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ヨーロッパ周遊♪⑧プチ洞窟探索とルノワールの日

 明日は昼前の列車でイタリアに向かうので、グルノーブル観光は今日が最後だ。どこに行こうか、ネット検索する。もう一度グルノーブル美術館に行きたい気もするので、あまり遠くない場所。
 ということで、トラムの終点からバス、もしくは徒歩30分のサセナージュにある洞窟とお城に行くことにする。

 ホテルから徒歩1分のトラムの駅から終点まで20分弱。バス停が見当たらないので、ぶらぶら歩いて、どこかのカフェで朝食にしよう。実は、フランスに来たというのにまだ「クロワッサンとカフェラテ」未体験なのだ。Googleマップを見ると、途中にブーランジェリーがある。ラッキー。

朝っぱらケーキ食べたいのを、ガマン

 そこは、スイーツとバゲット・クロワッサン類がずらりと並び、次々と訪れる客がバゲットを抱えて足早にでていく理想的な地元のブーランジェリーだった。クロワッサンではなく、アップルパイとカフェラテを頼む。 …が、店員のお姉さんは首を横に振る。カフェラテがないらしい。仕方ない、持参したPETボトルで我慢しよう。と思ったら、彼女がカウンターから出て来て窓際に向かう。そこにエスプレッソマシン。なんと無料。超ラッキー。

 洞窟への入口は、ブーランジェリーから20分くらいだった(タイトル写真は入口付近、洞窟から流れ出る急流の川下)。

目前に迫る岩山の洞窟に分け入る

 駐車場から、木立の中いきなりワイルドなプチ登山である。バスティーユよりも足場が悪い。前後に観光客がいるが、人のいないところでコケて足でも挫いたら、ヤバい。フランスの119番って何番だっけ。
 ネットで調べようにも、こんな山奥(でもないが)でWifiが通じないリスクを考え、とりあえずホテルの電話番号をスクショする。
 そうした緊急事態にも陥らず、洞窟に着く。そこにはライト付ヘルメットを被った小学生10名近く。洞窟の入口を封鎖する鎖を外して、小学生たちが出たり入ったりしている。念のためガイドらしきお兄さんに「入っていい?」と尋ねると、「If you want」という不穏な応答。一歩入ったところは、すぐ先の岩の割れ目から日が差し、下を流れる急流が見えるが、その先は暗い。すぐに戻り、お兄さんの背後にある看板にGoogle翻訳をかざすと「洞窟探索は2時間。ヘルメットその他の装備とガイドなしには入れません」 …おいおい。If you wantってなんだよ〜。

右上の赤が、小学生のヘルメット
洞窟入口の急流、この先は不穏な闇…

 洞窟は諦め、流れ出る急流沿いの山道探索に切り替える。緑が鮮やかだ。去年10月に散策した札幌の北海道神宮の奥の丘を思い出す。
 世界中どこに行っても、都会の街並みより自然に囲まれた場所の方が好きなんだよね、やっぱり。
 洞窟の後、お城に行ったら臨時休業だった。

 町中のカフェも閉まっていたが、バス停はすぐ見つかった。トラムへの乗り継ぎも順調で、2時前にホテルに戻り、再びグルノーブル美術館へ。今日は中学生団体もおらず、静かだ。3日前に見逃していた絵や写真撮り忘れた絵をゆっくり眺める。連泊の良さは、こんなところにもある。

前回見逃していたルノワール
18世紀頃のグルノーブルの風景
色使いに惹きつけられるドローネーの抽象画
ブラジル人画家の綿畑

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