【低軌道衛星通信網】災害時にスマホの衛星通信が無料で使えるようになるかも? 関連ニュースを整理してみた|楽天|日本専用の衛星通信網|スマホで接続
最近、「災害時にスマートフォンの衛星通信が無料で使えるようになるかもしれない」というニュースが話題になっています。
※災害時の無料開放については、現時点では報道に基づく「検討中」の内容であり、正式決定ではありません。
そこで今回は、現在分かっている情報を整理してみました。
楽天とAST SpaceMobileが日本専用の衛星通信網を構築へ
楽天グループは、アメリカのAST SpaceMobileと合弁会社を設立し、日本専用の低軌道衛星通信網を整備する方針です。
この衛星は、一般的なスマートフォンと直接通信できることが最大の特徴です。
つまり、
専用アンテナ不要
iPhoneやAndroidをそのまま利用可能
山間部や離島、海上でも通信可能
という次世代の通信サービスを目指しています。

総務省が最大1,500億円を支援
政府は「J-LEO(低軌道衛星インフラ整備事業)」として、最大1,500億円規模の支援を行う方針です。
目的は、
災害時の通信確保
山間部・離島の通信環境改善
経済安全保障
海外企業への依存を減らすこと
などで、日本独自の衛星通信インフラを育成する狙いがあります。
災害時は無料開放される可能性も
特に注目されているのがこの点です。
報道によると、
将来的には災害時に楽天モバイル契約者以外のスマートフォン利用者にも通信を開放する方向で検討されています。
もし実現すれば、
NTTドコモ
au
ソフトバンク
楽天モバイル
など契約先に関係なく、災害時に衛星通信が利用できる可能性があります。
※災害時の無料開放については、現時点では報道に基づく「検討中」の内容であり、正式決定ではありません。
2026年後半からサービス開始予定
楽天モバイルとAST SpaceMobileは、
2026年第4四半期(10~12月)のサービス開始を目指しています。
2025年には、日本国内で市販スマートフォンと衛星との直接ビデオ通話にも成功しており、実用化へ向けて着実に前進しています。
これまでの衛星通信との違い
現在、日本の大手3キャリアは主にStarlinkを利用した衛星通信サービスを進めています。
一方、楽天・AST陣営は、
普通のスマホがそのまま衛星につながる
音声通話
高速データ通信
ビデオ通話
まで視野に入れたサービスを目指している点が特徴です。
まとめ
現時点で正式に決まっているわけではありませんが、
政府が約1,500億円規模で支援し、日本独自の衛星通信網を整備する背景には、「災害時でも誰もが通信できる社会」を実現したいという目的があります。
そのため、災害時には携帯会社を問わず、スマートフォンで衛星通信を利用できる仕組みが実現する可能性があります。
※災害時の無料開放については、現時点では報道に基づく「検討中」の内容であり、正式決定ではありません。
今後、料金体系や利用条件、災害時の無料開放の詳細について正式発表があるのか、引き続き注目していきたいところです。
引用・参考ニュース
楽天モバイル・AST SpaceMobile 公式発表(2025年4月23日)
https://corp.mobile.rakuten.co.jp/news/press/2025/0423_01/Yahoo!ニュース
「楽天、衛星通信で日本専用網 総務省が1500億円支援へ」
https://news.yahoo.co.jp/articles/937193d6eb6b23beb75e1b2aa7a6e0870be0f4df総務省「J-LEO(低軌道衛星通信システム)」関連資料
https://www.soumu.go.jp/

