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北大祭開幕 心踊る6月の札幌

 6月5日、札幌に初夏を告げる北大祭が開幕しました。



 ここ最近は夏日が続きましたが、この日の最高気温は24度と心地よい気候。私も毎年、母校の学校祭を楽しみにしている一人で、今年も初日に繰り出しました。

 正門をくぐるとまもなく、案内所が見えてきます。パンフレットやチラシなどが置かれており、まずはこちらで情報を入手します。

 パンフレットはいつからか有料(100円)になりましたが、構内のセイコーマートで使える「やさしいコーン茶」1本引換券がついており、実質無料。その他に後述するスタンプラリーも付いており、ぜひ購入をおすすめします。

 案内所のすぐ先の中央図書館前には、この夏に北大南門横に開館する「こども本の森・北大」をPRするブースがありました。小さなお子さんと一緒に北大散策を楽しむ家族連れも増えそうです。

 では、模擬店が並ぶメーンストリート沿いを北上してみましょう。金曜の午後3時と開幕直後にもかかわらず、多くのお客さんでにぎわっています。

 農学部ローンではブルーグラス研究会による演奏が繰り広げられています。米国のアパラチア山脈南部に入植したアイルランド人の伝承音楽をベースにしたアコースティック音楽。ギターやマンドリン、バンジョーなどの弦楽器が陽気な音色を奏でます。大学時代の同級生も当時、毎年ここで演奏していたのを思い出しました。

 北大には、ヒグマ研究グループ(通称・クマ研)というサークルが古くから「ひぐま亭」を出店しています。こちらではヒグマの毛皮に触れられるコーナーや、熊の爪を使ったアクセサリーなども販売。以前はクマ肉の焼き鳥を出していましたが、今年は鶏や羊などの焼き串を売り出していました。

 新ひだか町の北大農場で飼育されている北大短角牛の牛串を扱う模擬店も。北大ならではの味覚と言えるでしょう。

 手前味噌になりますが、北大祭の目玉イベントになっているのが「インターナショナル・フード・フェスティバル(IFF)」。留学生との交流拠点となる多国籍料理レストラン「アパトゥリダ」(北区北16条西4丁目)を1995年から2009年まで運営していた「北大地球クラブ」が94年から主催してきたイベントです。
 2005年に北大留学生協議会が発足したため、運営をバトンタッチしました。私は学生時代にクラブの代表を務めており、留学生の出店を取りまとめたり、市内各地の町内会などを周ってテントをかき集めたりといった作業に汗を流していました。
 大学祭期間中は、レストランでも提供していたタイやマレーシアのカレーを販売。夏休みなどの長期休暇中は売り上げが激減する店の運営費に充てていました。

 30年近く経った今も留学生たちは生活費を稼いだり、母国に仕送りしたりするためにお国自慢の味を提供しています。特にアジアのカレーの食べ比べはおすすめで、こちらがスリランカ。

 こちらはパキスタン。

 バングラデシュもあれば 

 本場インドのチキンカレーもあります。
 ぜひ北大祭に来たときは食べ比べをお楽しみください。

 カレー以外にもアフリカのザンビア料理や

 若い女性にも人気の韓国料理ブースがあったり、

インドネシア料理があったり、

フィリピン料理があったり、

 札幌では珍しいミャンマー料理も食べられます。
 食事だけでなく、留学生との異文化交流も楽しめると思います。

 IFFを抜けた先にはセイコーマートがあります。
引換できるコーン茶の受け渡しテントも設営されていました。

 工学部前には今年も、建築学科の学生さんが設計した茶室で食べられる甘味処が出店。

 店名は世相を表すと言いますが、削りいちごの店「削って削って削ってまいります」にはネーミングセンスを感じました。

 メーンストリートの北端には、広島県出身の学生でつくる「北大広島県人会」による広島風お好み焼きの店もありました。
 こちらも数十年にわたって続く人気店。昨年は場所取りの抽選に外れたそうで見かけませんでしたが、復活して嬉しかったです。
 いわゆる麺入りのモダン焼きで、大学祭とは思えない本格的な味を楽しめます。

 北大祭の最近の楽しみの一つになっているのが、前段で書いたスタンプラリー。広いキャンパスをぐるりと巡り、6個以上のスタンプを集めるとくじを1回、全12個のスタンプで2回引くことができます。
 少なくとも1時間近く散策することになりますが、そこは日本一美しいとされるキャンパス、新緑の中を歩くのは何とも心地よいです。

 今年も全12個を集め、くじを2回引かせてもらったところ、いずれもクラシエのシャンプー・トリートメント・ヘアオイルのサンプル(各1個入り)3セットが当たり、計6セットをいただきました。企業の協賛が付いているとのことで、米5キロなどの豪華賞品も。

 100円で購入したパンフレットを片手に、アジア各国のカレーを食べ比べ。ペットボトルのコーン茶を飲みながらキャンパスを巡り、スタンプラリーの賞品もゲットする。6、7両日は気温が低めとの予報ですが、運動がてらこんな楽しみ方をしてはいかがでしょうか。

 札幌は来週の6月10日~14日がYOSAKOIソーラン祭り、14日~16日が北海道神宮例祭(札幌まつり)と、祭りが目白押しです。

 ハレの日が続く6月は、札幌を訪れるベストシーズン。市民も胸躍る季節なのです。

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