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ヨーロッパ周遊♪⑦アヌシーへの1-day Trip

 グルノーブルに着いて4日め、街中の地理を大体つかんだところで、趣向を変えて、電車で1時間45分のアヌシーへ。そこからジュネーブまで1時間半の、ヨーロッパ一透明度の高い湖の畔の避暑地だ(ということを、グルノーブルに来てから知った。ここで5泊すること以外、何も決めない行き当たりばったりの旅なもんで…(笑))。

 ローカル電車だから座席予約不要だが、ユーレイルパスのQRコードはちゃんとスキャンしましょう、というChatGPTのアドバイスに従おうとリーダーを探すが、見当たらない。
 チケットカウンターでたどたどしく尋ねたら「What is your question?!」何が聞きたいわけ!?ってニュアンス。日本ではあり得ない口調に、文化の違いを感じる。丁寧さがエスカレートする一方の最近の日本もどうかと思うけど…。
 結論から言うと、コードスキャンは不要。改札ゲートもなく駅員もおらず、掲示板にプラットフォーム番号が表示されると、乗客は自動扉からバラバラとフォームに入って行く。着いたときもそのまま外に出られたっけ。これじゃ無線乗車しまくりじゃないのか。私が心配することじゃないけど…。

 ユーロスターのような遅延もなく、電車は定刻に出発し、定刻にアヌシーに到着する。思ったよりずっと立派な駅だ。
 朝食はクッキー2枚だけだったから、湖に向かう途中で早めのランチをしようと適当に歩き出す。食が細くなり、ホテルの朝食ビュッフェなんて食べたら街中でご当地グルメを食べられないと、素泊まりにしてあるのだ。

 突然、屋台の並ぶ賑やかな路地に行き当たる。日曜日のせいか、かなりな人混みである。屋台の両側にアイスクリーム屋さんやカフェが軒を連ねる路地の先に、馴染み深いPAULのロゴを発見。日本と同じようなバゲットサンド、じゃああまりに芸がないでしょ。と自分を戒め、さらに運河沿いに進むと、観光スポットの一つであるパレ・ド・リールが見えて来た。ふらふら歩いていてもどうにかなるものだ。

パレ・ド・リールは、運河を進む船みたいな建物

 ここから湖まではあと一息。Specialty(とGoogleが翻訳してくれた)メニューを掲げる店に入る。チキン、チーズ、フレンチフライの単語が並ぶそれを注文したら、つまり鶏胸肉のチーズがけグラタン、フレンチフライ添え。白っぽいものばっかり(笑) ランチョンマット代わりの紙に描かれたアニメ。ちょうど今日から国際アニメフェスティバルが開催されるらしい。だからこんなに人が多いのか?

カールしたフレンチフライもスペシャル
アニメファンには垂涎?

 しっかり腹ごしらえができたところで、湖に向かう。見えて来た風景…Fabulous! Breathtaking!

運河から湖へ
湖畔の公園はたくさんの人
公園の逆側に上演館があった

 神秘的に蒼い湖を堪能した後、アニメフェスの看板もチェックし、アヌシー城へ。1219年にジュネーブ伯爵によって建てられた城は、考古学博物館になっている。グルノーブルと違って有料(€6.5)。
 弥生式土器みたいな展示から今昔の漁業事情、近代の湖底探査など、なかなか面白い。アフリカからヨーロッパと逆の方向に進んだ人類が極東に到達したのはずっと後だが、その時間差こそあれ、彼我で似たような土器が作られていたのだ。改めて「人類は皆兄弟」と思う。

運河から坂道を登った高台にあるアヌシー城
写真中央の山の向こうはスイス

 城の庭からは、東側に湖を見下ろし、北西のかなた山並みが途切れる先は、ジュネーブだ。
 ブラッスリーのテーブルには、定番の巨大なステーキ&フレンチフライやグラタンに混じり、チーズフォンデュの鍋もちらほら。地続きのヨーロッパ、食文化も混然としている。

右手の赤いポットがチーズフォンデュ

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