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爆ジェンサポート — note 記事向けグラフ・表作成ツールの紹介

2026 年 7 月、Aezith(イージス)は、自社の note 執筆向けに開発した資料作成支援ツール「爆ジェンサポート」を、一旦無償公開として提供を開始しました。本記事では、その機能と、note で技術記事を書く際の利用ケースを紹介します。

技術解説は note で公開しています。Aezith(イージス)の会社情報・事業内容・お問い合わせは https://www.aezith.com をご覧ください。



第1章:導入と要約

技術記事を note に載せるとき、本文は Markdown で書けても、表とグラフは別途用意する必要があります。比較表をきれいに見せたい、実験 CSV からグラフを作りたい、論文の図から数値だけ取り出したい——こうした作業を、会員登録なしでブラウザから行えるのが爆ジェンサポートです。

1-1. なぜ作ったか

本 note 連載では、生成AIに手伝ってもらいながら執筆したテキストファイルを正本にしていますが、note エディタは Markdown のパイプ表に非対応です。これまで表は Gist 埋め込みで凌いできましたが、罫線・フォント・余白の調整ができず、表現力に限界がありました。Table Maker は Markdown 表を PNG 化してデザインを整えられるため、今後は Gist の代わりに使います。

グラフ化は CSV Chart Maker が担います。自社 note 執筆専用として開発しましたが、同様の課題を抱える執筆者にも使ってもらえるよう、現時点では無償で公開しています。資料作成に役立つツールは他にも社内用に多数あり、CSV Chart Maker と Table Maker はその第一弾です。今後、随時 https://www.bakugen.com に追加していく予定です。

1-2. TL;DR

  • 結論1: 爆ジェンサポートは、自社開発を無償公開したブラウザツール集。現時点は CSV Chart Maker(グラフ)と Table Maker(表)の 2 本。今後ツールを随時追加予定

  • 結論2: note 執筆では、表は Gist ではなく Table Maker で PNG 化する。実験数値は CSV Chart Maker でグラフ化する

  • 結論3: 入力内容は自動保存されない。完成 PNG は必ずダウンロードしてから note に挿入する

  • 結論4: 現時点は無償提供。システム維持コストが大きくなった場合、note のチップによる支援をお願いする可能性がある


第2章:爆ジェンサポートとは

爆ジェンサポートは、資料作成を支援する Web ツール集です。Aezith が自社の note 執筆向けに開発し、現時点では無償で公開しています。サービス URL は https://www.bakugen.com です。

2-1. 無償提供と今後の見通し

爆ジェンサポートは、自社用として開発したツールを、外部にも開放する形で提供しています。画像解析(Gemini)やホスティングなど、運用には一定のコストがかかります。

現時点では無償で使えますが、利用者の増加などでシステムの維持コストが大きくなった場合、note 連載でのチップによる支援をお願いする可能性があります。有料プランへの切り替えや機能制限を設ける場合も、その時点で利用規約および本 note 連載でお知らせする方針です。

ツール面では、社内で資料作成に使っている機能のうち、公開に適したものを順次サイトへ載せていきます。本記事で紹介する 2 ツールは、その起点です。

2 ツールの役割分担は次のとおりです。

ヘッダーメニューから各ツールへ遷移できます。利用規約・FAQ・お問い合わせも同一サイト内にあり、不具合報告時は依頼管理番号(7 桁)が発行されます。


第3章:CSV Chart Maker — グラフ作成

CSV Chart Maker(https://www.bakugen.com/csv-chart-maker)は、CSV やグラフ画像から数値データを読み込み、棒・折れ線・円グラフなどを作成して PNG で保存できるツールです。

3-1. CSV ファイルからグラフを作る

基本的な流れは次の 5 ステップです。

  1. 「CSV / 画像アップロード」に CSV をドラッグ&ドロップ(またはファイル選択)

  2. データ編集とプレビューが自動展開される

  3. グラフタイプ(棒・折れ線・円など)を選択

  4. 「グラフカスタマイズ」で色・タイトル・軸ラベルを調整

  5. エクスポート(PNG ダウンロード)を実行

CSV の形式は、1 行目を列名(ヘッダー)、2 行目以降をデータ行とします。文字コードは UTF-8 を推奨します。Excel から使う場合は `.xlsx` を直接読み込めないため、「CSV UTF-8(コンマ区切り)」で書き出してからアップロードしてください。

3-2. グラフ画像から数値を取り出す(AI 解析)

論文やスライドに載ったグラフのスクリーンショット(PNG / JPEG / WebP 等)をアップロードすると、AI(Gemini)が数値を読み取り、CSV 形式のデータに変換します。以降は通常の CSV と同様に編集・グラフ化・エクスポートが可能です。

注意点として、画像解析は一時的な利用上限で失敗することがあります。その場合は CSV を直接アップロードするか、データ編集欄に表を貼り付けてください。

3-3. グラフタイプとカスタマイズ

データ編集欄では、セルの直接編集、CSV 貼り付け、行・列の追加・削除ができます。プレビューを確認したうえで PNG をダウンロードします。ファイル名はタイトルと日時から自動生成されます。


第4章:Table Maker — 表作成

Table Maker(https://www.bakugen.com/table-maker)は、Markdown 形式の表を入力し、デザインを調整して PNG 画像として保存できるツールです。

4-1. Markdown 表の書き方

最低限、次の 3 行が必要です。

| 項目 | 内容 |
| --- | --- |
| A | 説明文 |

1 行目がヘッダー、2 行目が区切り行(`| --- |` を含む)、3 行目以降がデータ行です。執筆中のテキストファイルに書いてある表を、そのままコピーして貼り付けられる設計です。

