「何を歌ってるかわからないけど、響きがカッコ良くて印象に残る」名曲3選
皆さんは音楽を聴かれる際、重要視されていることってありますか?

例えば「歌詞」なんかは、非常に重要な要素になりますかね?
「あの曲のあのフレーズに心動かされた」なんてことをよく聞きますし、私も感動的な歌詞に触れて涙を流したことも多々ありますからね。
ただこれについてさらにお聞きしたいんですけど、どんなに素晴らしい歌詞の曲でも「聞こえ(響き)がどうもカッコ悪くて心に入ってこないんだよなあ」と感じたことってありません?
あると思うんですよね(決め付け)。
やっぱり『朗読』じゃなくて『音楽』ですから、私は「聞こえ」も大事だと思うんですよ。
そんなわけで、私の中で「何を歌ってるんだか全然わからないんだけど、スゴく聞こえがカッコ良くて印象に残った」曲を3つピックアップしてみましたので、是非ご一緒に聴いていってくださいませ🎵

★「ラップが早くて何言ってるかわからないけど、聞こえがめちゃくちゃカッコいい」
『NITRO MICROPHONE UNDERGROUND』(NITRO MICROPHONE UNDERGROUND)
長らくの音楽ファンですから何万と曲を聴いてるんですが、その中でも屈指に「カッコいい」このチューンをまず最初にご紹介します。
グループ名も曲名も一緒で「NITRO MICROPHONE UNDERGROUND(ニトロ・マイクロフォン・アンダーグラウンド)」です。
最初に聴いた時は「何これ~?ヤバッ!超カッケえんだけど~💕」と、しびれましたよねえ。
ニトロは「まったく個性の被らない」8人組のヒップホップクルーで、1曲の中で見事に「8つのラップ」のマイクリレーが展開されていきます。
まあとにかくカッコいいんですけど、結構「何歌ってんだか?」がわからないんですよ😆。
特に最初の2人。
先鋒のゴアテックスさんは「お祭り?」「焚き火?」って歌ってるであろうところまではかろうじてわかるんですが、次鋒のデリさんにいたっては「1、2、3、4」と8まで数字を足しあげている以外は全然何歌ってんだかわかりません。
で、6人目のダボさん辺りで歌詞がなんとなく聞き取れてきて、7人目で1番歌詞が聞き取りやすいマッカチンさんのパートに入るんですけど、今度は「歌詞は聞き取れるけど、その意味がよくわからない」んですよね😆
切ない気持ちのゴミ捨て場
夜になると開きたくなる扉
どうです?意味わかりますか?
ぶっちゃけ私にはわからないんですけど、ただ印象にはスゴく残る不思議なフレーズではあるんですよね~。ちなみにこの歌詞は「パンチライン(ラップ曲の中で特に印象的な歌詞の一節)」と呼ばれていて、めっちゃ有名です。
そして曲をトータル的にみると、洋楽を聴いているみたいというか「聞こえ(響き)」が超カッコいいんですよね。
ここが音楽には重要だと思うんです。
この「聞こえ」にこだわるが故なのか、実はこの曲はあまり「韻」が踏まれていないんですよ。
この「日本語ラップ創成期」の頃は「韻を踏み倒してこそ王道ラップ」みたいな空気があったので、その空気を若手でありながら「カッコ良さのみで切り裂いた」点でもこの曲は画期的だったと思います。
2000年のリリースですから、もうかれこれ25年になりますか?早いなあ。
彼らはまだ、現役バリバリ。
デリさんは今や、我が松戸市の市議さん。彼やダボさんやマッカチンさんと何気にタメなので、私も負けてられませんね💪
「マイクロフォンから調子はどうだ~」
そんな彼らの「カッコよさ」に是非一度、触れてみてください。
★「歌詞が独特過ぎて意味がわからないけど、曲がとにかくカッコいい」
『バードメン』THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
このバンドの登場は本当に衝撃的でした。
ミッシェルガンエレファント。そして、そのボーカルのチバユウスケさん。めちゃカッコよかったですよねえ。
「ロックを歌うために特化した」ような歌声と、独特の歌詞が彼の魅力でした。
特に歌詞の中でいまだに脳裏にこびりついているのが、今回ご紹介する『バードメン』です。
暗がりで セビレしびれたいなら
イナズマを 呼んできて欲しいと言え
じめる うなだれ つまさきで
ひとめ見たなら あとはトぶだけ
ま~じ、意味わからないですよね😆?でもなんだか可愛くて、不思議と脳裏に残るんですよ。面白いですよね。
これはひいては、チバさん自身の魅力でもあった気がします。
実際、ステージで受ける印象とは違う「シャイで優しい」方みたいだったみたいですよね。
そんなチバさんの生歌がもう聴けないのは本当に寂しいですが、映像や音源が半永久的に残るってのはありがたいし、それも音楽の魅力の一つですよね。
★「デスボイスが激しくて何歌ってんだかわからないけど、曲の展開が面白くて、明るく楽しい」
『Let Me Hear』Fear, and Loathing in Las Vegas(フィアー・アンド・ロージング・イン・ラスベガス)
最後にご紹介するのはアニメ『寄生獣』のオープニング主題歌の『Let Me Hear』です。
歌うのはフィアー・アンド・ロージング・イン・ラスベガス。バンド名が長過ぎるため「ラスベガス」あるいは「なんちゃらラスベガス」と呼ばれてるそうです。「なんちゃら」って、ねえ😆
「デスボイス」なんて聞くとマッチョなあんちゃんががなり声で歌ってる「怖い」感じをイメージするかもですが、このバンドは違います。
ボーカルは「クリーンボーカル」のSoさんと「スクリームボーカル」のMinamiさんの2人体制。
基本この2人が交互に歌うんですけど、ほぼ英語詞なのとMinamiさんの「デスボイス」で、基本何歌ってんだかわかりません。
ただ、彼らの曲。まあ「楽しい」んですよ。
「デス(スクリーム)ボイス」で「デスメタル」みたいに歌う部分もあれば、「クリーンボイス」で優しく歌う部分もあったりして曲展開が激しく「多様な音楽のごった煮」みたいな感じ。
といってもバラバラな感じはなく、面白い振り付けも織り交ぜながら全体的にポップに統合されているんですよ。だから楽しい。
「食わず嫌い」せず1回彼らの音楽に触れてみると、あら不思議!皆さんの音楽の「新しい扉」が開くかもしれませんよ。

以上、3曲。
「何歌ってんだかわからない」かもしれませんが、「聞こえのカッコよさ」には太鼓判を押しますので、是非聴いてみてください☺️
