雑学note|リチウムの再生ってそういうことだったんだ!
リサイクルできるのに、進まない理由がまだあるの?
「じゃあ、これから使用済みの電池がたくさん集まるようになれば、リサイクルも一気に進むの?」
すると、チーフは言いました。
「そう単純でもないんです。」
「えっ? どういうこと?」
チーフによると、リチウムをリサイクルする技術は、すでにあります。
でも、
「リサイクルできる」と「リサイクルした方が得」は、別の話なのだそうです。
例えば、使用済みの電池を回収して、
回収して、
運んで、
分解して、
もう一度材料に戻す。
そこには多くの手間と費用がかかります。
一方で、リチウムの価格が安い時期には、
「新しく採掘した方が安い。」
ということもあるそうです。
なるほど。
私は、
「リサイクルできるなら、どんどん再生すればいい。」
と単純に考えていました。
でも実際には、
技術だけではなく、コストや経済性も大きく関係している。
ということでした。
知人の、
「世間で思われているほど、再生は進んでいないみたいだよ。」
という一言から始まった今回の疑問。
ようやく、その意味が分かった気がしました。
すると最後に、チーフがこんなことを教えてくれました。
「でも、これから状況は変わっていく可能性があります。」
「どうして?」
「今はまだ現役の電気自動車が多いですが、これから使用済みバッテリーは確実に増えていきます。
回収量が増え、リサイクル技術もさらに改良されれば、今より循環しやすい環境になるかもしれません。」
なるほど。
「思ったほど進んでいない。」
というのは、
「これからも進まない。」
という意味ではなく、
リチウムの再生は、
「循環の仕組を含めて、これから本格的な時代を迎える技術」
なのかもしれません。
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