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【全文】国民会議 第21回実務者会議後ぶら下がり会見/高山聡史・峰島侑也(2026年7月27日)

2026年7月27日、給付付き税額控除などについて議論する社会保障国民会議の第21回実務者会議が開かれました。会議後に行われた、チームみらい 幹事長・高山聡史、国対委員長・峰島侑也のぶら下がり会見を全文書き起こしました。

▼会見の配信動画はこちら

記者 今回の国民会議実務者会議で、新しい中間とりまとめ案が示されたということですが、内容についてお伺いします。

峰島 今回、新たな中間とりまとめ案が提出されましたが、前回からの変更点は大きく4つあります。

1つ目は、「つなぎ」の部分です。もともとは単一のとりまとめ案のみが示されていましたが、今回は各党が主張する案が併記される形になりました。これが最大の変更点です。

2つ目は、これまでのとりまとめ案で示されていた、食料品消費税率を7%引き下げて1%とし、その1%相当分を給付に充てるという案について、今回、これが「議長案」であると明確に位置づけられた点です。

3つ目は、このつなぎ措置について、各党で最終的な話し合いが行われたものの、意見の一致には至らなかったことが明記された点です。これも大きな変更であると思います。 

最後に、いわゆる本丸の給付付き税額控除(「所得に連動したきめ細かな給付」)について、これが最終形ではなく、制度の将来像については「継続して検討を行う」ことが重要である旨が記された点です。

チームみらいとしては、この修正案を党内に持ち帰り、改めて検討することになります。ただ私個人の所感としては、もともとチームみらいが主張していた所得連動型給付についても、しっかりと記載をいただいたと感じております。

同時に、食料品消費税減税についてはさまざまなリスクがあることを我々はかねてより指摘してきましたが、その点についても記載されています。

食料品消費税減税については、引き続き記載されているものの、その点について合意には至らなかったことが明記されているので、チームみらいとして求めてきたことは、最低限は達成できているのではないかと私自身は感じております。

記者 (とりまとめが)一本にまとまらず、各党案の併記になった。その結果に対する受け止めはいかがでしょうか。

峰島 チームみらいとしては当然、所得連動型給付が物価高対策として最も優れた案であると信じて主張してきたので、給付案にまとめられなかったことは残念ではあります。

一方で、各党、種々様々なご意見がある中で、結果として実務者会議から離脱する政党もなく、中間とりまとめ案が提出されるフェーズまで行き着いたこと、これについては議長のご尽力を一定評価させていただきたいと考えております。 

記者 今後、仮に減税の方向で秋の臨時国会に法案が提出された場合、現時点で賛否をどのようにお考えになっているのでしょうか。その際、何らかの条件を付するとすれば、どのようなことになるのでしょうか。

峰島 チームみらいとしては現在、食料品消費税減税のリスクを複数指摘させていただいております。

たとえば、これは物価高対策として行われるものですが、そこで使われる予算のうち半分から3割程度は、実際には物価に転嫁されてしまい、国民の方々に届かないという非効率性についてです。

また高所得者の方ほど恩恵額が大きい点です。本来、中低所得の方々への支援を手厚くすることが目的であったはずなのに、食い違いが生じてしまっていることを指摘させていただいております。

仮に、こうした点について手当てができるのであれば、賛成することも十分にあり得るかと思います。ただ、そもそも食料品消費税減税という解決策にこだわってしまう場合、こうした課題を解決するのはおそらく難しいだろうと考えており、その場合は賛成することが難しいのではないかと考えております。

これまで申し上げてきたような消費税減税のリスクに十分に向き合っていただけるのであれば賛成し得るのですが、現状ではそれが難しいのではないかと考えております。

記者 本日の会議で、チームみらいさんとして何か発言をされましたでしょうか。また今後のスケジュールについてお話はありましたでしょうか。

峰島 はい。今回、まず各党から、このとりまとめ案に対してコメントしていく一巡の流れがあり、チームみらいからは、先ほど申し上げた点を述べさせていただきました。

すなわち、このとりまとめ案において各党の意見がしっかり記載されたこと。もともと、つなぎに向けた案として消費税減税案が記載されていましたが、それが議長案であると明確に示されたこと。また、つなぎに関して各党の意見一致には至らなかったことが明記されたこと。こうした点を評価していることを述べさせていただきました。

今後のスケジュールにつきましては、まず今週の水曜日、朝9時から改めて実務者会議があると認識しております。

私の認識としては、今回のとりまとめ案は、あくまで本日は受け取ったという段階であり、各党が党内でこれを確認し、それに対するスタンスを示すことが必要かと思っております。したがって、水曜日朝9時からの実務者会議においては、そうしたことが行われるだろうと認識しております。

高山 同日に、国民会議親会議が開催されるという話もありましたね。

記者 チームみらいさんとして、どのような党内プロセスを経るのでしょうか?

峰島 もう明後日のことですので、通常の党内プロセスに依らず、こちらに対するスタンスというものを党内で急ぎ決定したいと考えております。

記者 かねてからのチームみらいさんの主張が一定記載されている点を評価するとのことですが、納得のいくものになっているという印象なのでしょうか?

峰島 納得の水準をどこに置くかによりますが、消費税減税案は引き続き、結構なボリュームで記載されており、そのような点については、いろいろな意見があるのではないかと思います。

ただ先ほども申し上げた通り、各党さまざまな意見がある中で、議長として最大限努力をしていただいたことは、まずは受け止めております。