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チームみらい 党首会見 全文(2025年12月18日)

皆さま、本日はお忙しいところ、チームみらいの党首会見にお集まりいただきまして、心より感謝申し上げます。

本日は、
①補正予算に関連した参議院自由民主党との政策合意
②来年2026年の活動計画である「1年プラン」
の2点についてお話しいたします。

①補正予算に関連した参議院自由民主党との政策合意

私たちチームみらいは、今年5月の結党以来一貫して、明るい未来を作るための政策を訴えてまいりました。例えば、未来への投資としての子育て支援や、必要な人に必要な支援を申請なしで届ける「プッシュ型支援」の実現、「みらい まる見え政治資金」を活用した政治と金の問題の解決、などを主張しております。
今回、補正予算の賛否の検討においても、私たちチームみらいが注力するこれらの政策について、実現に向けた道筋を作れるかどうかを重視いたしました。
結果、参議院自民党との協議を経て、前向きな政策合意の覚書を交わすことができたこと、また、今回の補正予算案には私たちが今取り組むべきだと考える項目が含まれていること。この2点の理由から、チームみらいは補正予算に賛成することを決めました。

(1) 政策合意について

この度、参議院自民党との間でお手元の配布資料のような覚書を交わしました。
いずれも、私たちチームみらいが参議院選挙の公約として主張してきた内容であり、日本の未来のために必ず実現するべきだと考えている政策です。


2025年補正予算案への協力に基づく取組について

1つ目は、未来への投資としての出産・子育て支援の充実です。チームみらいは、妊娠・出産から子育てまで、包括的な子育て支援策を整備することで、日本を世界一の「子育て先進国」にすることを掲げています。今回の覚書では、具体的な政策提言の例として、分娩費用の負担を減らす政策を挙げ、検討を進めることについて合意しました。

出産費用の無償化については、厚労省でも検討が進んでいますが、チームみらいとしては、正常分娩に加えて帝王切開や吸引分娩など医療的介助を伴う分娩も自己負担なく受けられる仕組みや、無痛分娩の費用負担軽減についても、医療機関等への影響に留意しながら検討を進めてまいります。

また、子育て支援においては、踏み込んだ経済的支援策の検討も必要です。チームみらいは参院選において、世帯人数に応じて税負担を軽減する『子育て減税』や、障害のある子どもとその家族の生活を守る追加的支援給付・所得制限の見直しを訴えていました。こうした論点についても、党派を超えた議論を進めていきたいと考えています。

2つ目は、必要な人に必要な支援を申請なしで届ける「プッシュ型支援」の実現です。
チームみらいは、デジタル時代の行政のあるべき姿として、支援を必要とする方に申請なしで給付措置が行われるようなプッシュ型支援の仕組みづくりを掲げています。

今回、私たちチームみらいの働きかけにより、令和7年12月16日付で、重点支援地方交付金についての内閣府地方創生推進室からの各都道府県への事務連絡に、「プッシュ型支援」についての文言が追加されました。
https://www.chisou.go.jp/tiiki/rinjikoufukin/juutenshien/251216jimurenraku1.pdf

「生活者からの申請を待たずに給付を行うプッシュ型での支援を含め、速やかな支援や事務コストの削減の実施を図っていただく(引用)」ことを政府が都道府県に促す内容が、政府の文書に公式に記載された形です。これは、自治体が積極的にプッシュ型支援の実現に向けた取組を進めやすくなるという点で、非常に大きな成果だと考えております。引き続き、政府側でも実現に向けた環境整備は必要ですので、仕組みづくりを進めてまいります。

3つ目は、政治資金問題の解決に向けた取組です。
チームみらいが開発し、オープンソースソフトウェアとして公開している「まる見え政治資金」を参議院自民党の所属議員全員に周知する機会を本年度中に設け、所属議員の利用を見据えた活動を行うことをお約束いただきました。参議院自民党の方々にお集まりいただき、安野が直接、詳しくご説明する予定です。

政治資金の問題については、12月16日の総務委員会においても、林総務大臣の見解として「銀行口座やクレジットカード情報とのシステム連携は入力作業の軽減や転記ミス防止に効果が期待できる」という認識が示されており、チームみらいは技術の活用によって、政治と金の問題の解決に向けた取組を進めてまいります。

4つ目は、国会DXに必要な予算と措置の実現です。
チームみらいとして、国会のデジタル化が遅れていることに対する懸念と、具体的な対策を提示した結果、参議院改革協議会等の場で、議論を強化することで合意しました。

覚書でも例を挙げている通り、PC・タブレットの本会議への持ち込みと通信機能の利用許可、国会のペーパーレス化、FAX依存の削減、会議室等へのモニター・WiFiの導入、配布資料や紙パネルからデジタル表示への転換、明確な要件の下で議員のリモート出席の制度化などについて、議論を進めてまいります。こちらについては、自民党も含む与野党6党での超党派勉強会でも、私が共同代表として検討を進めており、年明けに提言を取りまとめて、衆参それぞれの議院運営委員会や議長に提出していく予定です。
以上4つの項目について、参議院自民党との間で政策合意を取り交わすことができたことが、補正予算に賛成した1つ目の理由です。

(2) 補正予算の内容について

次に、今回の補正予算の内容に対するチームみらいの理解をお話しします。今回の補正予算案は、物価高対策としてのおこめ券配布の是非など、一定議論の余地のあるものであったと同時に、チームみらいとしても参院選で「今取り組むべき項目」として訴えていた内容が一定含まれていました。
例えば、ガソリンの暫定税率廃止など物価高対策や、国立大学の運営費交付金の増加などAI・科学技術への投資について、積極的なスタンスが示されていた点は、チームみらいとしても前向きに評価できる内容だと考えております。
私たちは常に、無条件に賛成することも、逆に何にでも反対することもせず、今実現すべき政策は何かを是々非々で検討してまいります。今回は参議院自民党との交渉において、注力政策をしっかりと前進させていく内容の覚書を締結できたこともあり、補正予算案に賛成の票を投じました。今後も、各法案や予算案について、是々非々で判断しながら、政策本位の活動を行ってまいります。


②来年2026年の活動計画「1年プラン」

チームみらいの「1年プラン」についてもアップデートさせてください。チームみらいは、参院選でお約束した「100日プラン」のように、いつまでに何をするのか、活動計画をわかりやすくお示しして、定期的に成果のご報告をしながら活動していきます。

現在、2026年の活動計画として「1年プラン」を策定中で、正式発表は1月を予定していますが、来年もチームみらいは、次の6つの政策領域を注力テーマとして取り組みます。
1)私たちの声が届く政治の仕組みを実装: デジタル民主主義
2)ルールとツールの両輪の改革による、政治とカネ問題の解決
3)長期の未来に対する投資としての子育て・教育
4)必要な人に必要な支援を申請なしで届けるプッシュ型行政の実現
5)AIの利活用・科学技術への投資など、成長領域への戦略投資
6)時代の変化に合わせたなめらかな税制と社会保障制度の実現

これらの政策実現に向けて、

  • 『みらい議会』を通じて国民の声で国会を動かした事例を作る

  • 『みらい まる見え政治資金』の導入事例を増やす

  • 複数の重点政策について、必要な予算と措置を実現させる

  • 国会のDXを推進する

といった内容で、活動計画を具体化していきます。

来年は、今年作った土台の上で、各党・各会派との政策協議も、組織としての活動も、さらに強化していきたいと考えています。来年のチームみらい「1年プラン」にも、ぜひご期待いただければと思います。

以上