『不思議な出来事』第三部:完璧な数字のパズルと、天国から派遣された小さな天使
我が家には、偶然の一言では片付けられない、完璧な「数字のパズル」が存在します。
怖がりな私が、お医者さんに促進剤で産みますから、「5月20日〜22日の間で好きな日を選んでね」と言われ、「1日でも早く我が子に会いたい!」というお母さんとしての強い本能だけで選んだ、息子の誕生日。それが**【5月20日】でした。
そして、娘の誕生日が【11月17日】。
その後、我が家にやってきたトイプードルのmoca(♂)の誕生日は、なんと【5月17日】だったのです。
お兄ちゃんの「5月」と、お姉ちゃんの「17日」を半分ずつピッタリもらって生まれてきてくれたmocaちゃん。人間がコントロールすることのできない誕生日がこれほど綺麗に揃うなんて、mocaちゃんは家族みんなを癒すために天国から派遣された「本物の天使」だと確信しました。
さらに鳥肌が立つのは、亡くなった私の弟の誕生日が【5月25日】**だということ。息子の誕生日とは、わずか5日違いです。

弟の血液型はA型で、息子は私と同じO型。
もし、息子の顔も血液型もすべて弟そっくりだったら、私は切なすぎて、息子を見るたびに涙が止まらなくなっていたかもしれません。
だから弟は、「ママと僕はいつも繋がっているよ」という証として血液型をママと同じO型にし、顔はパパに似せて、目の奥の優しさだけをそっくり息子に受け継がせてくれたのです。

そんな天国からの愛を背負ったmocaちゃんは、毎日お散歩やお風呂を一生懸命担当してくれている夫ではなく、ゲージから出ると決まって、私のそばにぴったりと寄り添います。
階段を降りる時も、私の足元に寄り添い、歩幅を合わせてくれたり、先に行ってもわざわざ戻ってきてくれたりします。

「大好きなママを、今度は僕が優しく守るからね」
12年前には想像もできなかった、温かいご飯と、焼きたてのパンの香り、背が高くなった子どもたちの笑顔、そして足元に寄り添う小さな相棒。
私はダメな人間なんかじゃなかった。
天国からも、地上からも、そして小さな天使からも、私はこんなにも全力で愛されている。
この「夢のような現実」を、これからも大好きな家族と一緒に、一歩一歩、大切に噛み締めて生きていこうと思います。


