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太陽光発電所・蓄電所用のLANケーブルはSTPが良い

原因不明のPCS停止、蓄電池放電停止、映像が遅い理由はノイズかも

わんばんこ テックマツモトでおま
AIカメラの出荷数が増加し、いろんな現場映像を日々見ていますが、光回線を使っているにも関わらず、画像が表示されるのがやたらもたつく(遅い)ところが見られます。

遠隔監視装置+出力制御装置をやっている時も不具合の通信データ解析をしたら特定のPCSとの通信時にやたらノイズを拾っていたことがあります。
電流や電圧が急激に変化する太陽光発電所や蓄電所は存在そのものが電磁ノイズ発生源と言えるので、制御の要であるLANケーブルのノイズ対策は重要です。

遠隔監視装置や出力制御装置、ルータが度々フリーズする原因も「電磁ノイズ」ということも少なくありません。

LANケーブルの規格UTPとSTPってご存知ですか?

オムロンパワコンの出力制御装置をつないだことがあるかた覚えがあると思いますが、オムロン純正ケーブルのLANの先がメタルになっています。これはノイズ対策のSTPケーブルなのです。
こういうこだわりがさすがオムロンですな。

オムロン純正通信ケーブル

「STP」は「Shielded Twisted Pair」の略であり、STPケーブルは「シールド処理が施されているペアの撚りケーブル」を意味します。シールド処理を実施することにより、電磁波やノイズへの高い耐性を実現しています。

太陽光業界の多くのかたは屋外用/屋内用は意識していると思いますが、外部ノイズが発生しがちな環境なので、LANチェッカーでも問題ないのに不具合が多発したり、制御対象の機器が不安定だったり、仕様どおりのスピードが出ない場合はノイズを疑ってみてください。
LANケーブルの配線を電力ケーブルやトランスから離すだけでも改善傾向が見られるようなら、ノイズが発生しやすい環境なので「STPケーブル」に変更したほうが無難です。

STPケーブルも屋内用、屋外用があるので、発電所、蓄電所は熱くなりがちな環境なので、屋外用STPケーブルを使用するのが良いです。
STPは結構お高いので、せめて屋外用UTPでシールド付きにすべきです。

「安くやってよ」と言われがちで悩むところですが、エンクロージャー内、ラック内、PCSやトランスに近い場所を通す場合は元請けを説き伏せてSTPでしっかりやるのが漢の仕事だと思う。

PoE~カメラも電力線と平行して配線するような場合はSTPまたはシールド付きUTPを選択したほうが無難かも。全然違うのでシールドなしはダメ

耐エイリアンクロストーク性能、アース処理が 不要 なCat6A UTPケーブル

LANケーブルの断線や不良品に注意

LANケーブルは意外と施工時に強く引っぱったり8線のうち1本が切れてしまったり、RJ45加工時に折れてしまったり、結束バンドでキツ締めや無理な曲げで折れかかっていたりすることもあります。市販品であっても初期不良ということもありました。
つなぐデバイスによっては1本切れていても低速で通信できる場合もあったりするので、LANチェッカーは必需品です。STPやPoEをチェックできるテスターを持っていると尚良いです。

STPケーブルの作り方

STPでアースなしの実験

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