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広島のサッカースタジアムは、巨大な公園を創っていた。

結論

天気関係なく楽しめ、災害が起きたときは、防災拠点に変わる。


明日ワールドカップ北米大会開幕

ワールドカップ北米大会が6月12日に開幕します。2026年のワールドカップは、予選を勝ち抜いた48チームがカナダ・米国・メキシコに集まり、12グループの予選を行なってから32チームが決勝トーナメントへ進みます。

予選が12グループに増えた結果、強豪国が分散されました。日本はグループFに入りました。ネーデルラント、チュニジア、スウェーデンと対戦します。決勝トーナメントに上がった場合、ブラジル・モロッコと対戦する可能性が高いです。日本は、一番厳しいグループに入ったと思います。

ワールドカップ北米大会開幕前日、サンフレッチェ広島の本拠地、「ピースウィング」に行って、広島県のサッカーの歴史を学びました。

ピースウイングに行ってきた。

サンフレッチェ広島のホームスタジアム

広島市には、「エディオンピースウイング広島(以下、ピースウイング)」というサッカースタジアムがあります。ピースウイングは、旧広島市民球場の跡地の北側に造られ、2024年2月に開業しました。サンフレッチェ広島のホームスタジアムです。毛利元就の三本の矢の故事から、サンフレッチェ広島というチーム名がつけられました。

スタジアムの訪問時、ちょうど試合が行われていました。応援団の声が50m離れていても聴こえるほど、サポーターの団結力の強さを感じました。

スタジアムを中心とした公園を創った。

都会のオアシスのような芝生広場

広島市は、北海道のエスコンフィールド、長崎市の長崎スタジアムシティとはちがい、スタジアムを中心とした街を創っていません。ひろしまスタジアムパークという大きな公園の一角を担っています。スタジアムの東側には、広大な芝生広場が広がっています。キャンプなどアウトドア道具の貸出もあります。飲食店からベーカリー、男性用サウナ、ライブラリーカフェなど、雨が降っても1日中楽しめるような設備も備わっていました。

防災拠点になる。

ひろしまスタジアムパークは、防災拠点としても活用されます。指定避難場所となっており、災害時は、約3万人の一時避難を受け入れます。備蓄倉庫も備えられています。防災センター、防災トイレも完備しています。支援物資の集積場所、災害ボランティアの活動拠点としても活用されます。

広島市は、水害が発生しやすい地域です。広島市街地は6本の大きな川に囲まれています。広島市の郊外は、もろい地質、平地が狭く山々に迫る住宅地が主な原因です。アストラムライン、可部線に乗ると、神戸市のように広島市の郊外がいかに山に近いかがわかります。広島市は、短時間で滝のような雨が降ると、土砂崩れが発生しやすい地域です。2014年8月20日、八木地区を中心に77名が亡くなる土石流が発生しました。

住宅地が山々に迫っているように見える

スタジアムでサッカーを勉強する。

ピースウィングの1階にはサッカー博物館がありました。なぜ、広島のサッカーが発展したのかが、わかりました。広島県は、西日本の中では、兵庫県に次いで全国高校サッカー選手権を通算9回制覇しています。銅メダルを獲得した1968年のメキシコオリンピックの男子サッカーでは、7名が広島県出身です。サッカーと言えば、静岡県のイメージがありました。静岡県は、小学校からサッカーの授業に力を入れ、学校レベルで鍛えられていました。広島のサッカーは、静岡県とは別の事情により、さかんになりました。

ドイツ兵からサッカーを教わって発展した

広島市は戦前、軍事都市として発展しました。1888年、江田島の海軍兵学校にサッカーが伝わって広島県のサッカーの歴史が始まったとされています。

1914年、第一次世界大戦が始まると、広島市南区似島の収容所にドイツ軍の捕虜が収容されました。日露戦争のときのにならって、捕虜から技術を学びました。本格的なソーセージ、バームクーヘンなど、ドイツの食文化ももたらされました。収容所内では、ドイツ兵のサッカーチームが組織されていました。ドイツ兵にとって、サッカーは娯楽でした。

 1919年1月26日、日本で初めてサッカーの国際試合が広島市内で行われました。ドイツ兵チームと広島学生チームが対戦しました。 広島学生チームが大敗しました。当時の広島のサッカーは、ただダッシュを繰り返すだけでした。ドイツ兵のプレーを目の当たりにして、広島の学生たちは、衝撃を受けました。ドイツ兵たちに指導を頼み、ドイツ式の技術、戦術を習得しました。卒業後、広島県内のみならず西日本各地で指導にあたり、西日本でドイツ式のサッカーが普及しました。

体育の授業で活躍できそうなほど基本的なサッカーの技術を取得できる。

サッカーを体験できるアクティビティもありました。エスコンフィールドHOKKAIDO内にあるバッティングセンターのサッカー版です。シュート、パス、ドリブルを体験できます。壁に書かれた数字に向かってボールを蹴ったり、ゴールに向かってボールを蹴って楽しみます。

基本的な技術も勉強できる

基本的な技術も書いてあるため、特に学生向けです。サッカー部に入らなくても、頭に入れれば、体育の授業の参考で少し活躍できます。小学生の頃には出会えていたら、少しは違った人生を歩めたかもしれません。

選手の身体能力がわかる。

展示には、サッカー選手の身体能力も展示を通じて実感できます。ここも、エスコンフィールドHOKKAIDOと同じです。両方行けば、野球選手・サッカー選手の身体能力のすごさを目の当たりできます。全部できなくても、どこを伸ばして食べていくか、考えさせられます。


今回は、ひろしまスタジアムパークへ行ってきた話をしました。サンフレッチェ広島の試合がなくても、公園として1日中楽しめる施設でした。BBQを楽しんだり、サウナでととのったり、カフェで読書・執筆したり、さまざまな楽しみ方が広がっていました。広島市を訪れるときは、ぜひ、行ってみてください。

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