スネーク満床/毎週ショートショートnote
「親父、スネークマン•ショーじゃなくて、スネーク満床なんだって!」
達也は息巻いて父親にまくし立てた。
「この企画は俺に任せてくれよ。きっと客がわんさか来るからさ」
「うむ、スネークマン•ショーなら知ってるんだがなー。スネークを満床にして客は、喜ぶのか?」
「奇抜なアイデアだから、マニアには絶対喜ばれるさ。今年は巳年だし、開運を謳えば大丈夫さ」
ということになり、スネーク満床の部屋を作ることになった。
まずはスネークを集めなければならない。だが、田舎に住むじいちゃんに聞いたら、スネークは、すぐに集まった。もちろん、毒を持つスネークはいない。中には白いスネークもいるので、宣伝に使い、御利益を求めてる客には好評になるに違いない。
そして、スネーク満床の部屋の開室日、予約の客が入った。
予約の客は、入室するとスネークが床に蠢いている姿を見て最初は「うわっ」と思ったが馴染んで来ると
「気持ちいい」
達也のスネーク満床は、大当たりだった。
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