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人口世界一の爆発力を、日本株で取り込む。インドの成長で利益が伸びる「インド関連株」厳選20銘柄を一挙公開

インドは、単なる「新興国の一角」ではなく、日本企業の中期的な利益成長を左右する巨大市場になりつつあります。国連はインドが2023年4月に中国を上回り、世界最大人口国になると見込まれる水準に達したと発表しました。IMFの2026年4月世界経済見通しでは、インドの実質GDP成長率は6.5%と示され、中国の3.7%を大きく上回っています。世界銀行も、インド経済は2000年以降に実質ベースでほぼ4倍、1人当たり所得はほぼ3倍になったと説明しており、人口・所得・都市化が同時に進む局面です。(国連)


日本企業にとっても、インドは「作る場所」と「売る場所」の両面で重要性を増しています。2026年6月時点の報道では、日印間で今後10年の投資拡大が議題となり、日本側は対印投資を610億ドル超に増やす方針が示され、インドで操業する日本企業は約1,400社、2025/26年度の二国間貿易額は275億ドル規模とされています。自動車では、インド自動車工業会が2025年度第2四半期に乗用車販売104万台、二輪車販売556万台を公表し、二輪車は前年同期比7.4%増でした。製造業・消費財・医療・空調・住宅設備まで、需要の裾野は広がっています。(Reuters)

本記事では、タイトルで掲げた中心20銘柄に加え、インド成長をより立体的に捉えるための周辺10銘柄も含め、合計30社を整理します。自動車や二輪だけでなく、インフラ投資、農業機械、ファクトリーオートメーション、塗料、空調、医療機器、物流、半導体までを横断し、単なる「インドに拠点がある会社」ではなく、業績の変化点や投資テーマとの必然性が確認しやすい銘柄を選びました。なお、建設機械分野ではインド市場の一時的な鈍化もありますが、FY26の国内建機販売は13万6,995台、輸出は17,394台と約32%増、2030年に市場規模147.6億ドルへ拡大するとの見方もあり、長期テーマとしては引き続き注視すべき領域です。(The Times of India)

免責事項

本記事は2026年7月6日時点の公開情報に基づき、東京証券取引所に上場する銘柄を調査・整理したものです。投資判断は必ず自己責任で行ってください。本記事は特定銘柄の売買を推奨するものではありません。情報の正確性には万全を期していますが、完全性を保証するものではないため、最新情報は各企業のIR、決算短信、適時開示、JPXの上場会社情報などで必ず確認してください。JPXの上場会社検索は東証上場企業の基本情報や適時開示情報を確認でき、日次更新されます。(Japan Exchange Group)

1. モビリティ需要を取り込む自動車・二輪・部品

インド関連株の本丸は、やはり自動車と二輪です。人口増加、所得上昇、都市化、地方の移動需要が重なり、完成車メーカーだけでなく、クラッチ、駆動部品、EVパワートレインまで裾野が広がっています。

【インド四輪の中核】スズキ株式会社(7269)

◎ 事業内容:
軽自動車・小型車・二輪車・船外機を手がける輸送用機器メーカーです。国内では軽自動車に強みを持ち、海外ではインド子会社マルチ・スズキを軸に小型車市場で大きな存在感を持ちます。

・会社HP:

◎ 注目理由:
インド関連株として最も代表的な銘柄の一つです。2026年3月期の売上収益は6兆2,930億円、営業利益は6,229億円で、会社側は次期について売上収益6兆8,000億円、営業利益5,700億円を見込んでいます。インド新工場への設備投資に伴う生産能力増強により、主にインドで販売台数を伸ばす計画が示されています。四輪事業の2026年3月期売上収益は5兆7,064億円で前期比7.6%増、二輪事業は売上収益4,545億円で同14.2%増となり、二輪ではインドやコロンビアの販売増が増収増益に寄与しました。インドの大衆車市場、二輪需要、CNG・ハイブリッド・EVなどの環境対応車の広がりを同時に追える点が特徴です。(スズキ)

◎ 企業沿革・最近の動向:
小型車を得意とするメーカーとして国内外で事業を拡大し、インドでは長年にわたり現地市場に適した小型車を供給してきました。2026年3月期決算説明では、インド新工場投資と販売台数増加が次期計画の前提として示されており、インド事業は同社の中期成長戦略の中心に位置づけられます。(スズキ)

◎ リスク要因:
インド依存度が高いため、現地の為替、税制、競争激化、規制変更、販売金融環境の悪化が業績に影響しやすい点には注意が必要です。

◎ 参考URL(みんかぶ):

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):

◎ 参考URL(カブヨミ):



【二輪の収益柱】本田技研工業株式会社(7267)

◎ 事業内容:
二輪車、四輪車、パワープロダクツ、金融サービスを展開する総合モビリティ企業です。世界最大級の二輪メーカーであり、インドや東南アジアなど新興国二輪市場で強い販売基盤を持ちます。

・会社HP:

◎ 注目理由:
ホンダは四輪のEV戦略見直しによる一過性損失が注目されがちですが、インド成長を考えるうえでは二輪事業の収益力が重要です。2026年3月期通期の売上収益は21兆7,966億円で、EV関連損失1兆4,536億円の影響により営業損失4,143億円となりました。一方、2026年3月期第3四半期累計の二輪事業はグループ販売台数1,644万台、営業利益5,465億円、営業利益率18.6%とされ、インドやブラジルを中心に販売が堅調と説明されています。全社決算は厳しく見えても、インドを含む二輪事業はキャッシュ創出力の柱であり、事業別に見る必要があります。(Car Watch)

◎ 企業沿革・最近の動向:
二輪メーカーとして出発し、四輪、航空、ロボティクス関連技術へ事業領域を広げてきました。直近では四輪電動化戦略の見直しが業績に影響しましたが、二輪事業ではインドやブラジルでの販売が堅調に推移し、2026年3月期第3四半期累計で過去最高の販売台数・営業利益率を達成したと説明されています。(Honda Global)

◎ リスク要因:
四輪EV関連損失、米国関税、為替、インド二輪市場の競争激化がリスクです。二輪の強さだけで全社業績を判断しない姿勢が必要です。

◎ 参考URL(みんかぶ):

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):

◎ 参考URL(カブヨミ):

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