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【全文】衆議院 内閣委員会 討論/幹事長・高山聡史(2026年6月24日)

2026年6月24日に衆議院 内閣委員会で行われた、チームみらい 幹事長・高山聡史による討論を全文書き起こしたものです。

案件:科学技術・イノベーション創出の活性化に関する法律の一部を改正する法律案(221国会閣41)

発言者=チームみらい 幹事長・高山聡史


チームみらいの高山聡史です。私は、会派を代表して、ただいま議題となりました科学技術・イノベーション創出の活性化に関する法律の一部を改正する法律案について、原案および修正案に賛成の立場から討論を行います。

1. ディープテックを国家戦略として長期で育てる意義の評価

本法案が対象とするディープテックは、研究開発から事業化までに10年以上を要することもある息の長い分野です。一つ一つの挑戦は、必ずしも成功するとは限りません。しかし、成功すれば、社会や産業、そして世界の在り方を大きく変える可能性を秘めています。

だからこそ国が、資金、人材、拠点、そして世界とのつながりを、長期的な視点で一気通貫で育てていく必要があります。

優れたベンチャーディレクターに責任と権限を大胆に委ね、世界で活躍する研究者、起業家、投資家が集う拠点を日本国内につくる。その国家戦略的な意義を、私は高く評価をいたします。

2. 有償貸付けの明確化への評価

同時に、国有財産と公的資金を用いる以上、説明責任とガバナンスは不可欠です。

今回、条文修正によって行政財産の貸付けを有償とすることが明確化されたことは、公平性と財政規律の観点からも妥当なものであるというふうに考えます。

3. フラッグシップ拠点の段階的拡張という構築方針への評価

また、フラッグシップ拠点について、本委員会での議論を通じて、まずは必要十分な規模で、1年でも早く、そして安く立ち上げ、需要の高まりに応じて段階的に拡張していくという考え方も示されました。

小さく始めて大きく育てるという考え方は、構想の志や将来の可能性を限定するものではありません。コストを抑制しながら将来の拡張性を担保するための建設的な提案であると考えます。

最後に、本構想の評価に当たっては、政府に対し、短期的な事業化の件数だけでなく、拠点全体を長期目線で評価することを求めます。

国は長期的に支え、現場には口を出し過ぎず、優れた人材に責任と権限を委ねる。この原則の下で、フラッグシップ拠点が世界中から才能が集まる魅力的な拠点となり、この構想がなければ生まれていなかったような事業が、一つでも多く生まれる。

そうした未来を期待し、私の討論といたします。