「ビデオポッドキャスト」がヤバいって話。
今、新たなメディアとして「ビデオポッドキャスト」が注目されています。
YouTubeが「新しいテレビ」となった大躍進の立役者であり、Z世代にも大人気。さらにはNetflixも参入検討しているとのニュースも。
ポッドキャストがYouTubeでVodcast(動画付ポッドキャスト。目を切って耳だけでも楽しめる)に化け大躍進したことでYouTubeはTVで圧勝しつつあるが、これに押されてNetflixもVodcast参入を検討しているようだ。既にテレビ大国アメリカでYouTubeはNetflixのみならず他の放送局も超えてNo.1に。気づけばY…
— 榎本幹朗 Musicman編集長 Mikiro Enomoto (@miky_e) March 3, 2025
最近僕もメディア関係者と話していて「ビデオポッドキャスト」についての話題に触れていたところだったのですが、いよいよ日本でも本格的に盛り上がりを見せ始めているのを感じます。
「また新しいジャンルか!勘弁してくれ!」と思っている方(Webメディアの編集者やライター含む)も少なくなさそうですが、もうこの流れは止まらなさそうです。
でも、ちょっと待ってください。
この「ビデオポッドキャスト/Vodcast」って、要するに「てけしゅん音楽情報」ですよね?
人気YouTube=だいたいビデオポッドキャスト
僕たちが運営しているYouTubeチャンネル「てけしゅん音楽情報」の動画は、紛れもなく動画コンテンツとして制作していますが、その本質はトークにあります。
つまり、基本的には画面を見なくても問題ない「ながら聞き」でも楽しめる設計となっています。
後出しジャンケンではなく、実際に当初からYouTubeのPodcast機能でも配信しています(詳しくは下の記事をどうぞ)。
そして、実は僕たちに限らず、多くの人気YouTubeチャンネルが実際は「ビデオポッドキャスト」とも捉えられます。
ReHacQやPIVOT、中田敦彦のYouTube大学、岡田斗司夫ゼミ、そして僕たちと同じ音楽チャンネルで言えば「みのミュージック」もそうです(岡田さんだけちょっと映像の比率高いですけどね)。
僕たちてけしゅんが3月29日に一緒にイベント「世界もメディアもカルチャーも変わったこの時代をどうワクワク生きるか」を開催する、映画・音楽ジャーナリストの宇野維正さんによるYouTube連載「宇野維正のMOVIE DRIVER」も同じです。
この連載はタイトル通り、自動車を運転しながら映画について語る動画ですが、おそらく半分くらいの視聴者は映像を観ていないと思います。その証拠(?)に、車ではなくスタジオで話している回は全体に音声品質が低下しており、そのことについての指摘が必ずコメントされています。
何が言いたいかわかりますか?
文字の仕事をしてる人が映像を始めるタイミング
きっとこの記事を読んでいる方の中には、編集者やライターや、それを目指している人が少なくないはずです(もちろん気付いてますよ)。
この潮流は間違いなくあなたにとって大きなチャンスであり、これに乗り遅れるとちょっとヤバいということです。
これ、ブラフじゃなく、本気で言ってます。
時代が変われば、世界が変われば、表現は変わります。媒体も変わります。
先日、僕は「Webメディアが終わり『ダイレクトメディアの時代』がはじまる」という記事を書きました。
この記事には大きな反響があり、一部の有名なメディア人の方々の間でもシェアされていたそうです。
で、ビデオポッドキャストはこのダイレクトメディアの基本形態となりそうだという話です。
そして、そこでは編集者/ライターとしての職能が必ずアドバンテージとなります。これはめちゃくちゃ大きなチャンスです。
考えてみてください。
実は「てけしゅん音楽情報」にも、僕たち二人がプロの書き手でもあることが大きく影響しています。
2023年10月末にチャンネルを開設したYouTube初心者だった僕たちが1年ちょっとでチャンネル登録5万人を達成できた理由の一つは、「原稿を書くようにトーク番組を作ってきた」からです。
つまり、僕たちはある面では素人YouTubeでしたが、ある面では最初から一流のプロでもあったわけです。
僕はそもそも音楽系テレビ局「MTV Japan」で社会人経験を積み始めたキャリアを持っていますし、近年もNetflixと非常に密な仕事をしてきたほか、ラジオ番組にも何度も出演させてもらっています。
そのため「構成作家」の方々と触れる機会が平均よりは多い方だと思いますが、その上で言います。これからはライター/編集者が、その領域に入っていく時代だと思います。
「尺」の感覚など細かいスキルの違いなどはありますが、YouTubeなどビデオポッドキャストでは基本的に「尺」の制限はありません。つまり、おもしろい原稿が書ける人は、その時点でおもしろい動画を作れる素地は必ず持ち合わせています。
じゃあ、具体的にどうすればいいのか。身につけるべきスキルはなんなのか。
このnoteではこれからその話をしていきますので、ぜひフォローしてお待ちください。過去記事でもそんな話をすでに始めています。
また、手っ取り早く知りたいという方には、さっき紹介したトークイベントもおすすめです。ここでしかしない話もガンガンする予定ですので、ぜひ現地 or 配信でご参加ください!
(照沼健太)
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