雑学note|リチウムがたくさん集まれば良いの?
現在、リチウム需要の約8割が電気自動車(EV)向けだと知りました。
「それだけ電気自動車で使われているなら、回収もしやすそうだし、リサイクルもかなり進んでいそうだけど……。」
そこで改めてチーフに聞いてみます。
「電気自動車がこれだけ増えているのに、どうしてリチウムの再生は思ったほど進んでいないの?」
すると、返ってきた答えは意外でした。
「一番の理由は、まだ回収する電池がそれほど多くないからです。」
「えっ?」
少し考えてみれば、確かにその通りでした。
電気自動車は増えていますが、その多くはまだ現役で走っています。
つまり、バッテリーもまだ車に積まれたまま。
リサイクル工場へ運ばれる電池そのものが、それほど多くないようです。
さらに、中には車では使えなくなっても、家庭用や事業用の蓄電池として再利用されるものもあります。
そのため、すぐにリサイクルへ回るわけではないとのこと。
なるほど。
私は、
「電気自動車が増える」
ことと、
「リサイクルする電池が増える」
ことを同じように考えました。
でも実際には、その間には何年もの時間差があります。
では、使用済み電池がたくさん集まるようになれば、リサイクルは一気に進むのでしょうか。
ところが、話はそれほど単純ではないようで、
チーフによると、もう一つ大きな理由があるそうです。
えっ?
リサイクルできるのに、進まない理由がまだあるの?
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