帳消しにするほどの威力はないだろうとみるのが良いと思います。

そう考えると決算発表が一巡する8月半ばくらいまでは下落基調が続く可能性はあるという見方をされています。

8月SQ週に底打ちするかは日経平均VIが高いことが条件

日経平均VIが高い時にはSQ週の月曜に底打ちする傾向があります

ただ、このまま小幅な反発を続けて株価が上昇していると日経平均VIは高まらないでしょうから、その場合には8月SQ週の底打ちは望めないかもしれません

騰落レシオのピークアウトも想定より遅い

当初の想定では8月12日ごろに騰落レシオが底をつけるだろうという予想でしたが、思ったほど落ちていません。

そうなるとやはり決算シーズンが一巡した後の底打ちというのが一つのポイントになってきそうです つまり8月後半ということでしょうか

ルービンの歩留まりはやはり悪そう

・SKハイニックスの決算のポイント

SKハイニックスに加えてサムスン電子もHBM4は下期に生産拡大としており、4Qまでかかる可能性が指摘されています。
これは、やはりルービンの歩留まりが悪いということを証明しているでしょう

・鉱工業生産統計もそれを裏付ける

経済産業省が発表した鉱工業生産統計において、以下の品目を中心に電子部品・デバイス工業の生産・出荷が下落している点が指摘されました。

  • メモリ:生産・出荷が明確に落ち込んでいる。

  • 銅・銅箔:半導体製造工程や基材などに用いられる精密・非鉄金属関連の生産も落ち込んでいる

特にメモリに関してですが、
(動画Up後)これから決算発表を迎えるキオクシアの生産状況の影響
広島に工場を構えるマイクロン・テクノロジーの生産影響

日本だとこの2つのどちらか・あるいは両方の影響が考えられます。

マイクロンだとするとHBM4の生産が抑えられている可能性もありますね

NVDAのチャートは逆カップウィズハンドル


ネックラインを割るかに見えましたが、金曜日はショートカバーの影響か一度反転しています。
このまま上がるのであれば一度は安心かもしれませんが、再度下落するようであれば心配です。(ただ、ファンダメンタル的には落ちてもおかしくなさそうですね)

日本の半導体関連の決算は良かったのは?

・アドバンテストと東京エレクトロンは好決算

台湾のTSMCの月販もよかったことと合わせて、おそらくこれはCPUベラ生産の影響だろうと木野内さんは考えています。

なのでルービン単体での話とは少し分けて考えた方が良さそうです

資金調達急増によるクレジットスプレッドの拡大

ここはよくわからなかったのでAIに解説してもらいました。

マイクロソフトなどの巨大IT企業(ハイパースケーラー)は、巨大なAIデータセンターを建設・維持するために莫大な設備投資資金を必要としています。 資金調達(社債発行など)が旺盛になると、債券市場では需要に対して供給が増えるため、国債に対する利回り上乗せ分(クレジットスプレッド)が拡大します。動画内では、同社のスプレッド拡大だけでなく、信用リスクに備える保証料率であるCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)も悪化(上昇)していると指摘されています。 2「新世代AIチップ発表」とクレジット悪化の周期性 木野内氏は、このクレジットの悪化がNVIDIAの新しいAIチップのサイクルと連動していると解説しています。 「新しいチップ(BlackwellやUltraなど)が出る」と発表・発売される $\rightarrow$ 各社が一斉に最新設備を整えるため、資金調達の需要が急増し、クレジットスプレッドが悪化(拡大)する。 「新チップの製造・供給が進み、収益化の目途が立つ」 $\rightarrow$ 資金調達が一巡し、スプレッドが改善する。 現在はまさに「新チップ対応の資金調達がピークを迎えており、信用指標が悪化しやすい局面」にあたります。 3. 債券市場全般(トリプルB格やジャンク債)への波及効果 この影響はマイクロソフト1社にとどまりません。 Triple B格(投資適格の下位)とのスプレッド悪化:市場全体の信用リスクプレミアムが上昇。 ジャンク債(高利回り債)の下落:ハイパースケーラーの巨額調達によって資金が吸収される結果、高リスクなジャンク債の価格が下落(利回りが上昇)している。 木野内氏は、ジャンク債などは例年「年を越せばリバウンドしやすい」ものの、信用市場の引き締まり傾向が強まっているため、年末にかけて株式市場やマクロ経済の心配材料(リスク要因)になり得ると注意を促しています

注目銘柄はデータセンター建屋関連・AIエージェント・AIベンチャー

これは以前から言われていますね

データセンター建屋関連だと、日立、三菱電機、富士電機、明電舎などが期待です

夏から冬はバリュー株の季節

2月くらいまではバリュー株の季節のようです。

特に銀行株に注目しています。理由は既出なので省略します

9月にはQTで長期金利も上がるでしょうと

自動車株も注目

自動車の10年サイクルが米国でそろそろくる
モーターショー1年後から反発
という要素があるので

イラン問題が解決に向かえば自動車関連も注目とのことです

ただバリューへの物色が強まるとテック株には良くないので日経平均には微妙かもしれません

【免責事項】
本記事は、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。 筆者の独自の分析に基づく情報提供を目的としており、情報の正確性や完全性を保証するものではありません。 実際の投資判断にあたっては、最新の決算資料等をご自身で確認の上、自己責任で行ってください。 本記事の内容に基づいて生じた損害について、筆者は一切の責任を負いません。

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