4-2. カスタマイズと PNG ダウンロード

「テーブルカスタマイズ」では、次を変更できます。

  • 縞模様(行ごとの背景色交互)

  • 罫線スタイル(スイス / グリッド / 横線のみ)

  • セルの余白(コンパクト / 標準 / ゆったり)

  • ヘッダーテーマ、フォント(ゴシック / 明朝)、文字サイズ、表幅

  • 背景(透明 / 白 / パレット色)

プレビューで見た目を確認し、必要ならファイル名を入力して「PNG ダウンロード」をクリックします。生成した PNG の著作権は利用者に帰属します。


第5章:利用ケース — note 記事の執筆フロー

ここからは、本 note 連載の執筆を想定した具体的な使い方です。

5-1. 比較表をテキストファイルから note 用 PNG にする

VLA データ収集方式の比較表のように、列数が多い表は note 上で読みやすく見せたい場面があります。

  1. テキストファイル内の Markdown 表(ヘッダー・区切り行・データ行)を Table Maker に貼り付ける

  2. 文字サイズ 18〜22px、表幅 960px 前後、背景白に設定する(第6章)

  3. 罫線スタイルやヘッダーテーマを記事のトーンに合わせて調整する

  4. PNG をダウンロードし、note エディタの該当位置に画像として挿入する

Gist 埋め込みと違い、note 上で表がその場に表示され、罫線・フォント・余白を自由にカスタマイズできます。比較表や仕様一覧のように、読者に視覚的な整理を伝えたい場面で特に効果的です。

5-2. 実験 CSV からグラフを note に挿入する

スケーリング則やベンチマーク結果を記事に載せるとき、CSV Chart Maker が使えます。

  1. 実験ログやスプレッドシートを CSV UTF-8 で書き出す

  2. CSV Chart Maker にアップロードし、折れ線または棒グラフを選択する

  3. 軸ラベル(例:「学習データ規模」「最適性ギャップ」)とタイトルを設定する

  4. PNG を note の「【ここに図Nを挿入】」位置に貼る

Python + matplotlib で毎回スクリプトを書くより、執筆中の試行錯誤が速い場面があります。

5-3. 論文・資料のグラフ画像から数値を取り出す

引用した論文の図を、自分の記事用グラフに作り直したい場合があります。

  1. 論文 PDF のグラフ部分をスクリーンショットで保存する

  2. CSV Chart Maker の画像アップロードに渡し、AI 解析で数値を抽出する

  3. データ編集欄で誤読を修正する

  4. 再グラフ化して PNG エクスポートする

数値の正確性は必ず原典と照合してください。AI 解析は下書きのたたき台として使い、最終公開前に人手で確認するのが安全です(Opinion)。

5-4. Gist から Table Maker へ — 執筆フローの変更

これまで本連載では、表の正本を生成AIに手伝ってもらいながら執筆したテキストファイル内の Markdown とし、note 公開時は Gist の Share URL を埋め込んでいました。Gist は Markdown 表を note に載せる現実的な回避策でしたが、見た目は Gist 側の標準スタイルに依存し、記事ごとのデザイン調整ができませんでした。

今後の運用は次のとおりです。

  • 正本: 引き続きテキストファイル内の Markdown 表

  • 公開: Table Maker で PNG 化し、note に画像として挿入

  • Gist: 利用しない

表を更新するときは、テキストファイルを修正したうえで Table Maker から PNG を再生成し、note の画像を差し替えます。Gist より手順は 1 ステップ増えますが、表現力とのトレードオフとして許容できる、と筆者は考えています(Opinion)。


第6章:note 向けの推奨設定と注意点

Table Maker で note 向けの表を作るときの目安です。

利用上の注意も押さえておきます。

  • 入力した CSV・Markdown、編集中のグラフ・表は自動保存されません。ページを閉じる・更新すると作業内容が消えることがあります

  • 完成 PNG は必ずダウンロードして端末に保存してから note に挿入してください

  • 推奨環境は PC の最新ブラウザ(Chrome / Edge / Safari 等)。スマートフォンでも利用可能ですが、編集・プレビューは操作しにくい場合があります

  • 画像解析は AI 利用のため、失敗時は CSV 直接入力に切り替えてください

困ったときは FAQ を確認し、解決しない場合は お問い合わせ から連絡できます。不具合報告時は、ツール名・操作手順・ブラウザ種類・スクリーンショット(添付可、最大 3 件・各 5MB 以下)を記載するとスムーズです。


第7章:まとめと参考資料

爆ジェンサポートは、note 技術記事の「表とグラフの仕上げ」をブラウザだけで行うためのツールです。Gist では足りなかった表のカスタマイズを Table Maker が担い、CSV Chart Maker が数値のグラフ化を担います。本 note 連載の執筆フローは、今後この 2 ツールを中心に回します。

まとめ

  • 自社 note 執筆向けに開発し、現時点は無償公開。第一弾として CSV Chart Maker と Table Maker を提供。今後ツールを随時追加予定

  • 表は Gist ではなく Table Maker で PNG 化。実験 CSV のグラフ化、論文図からの数値抽出にも使える

  • 正本は引き続き、生成AIに手伝ってもらいながら執筆したテキストファイル内の Markdown。公開時に Table Maker で PNG を生成して note に挿入する

  • 維持コストが大きくなった場合、note のチップによる支援をお願いする可能性がある

本記事は Aezith が公開するフィジカルAI技術解説の一部です。フィジカル AI コンサルティング・PM 支援については https://www.aezith.com からご確認ください。

参考資料

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